和平さんは、タマゴボーロというお菓子を製造販売している会社を経営されてきました。
タマゴボーロの原料には卵を使うのですがその卵には、有精卵と無精卵があるそうです。
タマゴボーロは原料に有精卵、無精卵のどちらをつかっても味はわからないそうですが・・・
コストは雛がかえる有精卵のほうが高いのです。
ところが和平さんは、1個あたりの利益を減らしても有精卵をつかっていたそうです。
「なぜ、なのでしょうか?」
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<魔法のレシピ>
お天道様を前に、にこにこ笑って歩こう
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◆和平さんは言います。
「お菓子に変なものはいれたくない。」
「味でわからなくても・・・天が見ている。自分がみている。」
「自分を欺くことはできないし、自分が嫌だよね。
天をごまかして、生きたくない。
お天道様を前に、にこにこ笑って歩きたいからね。」
◆また、竹田製菓の経営者が新しくなり
同業他社がどうやっているのか調べるために、他社の事業やデーターを調べていたら・・・・
和平さんに言われたそうです。
「同業他社を調べるなんて、そんなことは、しないほうが良い。」
「そんなことをしたら、相手の会社の食いぶちがなくなる。それより、タマゴボーロを、お年寄りに売るとか、もっと他のことを考えたほうがええ。」といわれたそうです。
◆和平さんは「大恐慌」の本質は、「大きく慌てる」こと、
こういう時代だからこそ、逆に真心の輪が大切なんだといいます。
リーマンショックの後、和平さんは金融資産を大きく減らしたはずなのに、普段と変わらず「にこにこ」していたそうです。
そして「困ったことは悪いことじゃないよ。薬なんだよ」
だってオイルショックの時も、日本人は燃費に良い車を開発して、世界一の自動車大国になった。
その昔に戦後の焼け野原のときも、そこから経済大国になった。
◆海で嵐の中、船にのっていたら「不安」だよね。
だから今、嵐の中でも「希望の光」で照らすことが大切なんだよ。
すると暗闇に光に皆が集まってくる。
そして人が集まってくると「人気」がでてくるよね。
「人気」は浮き沈みがあるから、だからこそ「徳」を積むことが大切なんだよ。
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<魔法のレシピ>
■困ったことは悪いことではなく薬となる
■ニコニコと希望の光で廻りを照らそう
■浮き沈みをなくすためにも「徳」を積もう
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