株
竹田和平さんは
「最近の世界同時暴落も、その本質は、デ・レバレッジにある。」といいます。
2009年12月時点で、米国の大手金融機関ゴールドマン・サックスの資産が日本円で約8兆円。
ところが、420倍以上のレバレッジをかけていてデリバティブ残 約3360兆円。
なんと!!単位は「兆」です・・・
日本国の2009年の税金の歳入が最終的には34兆円を切るだろうといわれ、歳出予算が92兆円を超える、そして1000兆円の負債はGDPの2.5倍に迫ります。
日本でも最近、国家破産だ!!預金封鎖だ!!と騒ぎはじめましたが、どうやら世界が一蓮托生のようですね。
オバマ大統領が金融規制をかけようとしても、大きすぎてつぶせないという意味がよくわかります。
ちなみに今年の米国にある銀行の破綻数は、昨年を越える圧倒的なペースで推移しています。
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<魔法のレシピ>
天を相手に生きよう
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◆竹田和平さんは教えてくださいます。
ヘッジファンドが借金をして資産を膨らませれば、レバレッジ効果によって、値上がりによる利益は何倍にもなる。
ヘッジファンドは成果主義だから、報酬を受け取る側の人間は大儲けできる。

◆しかし一度、値下がりに転じると、アッと言う間に逆回転を始める。
これこそが、デ・レバレッジの恐怖なのです。
目論見が外れて資産の評価額が一方的に目減りしても、借金は減らないからです。
いわば他人の金を担保にして借金をし、儲けようとしたのがファンドなのです。
わずかの値下がりでも自己資本まで食いつぶす。
食い潰される資産は言うまでもないが投資家の資本です。

◆それでも、解約を求める投資家に現金を返さねばならないから現金化の為に、損を承知で手当たり次第に資産に資産を投売りすることになる。
その投売りによって、さらに資産価値は暴落してしまう。
竹田和平さんは『投資の5か条』を教えてくださいます。

■上がってよし、下がってよしの株価かな。
株価が上がれば単純に嬉しいけど、下がれば買い増しのチャンスですからそれもまた嬉しいのです。
でも投資でも、誰かの言うことを聞いて、たまたま成功してしまったら、それこそ大きな不幸なんです。次は必ず失敗するからです。
■株式投資というのは、根本的に言って、経営者という人間に投資する行為なのです。
■値上がりを期待して、株を買ってはいけません。
みんなが見放してしてしまって、値上がりしそうもないと思える株を買い支えてあげるんです。
■花が咲くまでに5年はまっても、かまわないと思って臨めば、
思いがけない銘柄も見つけられるものです。
『セオリー VOL6 お金の探求より』
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<魔法のレシピ>
■竹田和平さんの生きかたから学ぼう
を貯めよう
■感謝の気持ちで生きよう
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