勝負哲学/岡田武史 羽生善治

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カンブリア宮殿でワールドカップ日本代表で
歴史に残る16強のチームを創り上げた岡田武史監督の
特集を見ました。

■魔法の質問■
・あなたは、期限を意識していますか?
・あなたは、「くそう!」という魂を発揮していますか?
・あなたは、肝心なときに立ち向かっていますか?
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<魔法のレシピ>
90分だからこそ全力を尽くさなければいけない
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詩集 北国/井上 靖

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◆岡田監督がワールドカップの試合前、選手に
井上靖の詩集「北国」よりこの『詩』を紹介したそうです。
人生、地熱から算定して地球の歴史は二千万年から四千万年
父は生まれて四十年、そしておまへは十三年にみたぬと。
私は突如語るべき言葉を喪失して口を噤んだ。
人生への愛情がかつてない純粋無比の清冽さで襲って来たからだ。

◆「90分のたかがサッカー」だと!
でも90分だからこそ全力を尽くさなければいけない。
自分は自分以上でも、自分以下でもない。
今の自分に出来ること以上はできない。
今の自分のすべてを出す以外、やれることはない。
自分は自分だし、自分以上でも自分以下でもない。
ありのままの自分をしっかり受け止めていたい。
『くそう!」という、そういう魂

◆「なぜ2度目のサッカー日本代表の監督を受けたのですか?」
と聞かれ答えました。
98年ワールドカップの時は大変だった。
有名になるとは思ってなかったので電話帳に載せてたんですよ。
そしたら脅迫状や脅迫電話が止まらなかったですし、
変な人がくるので、パトカーが24時間家の前で守っていたことも
あるぐらいだったんでね。
本当はね、理屈ではのんびり暮らしていたいんだけど。
家族もかなり大変だったですね。
◆だから、家族もまさか(サッカー日本代表の監督を)もう一度
引き受けることはない!と思っていたみたいで。
「やる」と言ったら
「本当にやるの?」と言うから
「やらせてほしい」っていった。
「自信あるの?」と聞かれて
「全然ない」と・・・。
「じゃあなんでやるの!」って怒られましたけどね。
◆なんか知らないけど、「くそう!」というそういう魂。
「お前、これに立ち向かわないのか!」と。
ボクの人生はよく「ジェットコースターみたいだ」と言われる。
97年の時は「ジョホールバルで負けたら日本に住めないかな・・・。」と
思っていましたから。
「走れるようになっても走らなきゃ意味がないんですよ。」
「体幹トレーニングしていても体を当てなきゃ意味がない。」
「やれる限りのことをやった上で、勝負はやっぱり神様が決めるんだよね。
また神様の話になっちゃった(笑)。」
『自分にとってそこで精一杯生きてきたかどうか?』そういう意味で
後悔はしていない。

村上龍さん:  「今度はいつ代表監督に?」(笑)
岡田武史監督:「もうない!と思いますね。」(笑)

◆心理学で『死刑囚』と『無期懲役』の囚人の差を聞いたことがあります。
『死刑囚』も『無期懲役』も重い罪を犯したことは変わりませんが。
死刑を宣告された『死刑囚』は、その後の毎日を大切にして、卓越した芸術や
作品を残したり、深い思索をする方が多い。
逆に『無期懲役』を宣告された囚人は、その後の毎日をだらだら生きて
何も残さないことが多い。
アップルコンピューターの創業者で、数々の偉大な製品を生み出した
天才イノベーターといわれる、故Sジョブス氏は、毎朝、自分にひとつの
質問をしていました。
「もし今日が最後の日だとしたら、今日の予定を本当にする
だろうか?」
『偉大なものは期限があるからこそ生み出される』という
原理原則が作用しているのかもしれませんね!
そして私たち人間の魂がより深く成長して進歩向上するのも、もしかしたら
『死』という最終期限があるからなのかもしれませんね。
■お薦めの書籍 『岡田ジャパン ブレない「組織脳」』はこちら
平常心是道 ~W杯16強に導いた岡田前監督を支えた言葉~ (マイコミ新書)/著者不明

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<魔法のレシピ>
■ 肝心なときに『くそう!」という魂を発揮しよう!
■ 今、ここを精一杯生きよう!
■ 期限が天才を生み出す
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<さくらのB級グルメ> ★★★★
名古屋から知多半田にある
どさんこ家庭料理のお店「天盛」にいってきました。

温かい大将が修行した、北海道の料理がメインですが
料理のお味はどれも素晴らしく、まずは新鮮な「お刺身の盛り合わせ」を
堪能させていただきました。

その後、すっきりとした地酒がどんどんすすむ「イカごろ味噌焼き!」や
「めふんの醤油漬け」をいただきました。
「めふん」とは鮭の血合の塩辛だそうです。
そしてなんといっても『大将特性の卵焼き』は感動でした。
とび子とご飯が入っていて!
こんなに美味しい卵焼きを食べたのは始めてです。d(⌒o⌒)b♪

大将の人柄がよく、居心地がよいので、初めていったのですが
カウンターに座っておもわずまったりとしたとても素敵な時間を
過ごさせていただきました。

知多半田にあるお店まで、名古屋から50分くらいかかりますが
いい感じの隠れ家的なお店で、温かい人柄の大将がつくる
素材にこだわったおいしいお料理が食べたい!という方におすすめです。

■知多半田にある どさんこ家庭料理のお店「天盛」はこちら
http://loco.yahoo.co.jp/place/612c25a0395c0fff1c84f3ec5eac1d32ee08d81c/?prop=search&ei=utf-8&q=半田&p=天盛%2B北海道
最高のご馳走と素敵なひとときを有難うございます。