ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則/ジェームズ・C. コリンズ

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書籍『ビジョナリー・カンパニー』の
『12の崩れた神話』からです。
◆ビジョナリー・カンパニーは比較対象企業に比べ社員研修や
技能訓練、職業訓練にも熱心ですが・・・
「カルト(洗脳)のようだ」、つまり通常の企業の文化よりも
強い「カルト(洗脳)」がある理由が見えてきます。

例えば、デイズニーランドでは新らしいスタッフは全員、何日にも
わたる研修を受けて、以下のような言葉をすぐに覚えます。
・従業員 「キャスト」
・入場者 「ゲスト」
・群集   「観客」
・勤務  「パフォーマンス」
・仕事    「役」
・職務説明書 「脚本」
・制服  「コスチューム」
・人事部  「配役」
・勤務時間  「オンステージ」
・勤務時間外 「オフステージ」
◆独特の言葉を使い、綿密な脚本によるオリエンテーション
セミナーで考え方を、新しい従業員に吹き込み強化します。
熟練したトレーナーは、新しいキャストに
『ディズニーランドの歴史・誕生・神話・特徴について質問して
その背景にある理念への理解を深めていきます。

◆質疑応答は次のようにすすみます。
・トレーナー
われわれは、どのような事業を行っているのですか?
例えば、マクドナルドはハンバーガーを売っている。
それでは、ディズニーは何を売っているのでしょうか?

・従業員  
「人々を幸せにする仕事をしています。」
・トレーナー
その通り、人を幸せにする仕事をしています。
相手が誰であっても問題はありません。我々は人を幸せにする
ために働いているのです。
ここでは、仕事のために雇われた人はいません。
全員が我々のショーのキャストなのです。
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<魔法のレシピ>
基本理念を生かそう
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◆神話9
 
「根本的な変化を促すには、社外からCEOを迎えるべきだ」
<現実>
ビジョナリーカンパニーは、1700年の歴史のなかで、社外からCEO
を迎えた例は、わずか4回、それも2社だけだった。
ビジョナリーカンパニーは比較対象企業と比べて、社外の人材
を経営者として雇用する確立は、6分の1しかなかった。
ビジョナリーカンパニーの根本的な変化と斬新なアイデアは
社内からも生まれているのである。

◆神話10 
「もっとも成功している企業は、
競争に勝つことを第一に考えている」
<現実>
ビジョナリーカンパニーは、自らに勝つことを第一に考えている。
競争に勝っているのは、最終目標を達成しているからというより
「明日にはどうすれば、今日よりうまくやれるか?」と
厳しく問い続けた結果、自然に成功が生まれてくるからだ。
ビジョナリーカンパニーは、どれほど目標を達成しても、
どれほど他社を引き離しても、「もう充分だ!」とは
決して考えない。
◆神話11 
「2つの相反することは、同時に獲得することはできない」
<現実>
ビジョナリーカンパニーは、手に入れられるのは AかBの
どちらかで、両方は手に入れられないとは考えない。
ビジョナリーカンパニーは、AとBの両方を同時に追求する。

◆神話12 
「ビジョナリーカンパニーになるのは経営者が先見的な
発言をしているからだ」
<現実>
ビジョナリーカンパニーが成長を遂げたのは、経営者の発言が
先見的だからでは全く無い。ただしそのような発言は多い。
ビジョナリーカンパニーが偉大な企業になったのは、今日、
経営者の間に流行している『ビジョン、目的、使命、理念を書いた』
からでもない。
しかし、これらを文章にしている割合はビジョナリーカンパニーの
方が比較対象企業よりも多いし、それが流行する数十年前に
そうしている。
『これらを文章にするのは、ビジョナリーカンパニーを築く上で
役に立つ一歩になり得る。
しかしビジョナリーカンパニーでは基本理念を生かすために
何千もの手段を使う、終わりの無い過程をとっており、これは
ほんの第一歩にすぎない。』
◆ビジョナリーカンパニーは、基本理念を作ることは、
第一歩にすぎず・・・
基本理念を生かすために何千もの手段を使う、
終わりの無い過程をとっているということですが・・・
この「差」が「大差」となるのですね。

◆「あなたは、より幸せな毎日を生きるために
どんな 『差』を積み重ねますか?」
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<魔法のレシピ>
■ 根本的な変化と斬新なアイデアは社内から生まれる
■ 自分に勝つことに集中しよう
「明日にはどうすれば、今日よりうまくやれるか?」
と厳しく問い続けよう
■ AとBの両方を同時に追求しよう
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<さくらのB級グルメ>★★★
新宿センタービルの【楽釜製麺所】に
夕食を楽しみにきました。

すると、なんと!

飲み放題90分に、茹でたてうどん、天ぷら、
枝豆がついて880円というコースをやっていました。(*^。^*)

揚げたての、鳥の天ぷらや掻き揚げは
お塩でいただくと、おつまみにも美味しいですね。

フレッシュレモンサワーや焼酎・黒霧島のお湯割り
ハイボールなどをいただきま、ほろ酔い氣分で
帰りました。
有難うございます。