事業
書籍『7つの習慣』や「成功の9ステップセミナー」で著名なジェームス・スキナー氏の起業とビジネスについて、お話しをお聞きしました。
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<魔法のレシピ>
原則に沿って事業を続けよう
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◆起業に必要な優先順位の最初は
①『その国の法律に従うこと』
法人に関する法律は、国ごとに定められています。
その範囲でビジネスをやることはもちろんですが、そのために弁護士、税理士、社労士など、国の機関と話ができる専門家を活用することだといいます。

◆2番目は
②『売上を上げること』
売上を上げれば、改善ができます。
例えばさらに『売上を増やす』ために・・・
・さらに顧客数を増やすのか?
・さらに単価をあげるのか?
・さらに購買頻度を増やすのか?
それとも
『収益をより継続的に拡大していく固定売上が上がる仕組みをつくる』などです。

◆『3番目は収益を改善することです。』
固定費を限りなく0(ゼロ)にすることです。
毎月支払う固定費は極限まで下げるのです。

例えば、Jスキナー氏の創業時は、自分の手のひらに
『固定費0(ゼロ)』と書いて会社にコピーもおかなかったそうです。
なぜなら、コピーがあるから無駄なコピーをする。
コピーは1回1回、外で取りにいくと無駄なコピーが激減したそうです。

◆さらに経営者として『一刻も早く損益分岐点を超える為』に
・社員の給料は最低賃金ぎりぎりの固定給を支払い
それにプラスして、セミナーに集客したインセンティブ(変動費)で給料をお支払いする。
・最初は家賃も、自分が今、住んでいるところから始める。
そして、収益を改善しつづけることだといいます。

◆面白いと感じたのは、Jスキナー氏の経営哲学の一端です。
「自分が現場で経営する会社は、他の人が出資したお金で経営をする。」
「自分の資金は、他の優秀な経営者が経営する会社に投資するということです。」
理由は、いろいろあるようですが・・・
このやり方だと、人様のお金(資金)や、自分のお金(資金)を無駄にする確立が低くなり、より効果的に活用できると考えているそうです。

◆『業を起こすのことが、起業』と考えると、収益をあげつづけることは当然ですが、他の人のお金(OPM)や、他の人の時間(OPT)や他の人の能力、他の人の知恵を活用することが事業だと考えると社会に貢献する形で、より良い事業をすることが最低限のミッションだと思われます。
原則に立ち返り、関係者がより幸福になるための事業を続けていきたいですね。
有難うございます。
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<魔法のレシピ>
■事業の目的に従い、関係者に貢献しよう
■事業に必要な優先順位に従おう
■関係者がより幸福になるために事業を続けよう
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