2013年、株式投資に答えがある/ビジネス社

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朝倉慶さんの書籍
『2013年 株式投資に答えがある』を読みました。

■豊かさを創る質問■
・あなたは、適格な思考の力を養っていますか?
・あなたは、タイミングを把握していますか?
・あなたは、大きなトレンドを見極めていますか?
※朝倉慶氏の金融講座はこちら!
http://www.funaiyukio.com/money2/
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<魔法のレシピ>
歴史から学び、待ち、真似る!
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◆金融危機以来、欧州各国は緊縮策の連発で財政再建を
目指してきていますが、ドイツを除いて欧州各国はほとんど例外なく、
債務残高の対GDP比は危機発生前の水準を上回っています。
財政再建を叫び、緊縮財政に耐えているにもかかわらずその効果が
さっぱり出てこないのです。
出てこないどころか国債の利回りは上がり(国債の価格低下)、
金利負担は増えるし、失業者は益々増大しています。
問題となっているスペインやギリシャでは若者の失業率は50%を
超えてきているのです。

◆「これ以上緊縮策をつづけても未来はあるのか?」
民衆のいらだちは当然でしょう。
緊縮策を放棄するのであれば、財政のばら撒きしかありません。
ところが一体ユーロのどこに財政出動を行う資金があるという
のでしょうか?
ギリシャ国民は「緊縮策は嫌だけど、ユーロには残りたい!」という
先日ギリシャの債務を7割も減額してやったばかりです。
これ以上、ドイツを中心とした北部欧州諸国が許してくれると思いますか?
そんな法外な要求にいつまでもつきあってはくれないでしょう!
おさまっては、ぶり返し、収まっては、また規模を大きくして迫ってくる
ユーロ危機、どうやって処方するのでしょうか?

◆「大丈夫ですよ!今までどおりやりましょう。魔法の杖を使いましょう。
昨年2011年12月も、あれだけのユーロ危機だったのが、
一氣におさまったではないですか! 魔法の杖の出番ですよ。」
昨年2011年12月、もうユーロは崩壊と思われたその瞬間に
さっそうと現れた、新しい救世主 ECBのドラギ新総裁は、まさに
大盤振る舞いよろしく『107兆円』という膨大な額を、ECB域内の銀行に
投下して、ユーロの金融危機をおさめたのです。
「この手があるでしょう!魔法の杖は健在です。
危機なんてお金(お札)をすれば一発で解決します。」

◆「QE3はまだか?」
市場関係者のFRBを見る目は常にこの一点です。
リーマンショックの後に、危機を治めたアメリカFRBのバーナンキ議長は
英雄です。
「何したかって?」
・QE1で、お金(ドル)を刷りました! 
その刷ったお金で、住宅担保ローン証券を買い取りました。
そして米国債を買い取りました。
「よくやった!とりあえず危機は、おさまりました。」
ところが、1年後にまた、金融がおかしくあんると、何をしたか?
・QE2で、お金(ドル)を刷りました! 『魔法の杖』の登場です。
その刷ったお金(ドル)で、米国債を大量に購入しろ!と
8ヶ月にわたりドルを刷り続けました。
お陰で、QE1、QE2でドルをするたびに株価が反応し、この好調な
株価をベースにアメリカ経済は復活模様です。
『魔法の杖は健在です!』お金さえすれば何でも解決です。

◆日本はどうでしょう?
「いつまでたってもデフレではないか?」
「バーナンキーやドラギを見習え!」
「何でもっとお金を刷らない!魔法の杖を使え!」
米国や欧州では、しきりに『魔法の杖』をつかっているのに
日銀はつかっていない!というのです。
日銀からすれば「そんなことはない!2000年から見れば10倍以上の
国債の買い取りをおこなっているのですよ!もう勘弁してくださいな!」
といいたいかもしれませんが、そんな言い訳は許してくれません。
◆日本国民はもう20年もデフレにくるしんでいるのです。
ついに国会議員は、いきりたってきました。
日銀が言うことを聞かないなら、日銀法の改正です。
「目標が達成できないなら、責任を取らせろ!当たり前のことだろう!」
というわけです。
欧州も米国も日本も、あらゆる市場関係者の目は『魔法の杖を使うのか?
それとも使わないのか?』、つまり「お金を刷るのか?刷らないのか?」
に釘付けです。
中央銀行というマネー製造機(お金製造機)に頼るしかありません。
◆にわかに続くこの勢いに、ふと正論が発言されます。
『中央銀行が国債の買い入れを通じて、最終的に再現のない資金供給に
追い込まれれば、この膨大な通貨供給の帰結は、歴史の教えに従えば
制御不能なインフレである!」
これはワシントンでの、日銀の白川総裁の発言です。
日本の2012年の国債の買い取り額は、40兆円。
一方で新規国債の発行額は、44兆円です。
いやいやながら国債を買い続けているのが日銀ですが、もうすでに
毎年の日本の膨大な国債発行の全てを買い取るまでにその量を
拡大してきているのです。
それでもご存知のように国会で「足りない!」とつるしあげられて
いるのです。
◆完全な感覚マヒ!
「一体どこまで中央銀行のマネー製造機『魔法の杖』が機能できる
と思いますか?」
「インフレなんて、全くこないじゃないか?」その通り!
しかし、いつか確実に来るのです。
それも何かのきっかけで突然爆発するのです。
世界一の投資家といわれるWバフェットは
「債券など通貨に関連した資産は最も危険だ!」と警告を発しました。
Wバフェットがいうには、今の世界中の金利は安すぎるというのです。
そしてやがて金利上昇(インフレ)が訪れる。
その時、現金や国債などで資産を保有している人は実質価値を大きく
失うだろうと警告したのです。
◆大不況に見える世界経済ですが、ニューヨークダウは市場最高値まで
10%しかありません。
新興国は軒並み金利引き下げラッシュです。
繰り返しますが、日銀はさらなるマネー供給を続けるしかないのです。
この流れは、必ず株式市場を刺激してくることでしょう。
そしてその第1弾が今年から始まっているのです。
いよいよ現金はその実質価値を失うインフレが迫ってくるのです。
どのように生き抜くか?その答えは株式市場にあるのです。

