こんにちは!
久家邦彦です。
ニューヨーク・ヤンキースのイチロー選手が日米通算4000安打を達成しました。
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http://www.youtube.com/watch?v=Z1TJMs3JBks
20日(同21日)のブルージェイズとのダブルヘッダー第1試合で2安打して大記録にあと1本と迫っていたイチローは、ナックルボーラーの右腕ディッキーから第1打席で左前打を放ち、見事に偉業を達成。
イチローは、日米通算4000本安打を達成した記者会見で話しました。
「4000本のヒットを打つために、8000回以上の悔しい思いをしてきている。その中で、常に自分なりに向き合ってきたという事実はある。
誇れるとしたらそこではないかと思う」
「うまくいったことではなく、うまくいかなかったことの方が強く記憶に残り、その中で瞬間的に喜びが訪れる、それがプロの世界の醍醐味でもあると思う。
これからも失敗をいっぱい重ねていって、たまにうまくいってという繰り返しだと思います。
うまくいかないことと向き合うことはしんどいですが、これからもそれを続けていきます」
◆ところで、この偉大な記録をつくった、イチローは、生まれつき天才なのでしょうか?
私はイチローのようなスーパーヒーローや、その他のスーパーヒロイン達は
「もともと自分とは生まれつき、まったく違う人間なのだろう・・・。」
感じていたことがありました。
イチローの高校時代、イチローのメンタルトレーニングを担当されていた、豊田一成教授(聖泉大学教授・滋賀大学名誉教授)に、イチローのお話しをうかがったことがあります。
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<強運のレシピ>
成功のカギは失敗にある
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◆豊田先生はいいます。
「イチローは天才ではなくて、努力の天才だよ!!」
驚いたことはイチローは、高校に入学した1年生のとき!
「センター前返し、ならいつでも打てますよ。」
と公言していたそうです。
そこで高校の監督が3年生のスタメンで一線級のピッチャーと、真剣勝負をさせました。
するとイチローは、7割の球を、センター前にヒットにしたそうです。
◆イチローは、小学生のときから1年間365日のうち、363日間もバッティング・センターに通っていました。
そこで一番早い球で、センター返しの練習を毎日していたのです。
この毎日の積み重ねこそが、
「センター前返しなら、いつでも打てますよ。」
という自信の土台になっていたのです。
イチローがスランプのときや、ここ一番というときに
「センター前返しなら、いつでも打てますよ。」
という自信が、どれだけ、イチローを助けてきたかは計り知れなません。
◆イチローは、この圧倒的な自信があったからこそスランプのときでも、センター前返しでスランプから脱出できたり、
ワールド・ベースボール・クラシックの韓国との優勝決定戦での決勝打のように、粘って、粘って、センター前という離れ業を、可能にさせてきたというのです。
※WBC 決勝VS 韓国3対3のまま延長までもつれこむ。
2死2.3塁の場面でチームリーダーのイチロー。カウント2ストライク2ボールからの8球目。
見事センター前へ!!
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http://www.youtube.com/watch?v=dIgYPhJnkLM
◆イチロー選手は、日米通算4000本安打を達成した記者会見で話しています。
「4000という数字よりも、あんな風にチームメイトやファンが祝福してくれたことがとても深く心に刻まれました。
やめてくれと思いましたよ。嬉しすぎて。
ボクのためにゲームを止めて時間を作ってくれるなんて、とても想像できるわけがない。ヤンキースタジアムで。ただただ、感激しました」
◆「こういうきりのいい数字というのは1000回に1回しかこない。
4回重ねられたことは、それなりかなあと思う。」
「4000本のヒットを打つために、8000回以上の悔しい思いをしてきている。その中で、常に自分なりに向き合ってきたという事実はある。
誇れるとしたらそこではないかと思う」
「うまくいったことではなく、うまくいかなかったことの方が強く記憶に残り、その中で瞬間的に喜びが訪れる、それがプロの世界の醍醐味でもあると思う。
これからも失敗をいっぱい重ねていって、たまにうまくいってという繰り返しだと思います。
うまくいかないことと向き合うことはしんどいですが、これからもそれを続けていきます」
◆ここで、バスケットの神様といわれた、マイケル・ジョーダンの言葉を贈ります。
■『誰もが才能を持っている。でも、能力を得るには努力が必要だ。
私は失敗を受け入れることができる。誰でも、何かに失敗するものだ。しかし、私は挑戦をしないことは受け入れることはできない。
私は大事なショットを外した後のことなんて考えたことがない。もし考えたならいつも悪い結果を思ってしまうからさ
これまでにミスしたショットは9,000以上、負けた試合は300近く、ウィニングショットを任されミスったこと26回。何度も何度も何度も何度も失敗した。でも、だからうまくいってるんだ!
