ロバートキヨサキ氏のヤフーファイナンスのコラムに、67回「最悪の時に備える方法」があります。
ロバートキヨサキ氏は「最悪のときに備える」ために以下のことをやってきたそうです。
1.「従業員」ではなく「起業家」になった。
2.キャピタルゲインではなく、キャッシュフローをえるために投資している
3.インフレになることを予想して、金や銀、石油など、政府が紙幣を刷り増しすればするほど価格が上がるものに投資している
ロバートキヨサキ氏はいいます。
「不況の中で力強く成長することができれば、不況は最良の時になる」

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<魔法のレシピ>
最悪のときに備えよう
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浅井隆氏は著書「2014年日本国破綻」の中で、日本国政府の借金について警告をしています。
2014年日本国破産 警告編/浅井 隆

◆週刊「エコノミスト」は『日本国債 暴落』という特集を組みました。
『日本国の借金1000兆円、暴落は目前に迫る。ついにくる金利急騰地獄』
月間「文芸春秋」も経済学者である野口悠紀雄氏の「ついに国債暴落がはじまった」という特集を掲載しました。

◆その中で、野口悠紀雄氏は
「日本の経済と財政の破綻に対する『海外の警戒感』は、日本国の10年度予算の異常な予算を報道されてから、急速に強まっている。
ところがどうしたことか?日本人だけが危機感をもっていない。
現在の日本の状況を例えると、氷山に向かって直進するタイタニック号の船上でダンスを踊り狂う人そのものである。」

◆「日本経済の問題は、デフレと円高であるという人が多い。
しかし本当に怖いのは、インフレと円安である。」と書いています。

◆ちなみに、2010年1月25日に、財務省から、国債と借入金などをあわせた「日本国の借金」が2011年3月に973兆円に達するということです。
日本国の2009年の税収は40兆円を切るなかで
日本国の借金は、2010年度だけで73兆円も増えるそうです。

◆2008年、国の財政が破綻したアフリカのジンバブエは「国の債務残高のGDP比率が 218.2%(2007年)」になり財政破綻して、その後、年間インフレ率が2億3000万%まで上がったそうです。

◆『日本政府の借金は、2009年』に「国の債務残高のGDP比率が 218.6%(2009年)」となり、すでにジンバブエの破綻直前の数値を超えてしまいました。

◆日本の場合、対外債務が200兆円(米国債など、海外に持っている資産)と個人金融資産が1450兆円あるので、ジンバブエのようにはならないかもしれません。
ただし、今の日本国の借金の増加スピードが続けば、2014年までには「日本国の財政破綻が懸念されます。」
そこで浅井隆氏は「1、2年以内に国家破綻の対策をすませておくことを薦めています。」
国家破綻や恐慌に関する対策は、その人や、法人の現状によって違いますが、参考までに調べてみるといいですね。

◆ロバートキヨサキ氏はいいます。
「最悪のときに備えよう」
「不況の中で力強く成長することができれば、不況は最良の時になる」
※本ブログは、特定の投資をお勧めするものではありません。
投資は自己責任でお願いいたします。
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<魔法のレシピ>
■ 世界と日本の経済と財政の動向を常に学び、恐慌や経済破綻に対する警戒感をもとう
■ 1、2年以内に個人も法人も経済対策をすませておこう
■「不況の中で力強く成長することができれば、不況は最良の時になる
ロバート・キヨサキ氏
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