日本人有数のハリウッド映画プロデューサーであるマックス桐島さんのお話しをお聞きしました。
マックスさんが、ハリウッドという煌びやかで、競争の激しい世界で氣づき学んだことは「一生、食べるに困らないような英知」はスターや監督、そして関係者との日常会話や触れ合いの中にある。ということです。
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<魔法のレシピ>
聞いてあげる心構えこそが平穏な道である
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◆マックスさんは以前ニューヨークで、ダライ・ラマの講演会の後のレセプションで、リチャード・ギアとお話しをされたそうです。

マックスさんがご自身の仏教観を堰をきったように話しつづけるとリチャード・ギアは真剣にマックスさんの顔を見つめて耳を傾けてくれたそうです。
マックスさんの話しが終わり、リチャード・ギアにダライ・ラマと、どんなお話しをしたのかを尋ねてみると・・・
リチャード・ギアはいいました。
「ダライ・ラマは、人間には耳が二つ、口が一つ与えられたのには理由があるそうです。話すより聞く。話したがるより聞いてあげる心構えこそが、平穏な道と仰っていただきました。」

◆さらに・・・
「聞くにも多種多様の聞き方があり
・音楽や人の話しを、軽く聞き流す『聞く』と
・身を入れて聞く『聴く』では大きな違いで、
身をいれて『聴く』ことで培われる洞察力や知恵は永遠の宝となる。」と教えてもらったそうです。

◆それ以来マックスさんは、自分が「話したい自分」を意識するたびに「聴き上手」への修行を重ねたそうです。
話し相手の「立場」や「感情」を理解して、
「相手が脳裏に描いている構図を同時に見ようとする」ことが
本物の聴き上手だと信じて・・・。

◆マックスさんは教えてくれます。
ニュースなどで、リチャード・ギアやダライ・ラマが相手の話しを熱心に『聴く』姿を見るたびに、マックスさんは、ニューヨークで恥ずかしながらも一皮向けた、「リチャード・ギアとの会話」の思い出が蘇る。
会話の途中、話したくなったら深呼吸して「聴き上手」に徹してみよう。
今までになかった空間が訪れること請け合いだ。
書籍『幸運をつかむ言葉』より
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<魔法のレシピ>
■話したくなったら深呼吸して「聴き上手」に徹してみよう
■身おいれて『聴く』ことで培われる洞察力や知恵は永遠の宝となる
■話し相手の「立場」や「感情」を理解して
「相手が脳裏に描いている構図を同時に見ようとする」
本物の聴き上手になろう
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