日本一の個人投資家である竹田和平さんは

「徳を積む」ことをすすめ「貯徳問答講」を主催されています。

 

徳を積む」ということには、どんな意味があるのでしょうか?

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<魔法のレシピ>

お金持ちになりたければ、神様がお金を

与えている人達が、どのような人なのかを考えよう

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◆竹田和平さんの教えてくださった「花咲か爺さん」
の物語で
「ある一言」が、とても印象に残っています。
「その物語」は、こんなお話しだったと思います。

 

◆昔、昔、あるところで、正直爺さんが

犬をかわいがりながら、大切に飼っておりました。
あるとき、その犬が、正直爺さんの家の庭で
「ここ掘れ、ワンワン」と吠えました。
正直爺さんがそこを、掘ってみると・・・

なんと宝物がざくざく出てきました。

 

◆それを見ていた、隣の家の意地悪爺さんは宝物欲しさに正直爺さんの犬を連れてきて「宝物がどこにあるのか教えろ」と犬に命令しました。
するとその犬は「ここ掘れ、ワンワン」と吠えました。

 

そこで意地悪爺さんが掘ってみると、うじやムカデや腐った生ごみがワンサカと出てきました。
これに怒った意地悪爺さん、なんと・・・正直爺さんが大切にしていた犬を殺してしまいました。

 

◆正直爺さんは可愛がっていた犬を殺されて、とても悲しみ、丁寧にその犬を葬り、お庭に埋葬いたしました。

 

すると、どうしたことでしょう。

翌年の春に、そこから芽がでて、大きな木がぐんぐんと育っていきました。

 

正直爺さんは、亡き犬を偲んでその木から、お餅をつくための杵と臼をつくりました。そしてできた杵と臼で、お餅をつきました。

 

すると、ついたお餅が「大判、小判に、どんどんとなるではないですか・・・」こうして正直爺さんはお金持ちになりました。

 

◆これを見ていた意地悪爺さんは、、、、大判、小判ほしさに正直爺さんの杵と臼を勝手に持ち出して、餅をつきました。

 

すると、どうしたことでしょう。
ついた餅が、ゴキブリやダニや糞尿になりました。
またまたこれに腹をたてた意地悪爺さん、懲りずに・・・

正直爺さんの大切な杵と臼を燃やしてしまいました。

 

◆正直爺さんは、大切な犬の形見の杵と臼を燃やされてとても悲しみました。

そこで、その燃えカスとなった「灰」を集めてきました。

 

そしてその「灰」を枯れ木に蒔きました。
すると、どうしたことでしょう。

その「灰」をまいた枯れ木に「美しい花」がどんどん咲きました。

 

そこで正直爺さんじは、廻りの家の人たちを喜ばすために「枯れ木に花を咲かせましょう」といって、他の家や道路の枯れ木に「灰」を蒔き、廻りの人たちを明るくして、喜ばせました。

 

それを見ていたお殿様は「枯れ木に花を咲かせる正直爺さん」にとても喜んで「花咲か爺さん」として、豊かなご褒美を与えました。

 

◆これを見ていた意地悪爺さんは、またもや、ご褒美欲しさに正直爺さんの「灰」を勝手に持ち出して、お殿様の前で「灰」を枯れ木にむかって蒔きました。

 

するとこの時、強い風で「灰」が飛び散りお殿様の目に入り、お殿様はたいそうお怒りになられました。
結局意地悪爺さんは、お殿様に捕らえられ牢屋に入れられてしまいました。
とさ。
めでたし、めでたし

 

◆このお話しから、竹田和平さんは教えてくれます。
「正直爺さん」は、犬や、杵や臼を「とても大切にしていただけでなく」大切な犬を殺されても、杵や臼を燃やされても「文句の一つもいわず」に
廻りの人たちのために「灰」を蒔いて、枯れ木に花を咲かせ続けたんだよ。

そして、いつも豊かになった。

 

◆逆に、「意地悪爺さん」は、正直爺さんと同じ行動をやっていたけど・・・


その時の動機は、いつも「自分が儲るため」と、自分のことばかり考えていたんだよ。

だから、いつも何をやっても上手くいかない。そして最後には捕まって牢屋に入れられてしまったのだよ。

 

◆「人間は最初の動機が、とても大切なのですね。。。」

 

和平さんの教えて下さった「正直爺さん」と「意地悪爺さん」の人生を分けた「この違い」がとても印象に残っています。

 

◆日本一の商人で歴代納税額が1位の斎藤一人さんは
「徳を積む」ことについて

 

「徳を積む」というのは、自分に得にならないことをやることだよ。

と教えてくださいました。

 

「お金持ちになりたければ、神様がお金を与えている人達がどのような人かを考えよう」という言葉がありますが

 

竹田和平さんも、斎藤一人さんも「徳」のある魅力的な方ですね。
いつも貴重な学びをいただき、ありがとうございます。感謝しています。
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<魔法のレシピ>

  毎日、廻りにある、人や、もの、出会いに感謝し大切にしよう

  人が喜ぶことを喜んで積極的にやろう

  「何をやるか?」だけでなく「何故やるか?」を大切にしよう

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