カンブリア宮殿で『客も生産者も喜ぶ!外食産業の新しいあり方』
居酒屋「四十八漁業」、宮崎日南「塚田農場」などを
手掛ける外食企業APカンパニーの米山久社長を観ました。
日本の漁業人口は、約10年で26万人から、20万人になり
6万人も減少している。
採算があわないので、若者の多くが日本の漁業を継がないからだ!
島根県の御津漁港。
ここでも過疎化高齢化が進み、採算が取れ難い漁師の跡取りは
なかなかいない。
そこにAPカンパニーの野本さんが呼ばれた。
漁師の金崎良太さん27歳(最若手)が呼んだ。
APカンパニーと取引できないかを打診するためだ。
その商品は「さざえ」だ。
漁をして揚がったサザエを前にして交渉。
小さな一歩が始まった。
■豊かさを創る質問■
・あなたは、どんなつながりの中にいますか?
・あなたは、『激安』を超える『感動』を生み出していますか?
・あなたは、価値あるものに、さらなる付加価値をつけて
提供していますか?
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<魔法のレシピ>
生産者の思いを、お客に届けよう
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◆宮崎県では、さらに大きな取引が進行していた。
APカンパニーが漁船を購入し、漁業に乗りだそうというもの。
漁業権があるため、新規参入は難しい。
そこに起死回生の漁業権を借り受ける契約が出来て始めての
漁に出ることができた。
9月9日宮崎県延岡市、定置網の漁が始まった。
漁師はハローワークで募集した。
3人の漁師のうち、未経験者が2名いる。
この日獲れたのは、サバ・真鯛・アオリイカなどだ。
こうして宮崎県で「雇用」も生まれた。
◆副社長の野本さんはいいます。
入社したときに、米山社長から「漁師までやる!」といわれた。
最初は’やれません’と断ったが、米山社長がそれを認めなかった。
米山社長はいいます。
「居酒屋で提供している魚は、漁師の顏が見えない!
いつ、どこで、誰がどのような漁法でとったのかをお客様に
説明できるのか?」
「できませんね。」
「では、漁師さんに直接、買い付けにいくしかない!」
「やろう!」
「自分たちで穫った魚を居酒屋で提供したらお客様は喜ぶよね!」
そこで漁師さんに’頼もう’という感じで、一つひとつお願いしていった。
最初は突拍子もないと思ったが、今はどっぷりはまっている。」
◆一本釣りのマグロ、南大東島の漁師・菊地義郎さんが釣り上げた。
キハダマグロだ。
沖縄の南大東島の周辺はマグロの宝庫。
ところが漁師の菊地義郎さんは週に4日しか漁に出ない!
その理由は・・・「売り先が無い」からである。
そんな菊地船長のもとに、東京から魚の買い手があった。
航空便で東京の居酒屋に送るというのだ!
APカンパニーは、朝とれた魚を8時間後には居酒屋でだしている
という離れ業をやった。
日本の多くの漁師さんは、漁価があがらない、漁獲も上がらない
ということで困っていた。
漁師専門では採算が摂れにくいからだ。
それをAPカンパニーが直接買い取った!
◆東京五反田、APカンパニーの新しい店がオープンした。
魚専門店の「四十八漁場」
売りはどこにも負けない「新鮮さ!」だ。
その日の朝に水揚げされた魚が空輸されて提供される。
店を任されたのは副社長の野本さん。
「我々も安く売れる! 漁師さんも高く売れる!
ということができれば良い。」という!
◆お店に来た契約漁師の古谷さん、お店に出される自分が
水揚げした魚に舌鼓を打つ。
「取れ立ての新鮮さが保たれている!」
米山社長はいいます。
「もともと価値が高い第一次産業に、APカンパニーが
付加価値を付けて提供している。」
※魚専門店の「四十八漁場」はこちら!
http://www.apcompany.jp/news/2011/06/0715open.php
■APカンパニーは生産者と繋がるうちに「生産者の思いを客に届ける」
という新たなスタイルをつくった。
激安を越える「感動」の誕生だ!
外食企業APカンパニーの米山久社長の
『カンブリア後記』ブログはこちら!
http://ameblo.jp/yoneblo/entry-11019426129.html
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<魔法のレシピ>
■ 人はつながりのなかで生かされている
■ 価値あるものに、付加価値をつけよう
■ 激安を超える『感動』を生み出そう!
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<さくらのB級グルメ>★★★★
新宿にある地鶏の『塚田農場』に行きました。
宮崎地鶏じとっこのもつ鍋をいただきました。
コラーゲンたっぷりの地鶏のスープはコクがあり、すっきりしていて
一度飲んだら、やみつきになりそうなお味です。
モツも新鮮で、ぷるんぷるんしていてとても美味しく
いただきました。
締めはラーメンにしていただきましたが
豊かなモツの出汁でつくられたラーメンは、まったりとした
コクがありまさに志高のお味ですね。
地鶏の『塚田農場』はリピート率6割というだけあって・・・。
デザートのサービスや、美味しいお味噌のプレゼント
さらに、また来店したくなるサプライズの仕組みなど
是非、一度いってみることをお勧めします。
※『塚田工場』はこちら
http://www.apcompany.jp/shop/tsukada.php
ありがとうございます。