こんにちは。久家邦彦です。きょうも1日元氣で顏晴ろう!
◎あなたは、良い言葉を使っていますか?
◆良い言葉をつかえば、良いことが起きる!
悪い言葉をつかえば、悪いことが起きる!
久家邦彦
○さて『思考を止める人、思考を伸ばす人、思考を消す人』と題して、久家邦彦が、夢や目標を現実化するまでの初期のストーリーを書いています。
前回は「思考は現実化する!」・・・・・というお話を書きました。
今回は、「他の人の思考が現実化した出来事と!言霊の力!最初に言葉ありき!」について書いてみたいと思います。『思考を止める人、思考を伸ばす人、思考を消す人(7)』をお楽しみください。
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<強運のレシピ>
最初に言葉ありき!
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■『最初に言葉ありき?』■
勤めていたホテルには、長崎から勤めにきている大岩さんという先輩がいた。とても氣さくな先輩で、よく一緒に飲みにいった。楽しかった。
大岩さんには、口癖があった。
大岩さん:「なんか、いいことないかなあ・・・?
例えば、いきなり女の子にモテルとかさ!今、俺モテナイからなあ、ぷー(笑)
くげ!こうみえても昔は、俺もモテたんだぞ!髪型なんかこうロケットリーゼントで!リーゼントの先がこんなに長くてカッコよかったんだから!!
今はハゲてて、髪の毛ないけど、がっかりだよ、もう!!
あ~ぁ、何かいいことないかなあ?」
大岩さん:「たとえば、働かなくてもお金入ってきたらいいと思わない?」
私:「いいですねえ。」
大岩さん:「何かいいことないかなあ? 働かなくてもお金入ってこないかなあ?」
私:「そうですね。」
■ここからは話が衝撃的になるので、心臓が弱い方は読まないで欲しい。
読者への影響を考えて感情を薄めて書くつもりだが、もちろん、信じないでくれて構わない。
じつはこの後、大岩さんが口癖で繰り返しいっていた「働かなくてもお金が入ってこないかなあ」というこの『思考が現実化』するのだ!
というか・・・
大岩さんの、この口癖が『現実化してしまった』というほうが正しいのかもしれない。
「・・・・」
■ある日、大岩さんはバイクの大事故に会い、片方の腕を失くしてしまったのだ。
本人いわくそのときの身体の痛みや、精神的な苦痛は、それこそ地獄のようで辛い毎日だったそうだ。
片腕を失うということは代償としては大き過ぎるが、障害者1級として、国から金銭的な援助が出るのがせめてもの救いかもしれない。
大岩さんが、以前、口癖でいっていた、
「働かなくてもお金が入ってくる」という状態が、まさか・・・
事故で、障害者1級に認定されることになったことで現実化してしまうとは。
もちろん因果関係が、科学的にあるわけではないので、
・「論理の飛躍だ!こじつけだろう!」ということもできるし
・「不思議な話だね。」ということで終わらせることもできる。
また
・これからは「言葉や口癖に、注意しよう!」ということもできる。
これは「人生の皮肉なのか?」 それとも「言霊の力なのか?」
この話をどのようにとらえるかは、お任せする。
ただし「真実は小説より奇なり」ということもあるのだ。
この後、大岩さんは、学生時代の剣道で鍛えた持ち前のガッツで、リハビリをして今でもホテルに勤めている。いまも大岩さんは、相変わらず温かい性格で、廻りの人を笑わせて愛されている人気者だ。
たまに食事にいくと話してくれる。
『久家なあ、あの事故にあう前はな、ハゲが、コンプレックスだったけどな。片手がないと、ハゲがまったく氣にならなくなったんだよ!これが!』(笑)
なんとも、含蓄のあるお言葉である。
■【エディプス効果】という言葉があります。
これは、ある予言が行われた場合、それが本来の見通しと関係ない場合でも、予言そのものが影響を与え、結果的に予言通りになってしまうことをいいます。
プラス影響を及ぼす場合もマイナス影響を及ぼす場合もあります。
また、エディプスコンプレックスとは、母親を手に入れようと思い、また父親に対して強い対抗心を抱くという、幼児期においておこる現実の状況に対するアンビバレントな心理の抑圧のことをいいいます。
フロイトは、この心理状況の中にみられる母親に対する近親相姦的欲望をギリシア悲劇の一つ『オイディプス』(エディプス王)になぞらえ、エディプスコンプレックスと呼びました。
■ギリシャ悲劇の中のエディプス神話によると、
予言者カッサンドラは、エディプスが誕生した時
「この子は、成人すると父親を殺し、母親と結婚する。」
とうい不吉な予言をしました。
これを聞いて驚いた父親は、
エディプスを捨てたため、
テーバイの王に育てられます。
エディプスは、成人した後、この予言を聞かされ、テーバイを離れますが、
その後、一人の老人と出会い、この老人を殺すはめに陥ります。
ところが、この老人こそ、実の父親だったのです。
この神話は示唆に富んでいます。
人は多かれ少なかれ、予言者カッサンドラだということです。
全ての人の心の中にいるカッサンドラは、常に自分自身を予言し、予測し続けます。
「ダメかも知れない」
と心の中のカッサンドラがつぶやくと、
実際ダメな結果がもたらされることがあります。
逆に「自分にはできる」という、他人からみたらまったく根拠のない自信がその人を飛躍させることもあります。
【エディプス効果】とは、つまり言葉にした予言そのものが、実際に実現する性質をもっているということです。
■ 日本では【言霊】が有名ですね。
【言霊】は、声に出した言葉が現実の事象に対して何らかの影響を与えると信じられ、良い言葉を発すると良い事が起こり、不吉な言葉を発すると凶事が起こるとされてきました。
そのため、日本では祝詞を奏上する時には絶対に誤読がないように注意されてきました。とくに結婚式などでの忌み言葉も言霊の思想に基づくものだそうです。
そういえば、結婚披露宴や結婚パーティの司会も300組以上担当させていただきましたが、そこでは絶対に使ってはいけない忌み言葉がありました。
・例えば
別れる、切る、切れる、離れる、離婚、離縁、帰る、帰す、終わる、終える、破れる、破る、割る、割れる、去る、飽きる、捨てる、冷える、冷める、忙しい、壊れる、壊す、消える、消す、降りる、枯れる、嫌う、嫌い、薄い、疎遠、疎んじる、浅い、憂い、おしまい、返す、ほどける、裂ける
などです。
日本は【万葉集】の古来から『言魂の力』によって幸せがもたらされる国「言霊の幸ふ国」とされてきたのですね。
■ マザー・テレサは言いました。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
特定の宗教を信仰しているわけではありませんし、解釈は人によりちがいますが
・新約聖書ヨハネによる福音書第一章一節に、興味深い文章があります。
『初めに言葉ありき、 言葉は神と共にありき、 言葉は神であった。』
■じつは以前の私は、書籍『思考は現実化する』を読んでから・・・
「もし本当に自分の思考が現実化するのなら、豊かさや幸せを望んだ方がいい」と考えていました。ですから、自分の思考を、より豊かに幸せにコントロールしようとしていたのです。
ところが・・・
「思考をコントロール」することは、上手くできなかったのです。
それは、何故でしょうか?
