故 竹田和平さんからの手紙 2016年5月24日

 

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こんにちは、和平です。
私がお話をしたいと思うのは、

2025年の日本というのは、
ちょっと大変なことになりそうだな、と思うからです。

 

私は、83歳になりまして、病気になりまして、

自分の命を終える前に、何か思い残すことはないかな、
と考えたんですね。

 

そうしたら、
1つだけあった。

 

それは、日本が財政破たんの問題です。

これは、ずっと私が懸念をしてたことです。

今になって、いよいよ危なくなっても、
誰も警鐘を本気で鳴らしていないように思えた。

 

 

さあ、大変、誰も立ち上がらないんで、
私が立ち上がろうと思ったんですね(笑)

私は戦中戦後の悲惨さというものを知っています。

 

 

 

だからこそ、若い皆さんに私の経験した、
苦しい体験をして欲しくないな、と思うんですね。

 

この豊かで美しい日本を、遺したい、と思うこと、
花咲爺の願いです。

 

歴史は繰り返す、ということばという言葉があるように、
歴史は同じようなリズムがある。
ちょうど、今から80年前というのは、


二・二六事件だね。2017年前の

80年前は日中戦争がはじまりました。


日中戦争に入ったら、もう、どうしようもない。

戦争から引き戻すことは出来ないポイントだったと思う。

 

今、歴史の引き返せないターニングポイントというのが迫っている。

1931年に起こった満州事件から湧いた、満州景気というのは、
今の異次元金融緩和にあたると、僕は、思う。

1945年に本土決戦だ、と言って、
原爆が落ちて、悲惨な状態に追い詰められても日本は、
一億玉砕を目指したように、

 


今の日本は、福祉を行きつくところまでやり続けと思うんだね。

 

お金持ちの人は、政府にお金を吸い取られるんで、
ますます嫌な世の中が来ると思うよ。

 

いいですか、あなた方、
お金は幻なんですよ。

 

政府の方針次第でお金は、
あっという間になくなるんですから。

日本でも戦後、ハイパーインフレーションで、
物価は100倍になり、新円に切り替わって、
預金封鎖が起こった。

その後、財産税で最大
90%は政府に持って行かれたんですね。

 

 

庭木や石にも財産だといって、
お金を持って行かれるというんで、
大騒動になりましたね。

 

僕は、母親の手を引かれて、
農家に食料を求めに行ったときのことが、
今でも忘れられないんですよ。


「食料を頂けませんか」、と玄関先で言うと、
どこでもたちまち


「現金だめです」

と返事だけが返ってきましたんで、

耳にタコができました。

 

君たちは何の根拠もなく、今の生活は保証されて、
当たり前と思っているけれど、

何にも言わずにその時はやってくるということなんだ。

 

本当は、国家財政の状況なんかを見ていると、
家計簿が分かる人なら国が膨大な借金を抱えているということ事態が、
おかしい、

と気づくはずです。

 

人は、借金はだめで、
国は、借金を抱えてもいい。なんて、変だよね。

 

私は財政破綻説を唱えていたけれど、


日銀の国債買いに始まり、マイナス金利という

禁じ手をはじめても、
国債価格は簡単には、下がらない。


ちょっと最近は財政破綻はしないんじゃないか、

と思う。

 

各国で通貨安競争を始め、
ゆるやかに貧困に向かっている。

アメリカは金利を上げると、ドルに資本は流れる。
アメリカは強いね。

何が言いたいかというと、日本はゆるやかに国力を失い、
政治体制は社会主義に走っているんじゃないでしょうか、
ということです。

みんな平等を唱える、共産主義というものの実現は、
旧制ドイツ、ソビエトの崩壊などをとっても、
上手くいかないんですね。

 

平等、平等と言っているうちに、
福祉財源の赤字は積み重なり、
国力はゆるやかに落ちていきます。

経済の原理というのは、
自由市場主義の原理が働いているからです。

 

あなた達は何を信じているんですか。
自分より他に本当に信頼できるものはあるんでしょうか。

 

国はあなた方の人生の責任をとってはくれませんよ。

「じゃあ、何を信じたら良いんですか、、、」

そんな情けのないことを言っちゃあいけませんよ。

 

万物の霊長たる人間が、
犬や猫も自分の力で生きているんですからね。


本当は、みんな自分の中に、生きる力を持っている。

今、そのことを思い出すべき時なんです。

 

パスカルが、人間は考える葦であると言った。

つまり人間は考えなかったら、
ただの立っている一茎の葦なんです。

 

私は、戦中戦後を体験し、
バブルを乗り越えて、
5年で25倍の所得向上を経験しました。

人件費がそれだけ払わないと、
会社がやっていけなかったんですね。

 

バブルというのは良いイメージしかないかもしれませんけれど、
実際の経営というのは10件あったら1件しか残れない、
そんな厳しい淘汰の時代でもありました。

 

私は日本が元気になるためには、5年で5倍の所得向上を
元気のいい経営者と投資家に行ってほしい。

そして、折角築いた、
豊かで美しい日本というものを守るべき時なんです。

私はそれを経験していますから、
出来ると言えます。

 

今は、情報化時代になりましたから、
起業も簡単に、
ランニングコストもとても低くなりました。

 

グローバルに瞬時に安価に情報を広めることが
出来るようになった時代です。

投資もNISAが始まり、
ネットから情報を取得して誰でもが投資を出来るようになりました。


今、チャンスです。


智恵と徳があれば、所得向上は実現します。

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結句ね、景気は気の景色なんですよ。
リーダーのみなさんがやる気を出せば、景気は代わります。

パイオニアのみなさんが、2020年までに50万人立ち上がって、
よし、日本を守ろうと思って立ち上がって、
稼いで納税をするようになれば、世の中は変わると思っています。

 

経営者や投資家は、
人の何倍も働ける力を持っていますからね。

しっかり、経営者と投資家の皆さんには稼いで頂きたい。

 

 

今、福祉予算が約年間で、
100兆円ほどかかっている。
そのうちの税収は、今年は56兆と予想されています。

 

国の借金は赤字国債となって、日銀が買っています。
僕はいつも、「民が出来ることは、民がする」と言っています。


民間で福祉の部分を担い、

自由競争の中で淘汰され磨かれる仕組みを民が担えば、
今のコストの30%である30兆円の予算財源で福祉は、
さらに磨かれ効率よく出来る。

一気に政治体制は変わることは出来ないけれど、
ゆるやかに、民のできることは、民がする、というように、
シフトしていくべきなんですよ。

 

経営をよく知っている奴は、
やっぱり、馬鹿なことをしないんですよ。

 

いかに儲けを出すか、赤字は罪悪だ、
ということを知っているからです。

 

富というものは、
そもそも配分が変わるだけなんです。


お金は幻なんですね。

 

日本一の個人投資家  竹田和平より

 

 

 

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