書籍

こんにちは!

ビジネスメンタルの学校の久家邦彦(くげくにひこ)です。

本日お勧めする本は

「成功への情熱PASSION」稲盛和夫会長 著

です。

稲森和夫会長は京セラを創業して、一代で京セラを世界的な企業に築きあげ、KDDIを創業して年商1兆円企業に成長させる土台を築きました。

2010年に経営破綻したJALの再建を託され、JALが復活しました。

稲盛和夫会長は『成功への情熱PASSION』の中に経営哲学について書かれています。

「経営哲学を持つことにより会社は発展する。

社員がより素晴らしい人生を歩めるようになるためには、経営哲学を持つことだ。

これは哲学を持つことが経営において、いかに重要なことであるかということの証明である。」

経営者とかリーダーが情熱を込めて部下にプロジェクトの意味や目標について話し、彼らの士気を自分と同じレベルまで高めることができたら、そのプロジェクトを成功することが可能になる。

『成功への情熱PASSION』には、この他にも実践で役立つ教えが、わかりやすい言葉で書かれています。

ここでは稲盛和夫会長の教え『京セラ フィロソフィー』を学んだ方が、どのように実践して、その結果どうなったかということについてお話しして参ります。

いつの時代にも通用する普遍的な人生哲学!

人生哲学

 

なぜ、稲盛会長の『成功への情熱PASSION』が潜在意識活用のおすすめ本かというと、稲森和夫会長は京セラを創業して一代で京セラを世界的な企業に築きあげ、KDDIを創業して年商1兆円企業に成長させる土台を築きました。

65歳の時に京セラとKDDIの会長を退き「人生とは何か」を学ぶために、仏門に加わり得度(出家の儀式)されたそうです。

2010年に経営破綻したJALの再建を託され、JALが復活しました。

これは稲盛和夫会長が書籍『成功への情熱PASSION』でお話しされている考え方、生き方、人生哲学が、いつの時代にも通用する普遍的なものである。ということを示しています。

さらに稲盛和夫会長の教えを学んだ多くの経営者が、その哲学をもとに結果を出していることも書籍『成功への情熱PASSION』をおすすめする理由です。

できると思い込む

成功

 

書籍『成功への情熱PASSION』で印象的だったのは、174ページに「できると思い込む」というお話が出てきます。

かつて稲盛和夫会長は、日本で最も尊敬されている経営者・故松下幸之助さんの講演を聞く機会があったそうです。

松下幸之助さんは、その講演のなかで

「経営者は、ダムが水を蓄えるように人材を蓄え、お金を蓄え、ノウハウや技術、設備や物など環境を蓄える必要がある」

とお話しされました。

この「ダム式経営」の講演を聞いていた経営者の中の1人が、松下幸之助さんに質問したそうです。

「松下さん、確かにうちも人材を蓄えたい。

お金も蓄えたいし、ノウハウも蓄えたい。

じゃあ、どうすれば具体的にできるんです?」

松下幸之助さんはこの質問に

「その会社によって、現状もやることも違うから、それはわかりまへんのや。」

と、答えたそうです。

すると、その会場にいた経営者のほとんどが「あははっ」と笑ったそうです。

「ダム式経営(余裕を持った経営をする)ための具体的なやり方がわからなければ、意味がない。」

というような雰囲気だったのだと思います。

松下幸之助さんは、、、

「まず蓄えがいる、お金の余裕、人材の余裕、モノや設備の蓄えが必要だ!

とこう思わなあきまへんな。」

と言われたのです。

「まず、そう思わな、あきまへんなあ」。

つまり、「この思いが全ての始まりだ」ということを伝えたかったのですね。

この松下幸之助さんの講演を聴いていた当時、若手経営者だった稲盛和夫さんは、

「やっぱり、そうなんだ。」と膝を叩き

「まず自分自身が、お金の余裕を持つんだ。人材の余裕を持つんだ。

モノや環境の余裕を持つんだ。という強烈な願望を心に思い描き、

その実現を心から信じることが困難な状況を打破し、物事を成就させるために大切なのだ」

と確信したのです。

潜在意識にまで透徹する、強い持続した願望を持つ!

