今回のゲストは、【初心者専門水泳コーチ】の内村とんちゃん先生です。
35年間で延べ4万2千人以上を指導し、「泳げなかった人を2時間で泳げるようにする」独自のメソッドで注目を集めています。
そんな内村先生は、『Zoom集客®の学校』での学びをきっかけに、これまでの指導経験を活かし、「教える人を育てる」という新たな働き方に目を向け始めています。
ヒントになったのは、「対象を絞る」というシンプルな視点。そこから未来への道が、少しずつ開けていきました。
この記事では、内村先生のこれまでの歩みやメソッド、そして今まさに始まった新たなチャレンジについて詳しくご紹介しています。
これからの働き方に悩んでいる方や、現場の経験を活かしたい方にとって、きっとヒントが見つかるはずです。ぜひ最後までご覧ください。
【初心者専門水泳コーチ】内村とんちゃん先生
※個人差があります。効果を保証するものではありません。
35年で4万2千人以上を指導!「2時間で泳げる」驚きのメソッドとは?

35年間に4万人以上を指導し、泳げない人が泳げるようになったというのは本当ですか?
内村先生:はい。泳げるようになりましたね。
久家:本当にすごいなと思います。
内村先生:実は先ほど、これまで何人を指導したのかと質問されて。
そこで僕自身、初めて数字を知りました。月100人を12ヵ月、35年間、指導を続けています。
久家:素晴らしいです。
内村先生:ありがとうございます。
過去にはテレビ出演し、泳ぎが苦手な女性に指導。2時間で25メートルを8割ほど泳げるようになったのだとか。
内村先生:青森で放送されている、「知っ得サイエンス」というテレビ番組からお声がけいただきまして。
真里奈ちゃんというアイドルの方に水泳指導をさせていただきました。
久家:全然泳げなかった女性が、内村先生の指導で泳げるようになってくのですね。
内村先生:そうですね。
久家:映像を拝見させていただきましたが、この女性、本当にほとんど泳げなかったのですね。
内村先生:はい、そうですね。
久家:1時間ぐらいでフォームが綺麗になっていて驚きました。
他の水泳指導でも、こんなに早く身に付くものなのでしょうか?
内村先生:普通はここまで早くできるようにはならないと思います。
僕は最初、息継ぎから教えるので。
他の指導者の方と、教え方が違うのかなと。
久家:映像では、内村先生が2時間指導したあとに、最後にクロールで25メートルを泳ぐテストをします。
この女性は見事25メートルをクロールで泳ぎ切ることに成功したのですね。
内村先生:そうなんです。
久家:素晴らしい指導ですね。
年齢を重ねた人でも泳げるようになりますか?
久家:内村先生の水泳指導の映像を見て、私も水泳を習いたいと思いました。
でも、60歳過ぎてからでも泳げるようになりますか?
内村先生:全然大丈夫ですよ。
つい先週、79歳の女性も泳げるようになりましたから。
久家:79歳。泳げなかった人が泳げるようになったのですか。
すごいですね。泳げるようになると人生変わりますよね。
内村先生:そうですね。陸しか知らない人って、地球の30%しか知らないんですよ。
地球の70%は水です。そう考えると、世界が広がりますよね。
「対象を絞る」で道が開ける!Zoom集客®の学校で得た気づきとは?

利用者の年齢層や男女比率を教えてください。
内村先生:年間でいうと、7割が大人で3割が子どもです。
大人のうち、7割が女性なので、圧倒的に大人の女性が多いですね。
ただ、夏に限ると、7割が子どもになります。
子どもの利用者の共通点を教えてください。
内村先生:学校のプールが始まる6月は、断トツに子どもの利用者が増えます。
プールの授業がある日に、朝からお腹痛くなっちゃう子がこの季節はすごく増えるので。
久家:そうですか。
内村先生の指導を受けると、お子さんでも2時間で本当に泳げるようになるのですか?