なぜなら、どんなに前向きに頭で考えていても問題や嫌なことがあると!
すぐに不安や心配、怒りなどを感じて、感情が無意識にそちらに引っ張られてしまっていたからです。
悲しいかな頭でどんなに前向きな思考ができても、感情のコントロールがままならなかったのです。
■私たちの脳と心の働きは、
「意識(顕在意識)」で物事を感じたり、認識したり、行動したりが、10パーセント以下で、残り90パーセント以上は「無意識(潜在意識)意識下」と言われています。
なかには3%以下が「意識」で、97以上が「無意識(潜在意識)」だという説もあります。
考えてみれば、呼吸や心臓の鼓動、感情の働きなど、自ら意識しなければ、普段は「無意識(潜在意識)意識下」でおこなわれています。
『思考は現実化する!』といっても、大切なことは単なる「意識」だけではなく、「無意識(潜在意識)意識下」まで考えた上での思考が大切なのです。
・例えば
自然の中に育った大木でもそうですが、『根っこ』がしっかりとしているからこそ激しい雨や嵐にも倒れないのです。
人間の場合もこれと同じで、本当は目には見えない『根っこ』にあたる『思考習慣』がしっかりしていないと『行動』を変えてもうまくいかないのです。
○「それでは『思考』とは何でしょうか?」
↓
◆『思考』とは、『質問して、答えるプロセス』だと考えています。
■『思考』は『言葉』をとおしておこなわれます。
ある時、「自殺志願者のセッション」と「豊かな億万長者のセッション」を同じ日にすることがありました。
そこで氣づいてしまったのです。
・「自殺志願者のセッション」をすると、始めのうちは、「生きていても意味がない」「無駄だ」というようなマイナスの言葉を使います。
当人はまさか!自分自身が発したネガティブな暗い言葉が、さらに自分や廻りの人を暗くしているとは思っていません。それどころか当人が「無意識」に発しているので、自分がネガティブで暗い言葉を話していることにも氣づいていない様子です。
・逆に、「豊かな億万長者」は、そんな言葉は全く使いません。
いつもニコニコ笑顔で明るい言葉を使います。もちろん、お金を大切にしているし、「豊かに富を稼ぐことは善だ。」と言い切ります。
つまり自殺志願者は、自殺を考える思考、自殺志願者特有の言葉を使っているのです。
逆に、豊かな億万長者は、豊かな億万長者としての思考、豊かな億万長者特有の言葉を使っているのです。
そこで自殺志願者の言葉を変えるセッションを始めたのです。
◆こうして15年以上にわたり毎年、延べ600人以上の個別セッションをしてきて氣づいたことがあります。それは、人生をよりよく変えるには、『根っこ』である、その人の『思いの習慣(パターン)』を変えることが大切だということです。
ところが『思いのクセ(習慣)』を変えるのは難しいのです。まずは『言葉の習慣(パターン)』を変えるほうが早いのです。
日本現実化戦略研究所(まる現®️)の【個別セッション】では、あなたにとって丁度いい【質問】と
【言葉】をとおしてまず言葉の習慣(パターン)から変えてゆきます。
具体的なステップと手法がありますが、この方法で人生が大きく変わるのです。
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<強運のレシピ>
■ 思考は現実化する!
豊かで幸せな思考習慣をつくろう!
■「言霊」の力と原則を理解して言葉の習慣から変えてゆこう!
■良い言葉をつかえば、良いことが起きる!
悪い言葉をつかえば、悪いことが起きる!
久家邦彦
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追伸:ヨーロッパにお住まいの方と個別セッションでした。夢や目標をどんどん現実化され明るくなった笑顔のクライアントとSkypeの画像つきで話せるのが嬉しいですね。
しかも2時間と長いセッションになりましたが、Skypeを活用すれば、通話料は実質無料!
20年前に「テレビ電話があったらいいあ」とは考えましたが、まさか、それがヨーロッパと日本の通話料が実質無料で現実化するなんて!!素晴しいですね。
こうしてよくよく考えてみると20年前と比べたら、現在2014年は本当に暮らしが便利で快適になりましたね。
これからの1年後、3年後、10年後、20年そしてその先の未来も、さらに楽しみですね。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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久家 邦彦