◆朝倉慶さんは、ジョージソロスもジムロジャーズも
バーナンキーもドラギも勝負師であるといいます。
そして欧州、米国、日本と中央銀行がマネー製造機(お札を刷る)
しかない状態では、いずれインフレが爆発すると予測しているのです。
もちろん、人間の予測や予想に完璧はありません。
投資や資産運用はもちろん100%自己責任が基本ですが、
経済関係の文献を読む際に、とくに注意している哲学が3つあります。
①『適格な思考の力を養う!』
書籍に書かれている、どの部分が A:『意見』なのか? 
そしてどの部分が B:『事実』なのか?
②『タイミングが重要である!』
いつ頃、書かれた書籍で、その書籍の予測は、
「いつから、いつまでの時点」のことを予測しているのか?
③『大きなトレンドを見極める!』
世の中の大きな流れは、どちらに向かうのか?
『歴史から学び、待ち、真似る!』 
◆日本一の個人投資家である竹田和平さんが教えてくださるとおり
「物価」というのは「お金という信用」と「モノ」が交換される
中で決まります。
したがって「信用が下がればさがるほど、お金を刷らなければ
ならなくなる。」
それが、片一方の「モノ」を生み出す力と均衡していれば問題は
ないんですよ。でも、今はモノを生み出す力とは全く別の要因で
経済が回転してしまっているわけです。
このまま欧州、米国、日本の中央銀行が『魔法の杖を使い』、
お金を刷り続ければ、いずれはインフレに向かうのでしょうが
それはいつ頃、どれくらいの規模で起るのでしょうか?
「原因」と「結果」にはタイミングにズレが生じます。
投資は、この『ズレ』をピッタリと予想する事が必要になります。
「経済は、同じことは起らないが、似ていることが起こる!」
日本で唯一の金山会社である株式会社ジパングを上場している
松藤民輔さんが仰られるように
『歴史から学び、待ち、真似る』これが重要なのでしょうね。
※このブログは特定の金融商品をお薦めするものではありません、
投資は自己責任でお願いいたします。
※お薦め書籍『2013年 株式投資に答えがある』はこちら!
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<魔法のレシピ>
■ 適格な思考の力を養おう!
書籍に書かれている、どの部分が A:『意見』なのか? 
そしてどの部分が B:『事実』なのか?
■ タイミングが重要である!
いつ頃、書かれた書籍で、その書籍の予測は、
「いつから、いつまでの時点」のことを予測しているのか?
■ 大きなトレンドを見極める!
世の中の大きな流れは、どちらに向かうのか?
『歴史から学び、待ち、真似る!』 
※このブログは特定の金融商品をお薦めするものではありません、
投資は自己責任でお願いいたします。
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<さくらのB級グルメ>カクテル編★★★★★ ★★★

世界No.1ラムブランド「BACARDI(バカルディ)」の缶カクテル
「バカルディ キューバリブレ」と「バカルディ モヒート」を飲みました。

以前は、バーに行かなければ飲めないようなカクテルも今はコンビニで
手軽に買えるのが嬉しいですねヾ(@^▽^@)ノ

「バカルディ モヒート」は「バカルディ」ラムとソーダ、ミント、ライムで
作られるカクテルを缶商品化した、爽やかな香りが特長♪

「バカルディ キューバ リブレ」は「バカルディ」ラムとコーラに、
ライムフレーバーを加えた、キレ味の良さが特長の「本格派」カクテルです。
どちらも手間をかけずに、どこででも本格的な「バカルディ」カクテルの
味わいを楽しめます♪

~・~BACARDI JAPAN | HISTORY~・~
1862年2月4日、ドン・ファクンド・バカルディ・マッソが、
小さな蒸留工場を買い取り、サンチアゴ・デ・クーバにて
バカルディを設立しました。
バカルディは、数年間に渡る試行錯誤を経て、ラム酒製造過程に
新たな蒸留手法を取り入れ、蒸留酒産業に変革をもたらしました。
ドン・ファクンドは、高品質のサトウキビ廃糖蜜を選定し、
(今日も使用している)特殊なイースト菌を抽出、濾過し、
米国産のホワイトオークでできた樽でラムを熟成させた後にブレンドし、
完璧な味を生み出しました。
ドン・ファクンドが作り出した舌触りのいい軽い蒸留酒こそ、
当時の渋くて「火の出るような液体」とは全く異なる、バカルディラム
だったのです。
バカルディは、世界初のプレミアムラムであり、混ぜ合わせることができる
ラムとして、今日、ますます成長しているカクテル文化の先導にも貢献して
きました。
熟練のマエストロス・デ・ロン(マスターブレンダー)は、現在でも、
ドン・ファクンドが打ち立てた厳格な基準と同等の基準に従っています。

※バカルディーはこちら!
http://www.bacardijapan.jp/brand/rtd/bacardi/
最後までお読みいただき、ありがとうございます。