電球
発明王エジソンは
「白熱電球を発明するまでに14000回以上も失敗して、何故、あなたは諦めなかったのですか?」
と聞かれ・・・
「私は、一度も失敗などしていない。このやり方ではダメだ。という発見(学習)を14000回して、これは正しいという発明をしただけだ。」
という言葉を残しました。

◆発明王となったエジソンは、なぜ?「失敗」ではなく、14000回も『このやり方ではダメだ』という解釈(出来事の意味づけ)をし続けることができたのでしょうか???

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<魔法のレシピ>
1%のひらめきがなければ、99%の努力は無駄である
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◆トーマス・アルバ・エジソン(1847年2月11日 – 1931年10月18日)は、その生涯で、およそ1,300もの発明を行ったアメリカ合衆国の発明家で起業家です。

◆エジソンは1847年2月11日にミラン(オハイオ州)に生まれました。
小学校に入学するも算数の授業中に
「1+1=2」と教えられたのを鵜呑みにすることができず
「1個の粘土と1個の粘土を合わせたら、大きな1個の粘土になる。なのになぜ2個なの?」
という具合で、授業中に事あるごとに「なぜ?」を連発していたそうです。

◆さらにエジソンの好奇心は、学校内に止まらず
「なぜ物は燃えるのか」を知りたいと思い立ち、藁を燃やしていたところ、自宅の納屋を全焼させてしまったこともありました。
こうしてエジソンは、小学校の先生から
「君の頭はどうかしてる」
「この子の性根は、腐っている」
といわれ、入学からわずか3ヶ月で小学校を退学します。

◆この時、エジソンの母親は、この先生に
「この子の性根は、腐ってなどいません。先生、この子は、あなたよりよっぽど立派な大人になります。」
と言い返しました。
エジソンは、母親のこの言葉を生涯忘れることはなかったそうです。
そして・・・
「母親が、自分にとっての最大のヒーローだ」と述べています。
自分の身の廻りに、自分の存在を信じてくれる人がいる人は幸せですね。
もし誰もいなければ、自分で自分を信られるるようになればいいですね。

◆この後、エジソンの勉強は、教育熱心で小学校の教師であった母親がすることになりました。
このような少年時代を送ったエジソンは母親も手伝い、その後、1877年に蓄音機の実用化(商品化)して名声を獲得します。

◆エジソンは、ニュージャージー州にメンロパーク研究室を設立して、集まった人材を発明集団として機能させるべく、マネジメント面でも辣腕を振るいました。
エジソンの伝記ではこの発明集団を「天才の集合」と呼んでいます。
ちなみに、のちに自動車王となるヘンリーフォードも一時期、エジソンの研究所に勤めていました。

◆エジソンの研究所では、電話やレコードプレーヤー、電気鉄道、電灯照明、等を矢継ぎ早に商品化してゆきます。
なかでも注力したのは白熱電球であり、数多い白熱電球を実用的に改良しました。

◆エジソンは、白熱電球を発明するまでに、14000回以上も失敗しましたが、そのことを新聞記者に
「何故、そんなに失敗をしても、あなたは諦めなかったのですか?」と聞かれ
「私は、一度も失敗などしていない。このやり方ではダメだ。という発見(学習)を14000回して、これは正しいという発明をしただけだ。」という言葉を残しました。

◆エジソンは、この後、何年にもわたり様々な発明を成功させて『発明王』といわれるようになります。
晩年に「発明王になる秘訣を教えてください。」と聞かれたエジソンは・・・
『1%のヒラメキと、99%の汗だよ』と答えました。
この答えを聞いた新聞記者は、翌朝の新聞に
『努力の発明王エジソン・・・発明は、99%の汗、つまり努力が99%なのです。』という記事を書きます。

◆ところがエジソンは、すぐに反論を述べています。
「私が、いいたいことの本質が、伝わらなかった。」
『1%のヒラメキがなければ、99%の汗(努力)はまったく意味がない。』
「白熱電球は必ず点灯する、そして実用化できる」
という「1%のヒラメキ」があったので、99%の汗を苦もなくかかせてくれたのです。

◆つまりエジソンは
①「白熱電球を点灯して、さらに実用化しよう」
そして「自分の母親や、世の中の暮らしをより豊かにしよう。」
という明確な目標を持ち、日々の研究に没頭していました。

②そしてエジソンは日々の研究から学び、改善を続けていました。
「白熱電球は必ず点灯する、そして実用化できる」
そしてエジソンの頭の中には
「白熱電球は必ず点灯する、実用化できる」
というリトルピープルの声(ヒラメキ)や、確信(信念)が生まれます。
③エジソンは、狂人に思えるほどのエンスージアズムと膨大な研究を重ねる中で、最終的に白熱電球を発明し、実用化するという夢を現実にすることができたのです。

◆エジソンは・・・
「白熱電球を点灯して、さらに実用化しよう」
そして「自分の母親や、世の中をより豊かにしよう。」
という明確なビジョン(明確な目標)を持ち、そのための実行計画をたてて、それが信念となるまで、深層自己説得や行動と研究と改善を繰り返すことで
「白熱電球は点灯して、実用化できる。」という確信を持っていたのでしょうね。

◆だからこそ・・・
「私は、一度も失敗などしていない。このやり方ではダメだ。という発見(学習)を14000回して、これは正しいという発明をしただけだ。」と心の底からいえたのだと思います。

◆発明王エジソンは、こんな「名言」を残しています。
■「1%のひらめきがなければ、99%の努力は無駄である。」
■「最初のひらめきが良くなければ、いくら努力してもダメだ。」
「ただ努力だけという人はエネルギーを無駄にしているにすぎない。」
■「ほとんどすべての人間は、もうこれ以上アイデアを考えるのは不可能だというところまで行きつき、そこでやる気をなくしてしまう。いよいよこれからだというのに。」
■「完璧だと思っても、もう一押しすれば、おまけが手に入る。」
■「人生における失敗者の多くは、諦めた時にどれだけ成功に近づいていたのかに気づかなかった人たちである。」

◆『言葉』はその人の『思考』を表現しています。
エジソンの『言葉』から『エジソンの思考』から『エジソンの成功の秘訣』を学ぶことができます。
やはり・・・
「成功する人には、成功する理由がありますね。」
有難うございます。
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<魔法のレシピ>
■「首から下で稼げるのは1日数ドルだが、首から上を働かせれば無限の富を生み出せる」
■「成功するのに最も確実な方法は、常にもう一回だけ試してみることだ」
■「もし人間が持てる能力のすべてを発揮したとしたら、人間は自分自身に対して文字どおりびっくり仰天してしまうだろう」
発明王 エジソン
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