試合に「負けた」ことは一度もない。ただ時間が足りなくなっただけだ。』
■『もし自分の弱みとされる部分に立ち向かわなければならなくなったら、私はそれを強みに変えるやり方でやってきた。
一度でもあきらめてしまうと、それが癖になる。絶対にあきらめるな!
ここまでいかに大変だったかではない。やり抜くかどうかだ。
ただプレイするんだ。楽しく。ゲームを楽しむんだ!』
■ 『障害を前にして立ち止まることはない。
目の前の壁にぶち当たっても、絶対に振り向いたり諦めてはいけない。
どうやってそれを乗り越えるか、突き進むか、うまく処理するかを考えるんだ!
一度心に決めたなら、それについて振り返ることはしない。
運命よ、そこをどけ。オレが通る!』
■『実現したいと願う人もいれば、
実現してくれたらいいのにと夢想する人もいる。
そして、みずから実現する人もいる。
ステップ・バイ・ステップ。どんなことでも、何かを達成する場合にとるべき方法はただひとつ、一歩ずつ着実に立ち向かうことだ。
これ以外に方法はない。
成功は、やみくもに追い求めるものじゃない。
それに向かってたゆまない努力を重ねるものだ。そうすれば、成功は思いがけない時にやって来る。それがわかっていない人が多いんだ。』
■『才能で試合に勝つことはできる、
だがチームワークと知性は優勝に導くんだ。
成功のカギは失敗にある。
チームになれば見えなくなるが、だが勝利の後には必ず個々人の力が存在しているんだ。
成功したいと思うなら自己中心的でなければいけない。だがもし最高のレベルに達したなら、自己中心的であってはいけない。他人とうまく付き合い、一人になってはならない。
成功を学ぶためには、まず失敗を学ばねばならない。』
■『愛とは何か?
愛とは、すべての試合をまるで最後の試合であるかのようにプレイすることだ。
気持ち半分でやることなんて出来ない。結果も半分になってしまうからね。
人生で何かを達成したいと思うときは、積極的かつ攻撃的にならなければならないと僕は自覚している。
目標を決めたら、それに向かってひたすら努力するだけだ。
何かを達成しようとする場合、受身の姿勢では絶対に達成することはできないと確信している
ハートのすべてを注ぎ込めば、勝利するかどうかは問題ではない。
バスケットボールを心から愛したヤツがいた。
ただ、それだけでいい』
■『自分に期待することで、はじめて物事は可能になる。
10本連続でシュートを外しても僕はためらわない。
次の1本が成功すれば、それは100本連続で成功する最初の1本目かもしれないだろう。
僕はつねに実践することでチームを引っ張ってきた。
これは僕の性格だ。
僕は言葉で引っ張ったことは一度もなかった。言葉で引っ張ろうと考えたことさえなかった。
なぜなら、言葉が行動に勝ることはないと思っているからだ。』
『何かを始めるのは怖いことではない。
怖いのは何も始めないことだ!』
◆4000本安打達成という偉業を成し遂げたイチローと、バスケットボールの神様と呼ばれるマイケル・ジョーダンの言葉(思考)や行動には、共通項がありますね。
一流一番から学び、一流一番となり、人を一流一番とする!
※イチロー4000本安打達成 第1打席 2013-08-21 動画はこちら!
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http://www.youtube.com/watch?v=Z1TJMs3JBks
偉大な夢を、ありがとうございます。
追伸:イチローは、日本で92年から00年までオリックスに所属し、94年には年間210安打を放つなど9年間で1278本。
米国では01年からマリナーズに所属し、12年途中からはヤンキースに移籍。
10年連続200安打をマークするなど、13年間で2722本の安打を放った。
メジャーでは過去に4256本で最多記録安打を持つピート・ローズと、4191本のタイ・カッブの2人だけが4000安打に到達しています。
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<魔法のレシピ>
■ 何かを始めるのは怖いことではない。
怖いのは何も始めないことだ!
■ 自分に期待することで、はじめて物事は可能になる!
毎日の積み重ねこそが自信となり、奇跡を起こす!!
■ ちいさいことを重ねることが、
とんでもないところに行くただひとつの道
イチロー
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<<編集後記>>
やった! 東京オリンピックだ!!
これからの7年間がさらに楽しくなりましたね。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
『脳力革命で人を幸せに!』
久家 邦彦
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