経済
『賢者の羅針盤』から元金融庁長官の五味廣文さんの『世界経済の金融情勢』の学びを書かせていただきますね。
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<魔法のレシピ>
世界の経済情勢を多角的に理解しよう
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◆ヨーロッパの失業率を見てみると、とても高いですが「失業率が高くて、さらに福祉がしっかりしているのに」国が破綻しないのは何故なのでしょうか?」

◆ヨーロッパは成熟している社会で、高福祉社会です。
ヨーロッパは少子高齢化も落ち着いているし、高度成長もしていません。

◆ヨーロッパでは、稼げない人に、強い人から集めたお金を
廻していくということです。
ギリシアのように税金で公務員の給料をどんどん高くしていくということではないのです。
ヨーロッパは貧しい人からも税金をいただく、消費税を中心にした「割り勘経済です。」

◆「通貨の信用力」とは、その国の失業率という指標だけを見るのではなく「国の信用力を、国がキチンとグリップしているかどうか?」を見る必要があります。

◆今、イギリスのポンドが弱いのは、財政赤字からイギリスの国債を中央銀行が買い支えているからです。
これは、よっぽどのことが無い限り禁じ手となります。
「イギリスは財政規律が失われているのではないか?」ということでポンドが弱くなっているのです。

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<魔法のレシピ>
■国ごとの情勢に応じた経済政策がある
■「通貨の信用力」とは「国の信用力を、その国がキチンと掌握しているかどうか?」を見る必要がある
■「信用力」を学び大切にしよう
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