内村先生:子どもだと、もう少しかかりますけどね。
でも、子どもでも、野球やってるけど水泳は苦手…という子が1回で泳げちゃったりしたこともあります。
久家:なるほど。個人差が大きいのですね。
内村先生:そうですね。
早い子だと、体験だけで泳げるようになっちゃって、驚いて帰られる方もいらっしゃいますよ。
体験の後、回数券を買ってくれた子は、平泳ぎ、クロール、バタフライを全部泳げるようになりました。
久家:すごいですね。
内村先生:中には大変な子もいますけれどね。
大人の女性で、泳げるようになりたい人の共通点はありますか?
内村先生:ご自身の健康を考えていたり、美容のために始める方が多いですね。
40代、50代だと、「膝が痛い」などの不調を感じて、始める方もいます。
あとは、何か新しいことに挑戦したいという方も多いです。
久家:そうなのですね。
内村先生:ちょうど子どもの手が離れて、そろそろ自分のことをやろうかなと思って振り返ってみたタイミングで申し込んでくれた人もいます。
新しいことに挑戦したいけれど、昔みたいに動けない、みたいな人。
また、膝が痛くてテニスできなくなり、病院で水泳を勧められて挑戦したいのだけど、全く泳げないから、泳げるようになりたいという人もいました。
久家:なるほど。大人の女性を対象にしていくと、とても良さそうですね。
内村先生:『Zoom集客®の学校』で久家先生が、対象を絞って絞って絞り込めとおっしゃっていたことが、やっとわかってきました。
対象を絞り、毎月売上200万超え!剣道の達人の事例
久家:これは、ある方の事例です。
久家:剣道の達人が、スポーツ指導者を対象に気功などを教えてたのですが、あまり収入にならなかったようで。
10万円ぐらいで教えていたのですがね。
内村先生:はい。
久家:それで、「どんな人が来るんですか」と聞くと、セミナーに10人来たら、そのなかの3人は治療家だとおっしゃっていて。鍼灸職とか。
剣道をしている人って体幹がとても強いみたいで。
治療して直しても3ヶ月経つと大体歩き方の癖でぶり返しちゃったりして、なかなか治らないらしいんですよね。
内村先生:そうなのですね。
久家:普通の施術をして一時的に痛みは取れても、根本解決に至らない。
しっかり治してあげたいという思いで、治療家の真面目な人たちやお医者さんが来るって言うんです。
内村先生:なるほど。
久家:そこで、対象者を治療家やお医者さんに絞って、患者さんの悩みを根本解決できる歩き方を、治療の一環としてサポートしてあげると喜ばれますよと伝えました。
そして、歩き方を教える、というのを20万円でやってみたんです。
すると、200万円くらい毎月売れるようになりました。
内村先生:すごいですね。
久家:その後、1年経ったときに、また「最近はどんな人が来てるんですか」って聞いたら、4〜5割、登山家の人が来ると。
もともと気功セミナーは赤字ギリギリでやっていて。
でも、そこから「痛くない、疲れない歩き方」っていう切り口に変えたら、医者とか治療家よりも、山登りする人が来るようになって。
山登りの人って、下りで膝が痛くなって登山を辞めるんですよ。
内村先生:なるほど。
久家:その人たちは、60歳ぐらいで子どもが手を離れて、時間とお金に少し余裕がある状態。
そういう人が、歩き方を変えるだけで登山を続けられるってなると、20万でも全然安いと感じるのではないかなと。
内村先生:そうですね。
久家:もともと大学教授やっていた方だったのですが、毎月300万円、5年で1億5000万円売り上げて、今では大学の教授を辞めてしまいました。
内村先生も、世界一になれますよ。
内村先生:世界一ですか。
久家:いや、本当に内村先生ならできると思います。
オンリーワンはNo.1なんですよ。
今回の方で言えば、「膝が痛い登山家向けの歩き方」なんて、日本でその方しか教えてないのですから。
内村先生:なるほど…。
そういう意味での絞り込み、本当に大事ですね。
僕は昔、「誰でも来てください」って普通に言っちゃってました。
久家:わかります、わかります。みんな最初はそうですよ。
だけど、「本当に悩んでる人」に絞っていくと、ビジネスって成り立つようになります。
現場経験を「分身」へ継承する、新たなステージへ

これまでスポーツクラブで、倒れるぐらいまで仕事されていたというのは本当ですか?