道

稲盛和夫会長の『京セラ フィロソフィー』に

こんな言葉があります。(引用)

〜〜 ここから 〜〜

『潜在意識にまで透徹する、強い持続した願望を持つ』

高い目標を達成するには、まず「こうありたい」という強い、

持続した願望をもつことが必要です。

純粋で強い願望を、寝ても覚めても、繰り返し繰り返し考え抜くことによって、

それは潜在意識にまでしみ通っていくのです。

このような状態になったときには、日頃頭で考えている自分とは別に、

寝ているときでも潜在意識が働いて強烈な力を発揮し、

その願望を実現する方向へと向かわせてくれるのです。

〜〜 ここまで 〜〜

稲盛和夫会長が

「人間として何が正しいのか」 、「人間は何のために生きるのか」

という根本的な問いに真正面から向かい合い、様々な困難を乗り越える中で

生み出された仕事や人生の指針であり、京セラを今日まで発展させた経営哲学である

『京セラ フィロソフィー』はこちら

https://www.kyocera.co.jp/inamori/philosophy/philosophy01.html

稲盛和夫会長は、書籍『成功への情熱PASSION』の中に、経営哲学について書かれています。

「経営哲学を持つことにより会社は発展する。

社員がより素晴らしい人生を歩めるようになるためには、経営哲学を持つことだ。

これは哲学を持つことが経営において、いかに重要なことであるかということの証明である。

経営者とかリーダーが情熱を込めて部下にプロジェクトの意味や目標について話し、

彼らの士気を自分と同じレベルまで高めることができたら、

そのプロジェクトを成功することが可能になる。」

書籍『成功への情熱PASSION』には、この他にも実践で役立つ教えが、わかりやすい言葉で書かれています。

ここでは、稲盛和夫会長の教え『京セラ フィロソフィー』を学んだ方が、どのように実践して、その結果、どうなったかということについてお話しして参ります。

潜在意識に透徹するまで、何度も、何度も、心に色付き(カラー)で思い描く

思い描く

〜〜 ここから 〜〜

書籍『世界一わかりやすい潜在意識の授業』きこ書房の著者 山田浩典さんは
元 京セラの社員です。

京セラに入社した山田浩典さんは「セラミックの包丁をつくる」

というプロジェクトを任されたそうです。

セラミックで包丁がつくれると

  • 金属ではないので錆びない
  • 切れ味がよく、長く切れ味が続く
  • 軽いので、女性や高齢者でも使いやすい

などのメリットがあります。

山田浩典さんは、このセラミックの包丁の開発で、試行錯誤を繰り返し、やっとの思いで試作品を完成させます。

山田浩典さんはその試作品のセラミックの包丁をテストで、お寿司屋さんのプロの板前に使ってもらったそうです。

ところが、、、その試作品のセラミックの包丁は「プチッ」っと音を立てて刃先が折れてしまいました。

板前さんから

「残念ながらこの包丁は使えません。

人様の口に入れるものを食べるお寿司屋さんで、

こんな包丁を使ったら危険です。」

と、言われたそうです。

山田浩典さんは、この試作品のセラミックの包丁のテストの顛末を稲盛和夫会長に報告したそうです。

すると、、、稲盛和夫会長は、山田浩典さんにこのように話されました。

稲盛和夫会長:

「山田君、君はセラミックで本当に包丁ができる!と心から思っているのか?」

山田浩典さんは、できる!と思っている、というより、実際にセラミックの

包丁の試作品を作ってテストしたけど、それが折れちゃったので報告したのです。

ところが稲盛和夫会長、次にこうお話しされたのです。

稲盛和夫会長:「山田君、全て君が悪い。なぜなら、リーダーの君がセラミックの包丁ができる!

