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標高8000Mを超える山は世界に14座あるそうですが

そのうちの6座を無酸素で登頂している日本で唯一の登山家である

小西浩文さんのお話しを伺ってきました。

標高8000Mでは、酸素の濃度が平地の3分の一しかないため普通の人は30秒間、そこにいると倒れてしまうそうです。

さらに、数々のクレパスや雪崩など危険と隣り合わせの世界だということです。

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<魔法のレシピ>

心を成長させる

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◆小西さんは、そのような過酷な登山の目標設定で、大切なことは・・・

目標を「登頂」にすることではなく

「生きて家に帰ってくること」にすることだといいます。

◆登山家のなかには、会社をやめたり、家族と別れてまで登山に来る人達がいます。

当然、そこまでしたのだから「頂上に登頂すること」を目標にしてしまう人がいます。

ただ、「登頂を目標にする」と、その後事故に逢う確立が格段に高くなるそうです。

小西さんは、厳しい条件の中の登山の「事故」は、
登りではなく、下山のときに起こる確立が99%以上だといいます。

「頂上に登頂すること」が目標だと、下山のときに「氣」が抜けてしまうからなのですね。

◆小西さんは、目標設定と同時に毎日、と身体を鍛えることの重要性も教えてくださいます。

小西さんはいいます。

「毎日のトレーニングは地味なものなのです。ただ、その地味なトレーニングを続けられる人のみがファインプレーを出来るのです、ですからトレーニングは欠かせません」といいます。

◆また小西さんは、朝からその日の仕事やトレーニングが終わるまでは食事をしないそうです。

「ライオンはシマウマを狩るときにお腹をすかしている。だから力がでるのです。

これと同じで、自分の力を最大に発揮するために、自分がその日やると決めたことを終えるまでは食事をしないのです。

『体力は、80歳、90歳になると衰えるかもしれない。ただし、心はいくつになっても成長する。』

◆小西さんは、トレーニングで毎日、三井ビルという55階ある新宿の高層ビルの階段を、1段飛ばして毎日「5回」登っていたそうです。

この講演会の前も高層ビルの階段を上がってこられました。

ちなみに、いっしょに階段を上がってきた人は
「ぜいぜいいっていました。」(笑)

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<魔法のレシピ>

■毎日のトレーニングを重ねられる人がファインプレーを出来る

■自分が決めたことを、やり遂げることを毎日の基準にしよう

■心はいくつになっても成長する

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