クリスマスキャロルを見てきました。

主人公は金儲けにしか興味がない、スクルージーという老人です。

この老人がクリスマスの晩のある出来事をもとに大きく変化していきます。

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<魔法のレシピ>

時間を超えた旅を活用し、自分をよりよく変革していこう

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■スクルージという老人は、金銭第一の守銭奴で暖かみや、愛情とはまったく無縁の人物です。

スクルージは、薄給でボブ・クラチットを雇用し、血も涙もない、金儲け一筋の商売を続け、隣人からも、取引相手の商人たちからも嫌われています。

■ところが、翌日がクリスマスというある夜、自宅に戻ったスクルージは、かつての共同経営者で、十年前に亡くなったマーレイの亡霊の訪問を受けます。

マーレイの亡霊は、金銭欲や物欲に取り付かれた人間が「死後」いかに悲惨な運命となるか、自分自身を例えとしてスクルージを諭し

三人の精霊がこれから彼の前に出現すること伝えます。

スクルージを訪ねる三人の精霊は
「過去のクリスマスの精霊」
「現在のクリスマスの精霊」
「未来のクリスマスの精霊」
です。

■「過去の精霊」は、スクルージが忘れきっていた、少年時代に彼を引き戻し孤独のなかでも、夢を持っていた時代を目の当たりに見せます。

また青年時代のスクルージの温かくわくわくする心、金銭欲の塊となる以前の心を持っていた過去の姿を示します。

■「現在の精霊」は、スクルージをロンドンの様々な場所に導き、貧しいなかでも明るい家庭を築き、愛で結ばれているクラチットの家族を示します。

この時、クラチットの息子のティムは、脚が悪く、病がちで、長くは生きられないことを示唆します。

■そして最後に「未来のクリスマスの精霊」がスクルージを待っています。

スクルージは、そこで評判の非常に悪い男が死んだという話を聞きます。

そして未来のクリスマスには自分の姿がないことに氣づきます。

またクラチットの末子ティムが、両親の希望も空しく世を去ったことを知ります。

そして荒れ果てた墓場で、見捨てられた「墓石」の表に記されていた「スクルージ」という自分の名前を読みます。

■その後スクルージは、夜明けと共に、彼が経験した悪夢のような未来を自分自身で、まだ変えることができる可能性があることを知ります・・・

この後のストーリーは、映画でお楽しみになってくださいね・・・

クリスマスキャロルの監督は、『バック・トゥーザ・フューチャー』でタイムトラベルを見事に描いた、ロバートゼメキス監督・・・

今回も時空を超えた壮大な旅を見せてくれました。

■クリスマス・キャロルの原作である「文豪チャールズ・ディケンズの名前」は変革のために、全ての人が自ら活用できる手法

「ディケンズ・プロセス」として有名になりました。

①現在、不満な点を明確にする。

②その現在の不満な点を、何もしないでおいた場合に未来で、何を失うのかを明確にする

※その状況を「痛み」「恐怖」と結び付ける

③本当に欲しい未来、欲しい状態、なりたい自分を明確にする

※その状況を「快楽」「喜び」と結び付ける

④自己変革を「本氣」で実践していく

■「映画」や「小説」から学ぶことは本当に良いインスピレーションになりますね。

示唆に富んだ映画を、本当にありがとうございます。

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<魔法のレシピ>

■自分をコントロールするためにイメージを活用しよう

■「痛み」や「恐怖」を自分を変革するために活用すれば、それは、あなたの親友となる

■「映画」や「小説」から感情の変化を感じよう

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