と思っていないからだ。」

「これから毎日、セラミックの包丁が完成したところを、繰り返しイメージすることだ。

そしてセラミックの包丁を使った人が、『このセラミックの包丁、凄く便利だね』

と喜んでるところを繰り返し、繰り返し、潜在意識に透徹するまで、

何度も、何度も、心に色付き(カラー)で思い描きなさい。」

それから山田浩典さんは、繰り返し、繰り返し、セラミックの包丁が

完成したところをイメージし続けました。

そして、セラミックの包丁は完成しました。

私の自宅にも、台所にセラミックで包丁がありますが、切れ味がよく、長く切れ味が続くので、とても重宝しています。

※出典 書籍『世界一わかりやすい潜在意識の授業』きこ書房 山田浩典

〜〜 ここまで 〜〜

ところで稲盛和夫会長は、試作品のセラミックの包丁のテストが失敗した時に
こんなことを言われたのでしょうか?

大切なことなので繰り返しますね。

〜〜 ここから 〜〜

「山田君、全て君が悪い。なぜなら、リーダーの君がセラミックの包丁ができる!

と思っていないからだ。」

「これから毎日、セラミックの包丁が完成したところを、繰り返しイメージすることだ。

そしてセラミックの包丁を使った人が、『このセラミックの包丁、凄く便利だね』

と喜んでるところを繰り返し、繰り返し、潜在意識に透徹するまで、

何度も、何度も、心に色付き(カラー)で思い描きなさい。」

〜〜 ここまで 〜〜

書籍『成功への情熱PASSION』の84ページ、26条に『決して希望を失わない』という章があります。

そこには稲盛和夫会長の、こんな言葉があります。

「私は今では現象は、心で思ったとおりに現れると信じるようになりました。」

とあります。

稲盛和夫会長のつくられた『京セラ フィロソフィ』にある

『潜在意識にまで透徹する、強い持続した願望を持つ』という哲学はここに繋がるのですね。

あなたの廻りの人の人生も長期的に豊かにしてくれる本

ジャンプ

稲盛和夫会長の書籍『成功への情熱PASSION』が

◾️おすすめの方は、

  • 経営者や個人起業家、会社の幹部、リーダーの方
  • 夢や願望、ゴール実現するために代償を払う気持ちがある方
  • これからリーダーを志している方
  • 人や社会に貢献し、さらに豊かになりたい方
  • 魂をさらに成長させたい方

ぜひ読んでほしい本です。なぜなら机上の空論でなく、ビジネスの現場で長期間にわたり

結果を出し続けている稲盛和夫会長の考え方や生き方を学ぶことは、あなただけでなく、

あなたの廻りの人の人生も長期的に豊かにしてくれる可能性が高いからです。

◾️この本をオススメしない方は

  • 願望、ゴールを実現するための、正当な努力が嫌いな人
  • 利己的で、人を押しのけででも自分だけ成功すればいいという人
  • 考え方より、金持ちになるノウハウを学びたい人
  • 「自分はすべて知っている!」と思っている人

です。

書籍『成功への情熱PASSION』を読むと、世の中の仕組みや、

人として何が正しいのか、という原理原則をベースに、

人生に筋を通すことの大切さが理解できるようになります。

稲盛和夫会長が築き上げた哲学とそこにある「考え方」や「生き方」で、

人様のお役に立ち、感謝されながらあなたの人生やビジネスを

さらに発展させていただければと思います。

本当にいい本なので、熟読本として繰り返し何度も読むことをお勧めします。

 

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稲盛和夫会長 略歴
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稲森和夫会長は、1959年4月、知人より出資を得て資本金300万円で

京都セラミック株式会社(現京セラ)を設立し、社長、 会長を経て

1997年から名誉会長を務め、京セラを創業し発展させました。

 

1984年、電気通信事業の自由化に即応して、

第二電電企画株式会社を設立して会長に就任。

2000年10月、DDI(第二電電)、KDD、IDOの合併により

KDDI株式会社を設立して名誉会長に就任してKDDIを創業し

さらに2010年2月より日本航空(JAL、現日本航空株式会社)会長に就任して

JALを再建された方です。

 

一方、私財を投じ稲盛財団を設立し、理事長に就任。

同時に国際賞「京都賞」を創設し、毎年11月に人類社会の進歩発展に

功績のあった方々を顕彰しています。

他にもボランティアで、若い経営者が集まる経営塾「盛和塾」の塾長として、

経営者の育成に心血を注いでいます。

 

( 稲盛和夫OFFICIAL SITEより引用)

https://www.kyocera.co.jp/inamori/profile/

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