もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら/岩崎 夏海

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『もしドラ』
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの
『マネジメント』を読んだら!
第3話「みなみは人の強みを生かそうとした!」を読みました。

・『顧客にとっての価値』
企業が自ら生み出していると考えているものが、重要なのではない。
とくに企業の将来や成功にとって重要ではない。
「顧客が買っていると考えるもの」が重要である。
それらのものが事業が何であり、何を生み出すのかを規定し
事業が成功するか否かを決定する。
・『顧客の創造に不可欠な二つの機能』
企業の目的が顧客の創造である事から、企業には二つの基本的な
機能が存在する。すなわちマーケティングとイノベーションである。
この二つの機能こそ起業家的機能である。  
・『顧客の関心はどこにあるか』
顧客は自からが求めるもの、必要とするもの、期待するもの
にしか関心を寄せない。顧客の関心は、この製品あるいは企業は
自分に何をしてくれるかである。
     Pドラッカー

■豊かさを創る質問■
■ あなたは、顧客の無言の声を理解していますか?
■ あなたはには「自己目標管理」の仕組みがありますか?
■ あなたの組織は、個人の強みを生産に結びつけ
弱みを中和していますか?

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<魔法のレシピ>
顧客の無言の声を理解しよう!
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ここからは『もしドラ』
第3話「みなみは人の強みを生かそうとした!」
のあらすじになります。

秋期大会後、一時的に雰囲気が良くなったものの、中間テスト後に
再会すると、まただらけてしまった程久保高野球部。
川島みなみは「マネジメント」の
「消費者運動こそが顧客の求めているものを表している」
という理論から
部員が練習をサボるのは、「練習のメニューが面白くない」という
野球部員の無言の声だ、つまり練習内容の改革が必要だと気づく。
しかし、練習内容の改革には野球部の監督が動かなければ
どうにもならない。

◆川島みなみは「マネジメント」の「人は最大の資産である」
「組織の役割とは個人の強みを生産に結びつけ、
弱みを中和することである」という言葉から
無口だが監督の信頼の厚いマネージャーの北条文乃に、
加地監督の意志を選手に伝え、また監督と一緒に魅力的な
練習メニューの作成を行うという重要な「役割」を与える。
加地監督と北条文乃は、一晩で分厚いファイルの山を
作成してきた。
新しい練習メニューは、毎日の練習の中に試合の面白さと
緊張感を取り入れるため、野球部を3つにチーム分けして
チームごとの結果を競い合うというもの。

◆これは個人の強みを伸ばし、「マネジメント」の「自己目標管理」
を自然にやることだった。
北条文乃は川島みなみの影響を受け「マネジメント」を
参考にしたのだ。
しかしただ一人、桜井祐之助は試合で2回もエラーをして
しまった事で

「自分は野球部にいない方がいい」と上級生の陳花江と、
カラオケで遊び回っていた。

◆川島みなみはそんな祐之助を野球部に戻るように説得にかかる
桜井祐之助は川島みなみから
「レギュラーに選ばれたんだから責任がある。ピッチャーの
浅野くんはあなたを信頼している。
試合でのエラー経験は、あなたの強みだ。」
という説得に心が動き、野球部に戻ってきます。
そして結局、「不良の」陳花江も野球部のマネージャーに
なってしまいます。

◆『他産業の製品が競争相手になる』
顧客が買うものは満足であるという事実から、あらゆる製品や
サービスが突然まったく異なる生産、流通、販売のされかたを
している他産業の製品やサービスと競争関係におかれる。
『顧客は合理的である』
・『重要なのはノンカスタマの情報』
最も重要なのはノンカスタマ(非顧客)についてのものである。
変化が起るのは、ノンカスタマの世界においてである。
・『外に出てノンカスタマを知る』
いかなる事業にあろうとも、責任ある立場の者は、多くの時間を
社外で過ごさなければならない。ノンカスタマを知ることは至難である
だが外に出てノンカスタマを知ることだけが、知識の幅を広げる
唯一の道である。
      Pドラッカー
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<魔法のレシピ>
■   『目標管理』 
組織の健全さとは、高度の基準の要求である。
目標管理が要求されるのも、高度の基準が必要だからである。
     Pドラッカー
■ 『自ら目標を設定せよ』
自らが率いる部門の目標は、自ら設定しなければならない。
上司はそのようにして設定された目標を承認する権限をもつ。
だが目標の設定は、あくまで部門長の責任であり、しかも最も
重要な責任である。このことはあらゆる部門長が自ら属する
上位の部門全体の目標設定について、責任をもって参画しなければ
ならないことを意味する。
     Pドラッカー
■ 『人は最大の資産である』
組織の役割とは、個人の強みを生産に結びつけ
弱みを中和することである
     Pドラッカー ※書籍『経営の哲学』より
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<さくらのB級グルメ>★★★★★ ★★
餃子の王将 亀有店へ行きました。
餃子と言えば、餃子の王将ですね。
餃子とレバニラと天津飯とビールをいただきました。

ビールとの相性も最高です!(*´∀`*)
レバニラも大盛りで、レバーが柔らかくお味もGOOD!!

美味しくてボリュームたっぷり!なのに、低価格!!
人気があるわけですね~☆

100年に一度の不況と言われる現在、500以上ある全ての店舗で黒字をあげており、
マスコミの露出も増える中華のナショナルチェーン・餃子の王将。
一日に使う卵は20万個、鶏肉豚肉は17トン、餃子は120万とのこと。
王将のウリは、各店舗が独自の裁量を持ち、メニューを変えていること!
素晴らしいですね(-^〇^-)
亀有駅は人気漫画の舞台。駅前には両津さんの銅像があります。

※餃子の王将はこちら
http://www.ohsho.co.jp/
有難うございます。