アメリカの純血インディアンは、吃る(ドモル)ことがないそうです。

その理由は、純血のインディアンには「吃る」という言葉がないので、「吃る」イメージができないのです。

そして、私たちはイメージできないことをどうすることも出来ないそうです。
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<魔法のレシピ>
目標とする人、尊敬する人とつき合おう
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◆私たちの大脳は『言葉』を聞くと、無意識にそれをイメージしてしまいます。

※例えば試しに・・・次の言葉を声に出して言ってみてください。
「真っ赤な顔をしたお猿さんが、雪山で気持ちよさそうに温泉につかっている」

・・・いかがでしょうか?

『言葉』を聞いていると、無意識にその情景をイメージしていませんか?

◆大脳は「現実」と「鮮明なイメージ」の区別がつかないと言われます。

J・デスティら欧米の研究グループはイメージを描いただけでその動作に関係している筋肉群に、
『脳の中枢から実際の動作と全く同じインパルス(神経衝撃)が出ている』ことをカメラに収めました。
(1994年10月13日号・イギリスの科学雑誌『ネイチャー』掲載)

つまり「イメージを描くと、脳の中では実際に行動しているときと同じ活動パターンを再現している」ということが証明されたわけです。

◆逆にいうと、人間の脳は「現実の出来事」と「現実と同じくらい鮮明に描いたイメージ」との区別がつかないのです。

例えば、スランプに陥ったスポーツ選手が好調時のビデオを見て、そのときの言葉や焦点、行動を何度も何度も繰り返し、目で見て耳で聞いて身体で感じて、自分の脳裏に焼き付けようとするのはこのためです。

つまり、豊かなイメージや、成功のイメージを鮮明に繰り返して描きつづければ、脳には間違いなく、そのイメージが刻み込まれていきます。

◆イメージの力がどれほど強いかを示す実験として
「振り子の実験(サイコペンジュラム)」が有名です。

これは振り子を、机から1CMくらい離れる高さに片手で持ち、
「手を動かさず」に

・その振り子が、左右に揺れているイメージをすると・・・振り子が、左右に揺れます。

・円を描いて廻っているイメージをすると・・・
振り子は、円を描いて廻りだします。

◆ここで質問があります。
あなたは、毎日、どんな人とお付き合いをしていますか?

そして、その人は『どんな言葉』を話しますか?
「できない!!」
「無理」
「お金がない」
「不景気だからしょうがない」

もし、いつも一緒にいる人の話す言葉が、いつもこんな言葉ばかりだとあなたも無意識にその言葉に影響されているかもしれません。

◆逆に、いつも一緒にいる人の話す言葉が
前向きで、夢や目標を実現していくような、愛と希望と真心に溢れていたら、あなたも無意識にそちらの方向に向かっていくかもしれませんね。

考えてみると、おつき合いする人を選ぶことは、とても大切ですよね。

それと同時に私たちも毎日
『笑顔で、より希望と真心に溢れた愛のある言葉を使いましょう。』

いつもありがとうございます。
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<魔法のレシピ>
■大脳は「現実」と「鮮明なイメージ」の区別つかない
■大脳は『言葉』を聞いていると、無意識にその情景をイメージする
■『より希望と真心に溢れた愛のある言葉を使いましょう』
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