こんにちは!

『Zoom集客®の学校』の久家邦彦です。

突然ですが、あなたはサッカー日本代表の岡田監督をご存知ですか?

彼は横浜マリノスというJリーグの監督を務め、史上初の3連覇しました。

私は450人前後の入れ替わりがある営業会社の本部長など務め、マーケティング部長として売れる仕組みを作っていました。

その頃、岡田監督を講演に招いて、なぜ岡田監督の下でそれほどの結果を出せるのか、聴かせていただきました。

それは、【ブロークンウィンドウ理論】を取り入れてたからだそうです。

今回は、集中力の妨げ【ブロークンウィンドウ理論】についてお伝えします。

運を落としたくない 日本代表岡田監督

横浜マリノスでも、歴代3連覇はいません。

ワールドカップにも2回行きました。

その岡田監督が教えてくれたのが「超集中力」です。

「久家さん、私は横浜マリノスの監督を受けることになり、 彼らのロッカールームに行ったら、 実はだらしなかったんですよ。」

「どういう意味ですか?」

「スター選手もたくさんいましたけど、 ロッカーが汚く、開けっ放しとか、 遅刻してくる者もいました。

スター選手だろうが、プロだろうが、 そんなことをやっていたら運を落とします。

私は運を落としたくないのです。」

彼はかなり勉強する方で、他にも岡田監督が話してくれたのは、アメリカはニューヨークのジュリアーニ市長のブロークンウィンドウ理論です。

地下鉄が落書きだらけの犯罪都市で、まだ危ないところはあると思いますが、今は犯罪がかなり減ったと聴いて、彼は感動したそうです。

ブロークンウィンドウ理論というのは何かというと、アメリカ出身の犯罪学者ジェームズ・ウィルソン氏とジョージ・ケリング氏が発案した、実験に基づく理論です。

夜中、犯罪都市のニューヨークに、同じ車種の同じ年代の車を1台2台と並べて止めておきます。

前の車の窓ガラスだけを、ハンマーでガツンと割っておきます。

すると翌朝どうなると思いますか?

次の日の朝、前の車はボロボロにされるんですよ。

1個傷ついてるものというのは、窓ガラスを全部割られて、タイヤも全部取られて、ハンドルまで取られて、ボコボコにされて中のものも盗まれてしまいます。

では、後ろの車はどうなると思いますか?

一切触られないそうです。

不思議じゃないですか?

人間は、すさんでるもの、汚いものがあったら、すさませようと無意識に思うようです。

駅前自転車 カゴに空き缶、どうなるか?

30年前の昔のおもしろい話をします。

イメージしてみてください。

昔、日本は駐輪場がなくて、駅前に自転車がたくさん路上駐輪されていました。

会社員の私は28年間、必ず自転車と電車に乗って駅前にとめて通勤していました。

一つの自転車のカゴに、飲んだコカコーラとか缶カラを入れておくと、どうなるか分かりますか?

もうお分かりですね。

一つだけ自転車のカゴに空き缶を入れておくと、空き缶1個入れたそのカゴだけがいっぱいになってゴミ箱になってしまいます。

他のカゴはいっぱいになりますか?

不思議なことにこれもならないのです。

だらしないことをやっている人、結局人から嫌われることをやっている人は、心が見えなくなってしまい、心の中もゴミだらけになってしまいます。

そうなったら残念ですね。

事件現場になる場所 共通点

もっと残念な話をします。

3時のワイドショーのナレーターたちは、ここで殺人事件が起こったとか、誰かとインタビューをしていても、すぐ分かるそうです。

例えば八軒ほど家があるコーポで、殺人事件があった所は、行くとすぐ分かるそうです。

家の前の植木が枯れてて、新聞も出しっぱなし、ゴミが汚く散乱している、人の悪口を言っている、部屋が汚れていることなどで分かり、事件は必ずそういうところで起きています。

整理整頓されていると、人間の脳って、そうならないんですよ。

テレビのレポーターは殺人事件などもみんなは知っています。

聞いてみてください。

残念なことですが、人間はすさんでいくと、自分でも気づかないうちにどんどんすさんでいってしまいます。

だからあなたの集中力の妨げにならないよう、脳も心も周りも整理整頓しましょう。

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