書籍『ほんとうは失敗つづきだった経営の神様 松下幸之助』
中島孝著を読みました!
内容を引用してご紹介させていただきます。
※お薦め書籍
『ほんとうは失敗つづきだった経営の神様 松下幸之助』より
ほんとうは失敗続きだった「経営の神様」/メトロポリタンプレス

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■豊かさを創る質問■
・あなたは、従業員を厳しく教育していますか?
・あなたは、社会からお預かりしたヒトを
きちんと教え導き、正しい仕事の価値観と一人前以上の
スキルを指導して社会に還元していますか?
・あなたの事業は人をつくっていますか?
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<卓越のレシピ>
松下電器はものをつくる前に人をつくる会社である!
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◆会社は社会の公器である。
人、モノ、カネを社会から預かって経営しているから、
松下幸之助はいつも社会を相手に仕事をしようと心がけてきた。
お客様はいつも社会であり、取引先はいつも社会
そのものだった。
1人が豊かになっても、社会が豊かにならなければ所詮砂上の
楼閣にすぎず簡単に崩壊してしまうほど危ういことも
幸之助はよく理解していた。
◆世間は正しい。絶対に正しい。
もし間違っているなら、それは間違っているということ
自体が正しい、と幸之助はよく指摘していた。
「お客様をお育て申し上げる」という、聞き方によっては
少し生意気な言葉もそこから出てきたのだろう。
社会は集合知であり絶対値でもあるが、社会を構成する
1人1人のお客様は時に間違うことがある。
◆だから、製品や技術、あるいは販売のプロフェッショナル
として正しい情報を提供しなければならないというわけだ。
さらに言えば、広く人材を社会から求めているからこそ、
従業員教育も本気で取り組まなければならない。
幸之助自身、従業員教育ではご機嫌取り政策は決して人のため
にはならない、と徹底している。
◆なぜ従業員を厳しく教育するのか?
一人前でなければ得意先お客様が困るばかりか、当の本人が
困るからだ。
リストラの憂き目にあって困るのは本人ではないか。
良薬口に苦し。
上に立つものは耳が痛いこともあえて言わなければならない。
当の従業員が指導に手抜きをしてもらいたい、と願っても
そうは問屋が卸さない。
◆形の上では、会社が労賃と引き換えにとっているように
見えるけれども、それは仮の姿に過ぎない。
実証は社会からヒトを預かっているのだ。
きちんと教え導き、正しい仕事の価値観と一人前以上のスキルを
指導して社会に還元しなければならない。
産業人としての使命の1つはここにある。
優先して耳を傾けるべきは、「もっとハードルを下げて欲しい」
「もっと甘くしてほしい」「もっと機嫌をとってほしい」という
従業員の潜在的な要望ではなく社会の要望なのである。
そうでなければ、企業は社会の公器とはいえないではないか。
◆今、中国では不思議な現象が起きている。
欧米企業のそれに比べて、日本企業に勤務する中国人の賃金は
2割も安いにもかかわらず、中国人は日本企業に勤めたがる
のである。
何故か?  理由は簡単。
日本企業(工場勤務)に入ると、きちんと仕事を
教えてくれるからだ。
製造訓練はもちろん、挨拶や整理整頓といった『躾』を
叩き込んでくれるからだ。
こうして日本企業で働いたというキャリアを、欧米企業は
高く評価して雇いたがる。
なぜなら教育訓練コストが省けるからである。
◆現場レベルの中国人はまず日本企業になんとしても潜り込んで
懸命に仕事をしてキャリアを積もうとする。
それから2割高い給料のもらえる欧米企業の工場従業員として転職する
というのが現場レベルの『チャイナ・ドリーム』となっている。
中国人から見れば、松下幸之助やパナソニックだけでなく、多くの
日本企業が『社会の公器』として展開していることがわかる。
◆松下幸之助は、パナソニックの前身である松下電器について
『松下電器はものをつくる前に人をつくる会社である』
ということを語っていました。
※以下,松下幸之助DVD『人づくりを語る』の一部分より
『私は、ずっと以前でございましたが、もう30数年前で
ございます。ふとしたことから、年若き社員に、お得意先に
行ったらこういうことを言えと。
『松下電器は何をつくるところか』と尋ねられたならば、
『松下電器は人をつくるところでございます、あわせて商品も
つくっております、電気器具もつくっております』
こういうことを申せ!
ということを言うたことがございます。
◆韓国サムスンの会長も、松下幸之助を徹底的に研究し、
幹部に松下幸之助の書籍を読ませていたというお話を聞いた
ことがあります。
企業は人なりということなのですね。
※お薦め書籍
『ほんとうは失敗つづきだった経営の神様 松下幸之助』より
ほんとうは失敗続きだった「経営の神様」/メトロポリタンプレス

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<魔法のレシピ>
■ なぜ従業員を厳しく教育するのか?
一人前でなければ得意先,お客様が困るばかりか、
当の本人が困るからだ。
リストラの憂き目にあって困るのは本人ではないか。
良薬口に苦し。
■ 形の上では、会社が労賃と引き換えにとっているように
見えるけれども、それは仮の姿に過ぎない。
実証は社会からヒトを預かっているのだ。
きちんと教え導き、正しい仕事の価値観と一人前以上の
スキルを指導して社会に還元しなければならない。
産業人としての使命の1つはここにある。
■ 世間は正しい。絶対に正しい。
もし間違っているなら、それは間違っているということ
自体が正しい、と幸之助はよく指摘していた
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<さくらのB級グルメ>★★★★★ ★★
$さくらの「ウェルシーシェフ」
リンガーハットで『長崎ちゃんぽん』590円と
『餃子』250円をいただきました。
$さくらの「ウェルシーシェフ」
『長崎ちゃんぽん』のたっぷり野菜は嬉しいですね。
$さくらの「ウェルシーシェフ」
餃子は柚子胡椒でおいしくいただきました。
$さくらの「ウェルシーシェフ」
ご馳走さまでした。
$さくらの「ウェルシーシェフ」
『リンガーハット』の社名は
長崎で幕末から明治初期の頃に活躍したイギリス人
実業家のフレデリック・リンガー(1840年-1908年)の
氏名から取っており、
それに明るく・響きのいい小さな家(HUT)を絡ませて
「リンガーハット」としたそうです。
素敵な社名ですね。
$さくらの「ウェルシーシェフ」
※『リンガーはっと』はこちら!
http://www.ringerhut.jp
ありがとうございます。