内村先生:はい。本当です。
二子玉川駅で倒れて、気付いたら救護室にいたこともありました。
久家:それは大変ですね。
責任感を持って、倒れるくらいまで仕事をされていたのですね。
内村先生:あのときはアホみたいに働いていました。
ずっと水の中にいました。
水から上がったと思ったら、今度は「先生、女子のロッカーが水漏れしてます」とか言われて、「先生、ドライヤーが火吹いてます」とか、いろいろあって。
久家:水泳指導だけではないですものね。大変でしたね。
指導を続けるのは、やっぱり体力的にきつくなってきましたか?
内村先生:そうですね。
僕も55歳なので、やっぱさすがにきつくなってきています。
久家:体を使って教えるわけですもんね。
内村先生:昔ほどはできなくなりました。
これまで、「対象を絞り込む」ということを今までの僕はしてなかったんですね。
なので、今までやってきたことを丁寧にやることから、始めてみようかなっていうのがまずあります。
最終的には、自分以外の分身をつくりたいなと思っています。
先生の指導方法を教える講座にできると思いませんか?
久家:内村先生が、指導のやり方をお伝えする資格を発行してあげて、トレーナーを育てたらいいですよね。
「水泳が苦手な方でも、2時間で25mをスイスイ泳げる方法があります。体験に行きませんか」みたいな切り口で、体験に来てもらって。
内村先生:なるほど。
久家:まずは、先生がこれまで通り水泳指導をします。
そこで、何人か来るようになったら、今度はその中から「これを教えたい人いませんか?」と聞いてみてください。
10人に2人は、絶対いると思いますよ。
内村先生:そうですね。
久家:内村先生の教え方は、しっかり体系化されていて、上手なんですよ。
内村先生の水泳の指導方法を全部マニュアル化して、大人の水泳教室の「2級認定講師」とか「1級講師」とか。
最後に「トレーナーティーチャーズコース」まで行ったら、「自分で、水泳指導しても大丈夫ですよ」とか。
内村先生、それ作れますから、絶対。
内村先生:はい。ありがとうございます。
僕、「分身」という言葉を使ったのですが、コンテンツのようなものも考えているんです。
久家:はい。
内村先生:今、『Zoom集客の学校』でサポートを受けながら、一生懸命作ってるところです。
久家:素晴らしいですね。
先生の泳ぎ方を教える動画講座、売りましょう。
ただし、絶対に安くしすぎないでくださいね。
35年間で4万2千人を泳げるようにした先生のノウハウは、それだけの価値があるのです。
内村先生:はい。
久家:私たちは、物を買うときに「価格」と「価値」を比べて決めますよね。
たとえば、100万円のコンサルでも、それで成果が出れば「安かった」と感じる人もいます。
内村先生:たしかにそうですね。
久家:泳げなかった人が、泳げるようになって健康になって、人生が前向きに変わったとしたら──その価値は大きいものです。
だから、先生の講座も「ただの泳ぎ方講座」じゃなくて、「人生が変わる講座」として、価値に見合った価格で出しましょう。
内村先生:はい。
久家:実際、登山の歩き方を教える講座が20万円で売れてるんですよ。
登山を続けられないことで、健康や人間関係を失ってしまう人もいる。そう考えると、健康を保つ手段の価値はとても大きいですよね。
内村先生:そうですね。
泳げるようになることにも、きっと同じような意味があると思います。
久家:先生の講座も、「泳げる」ことで手に入る健康や自信、喜びをちゃんと伝えていきましょう。
その価値を伝えれば、ちゃんと適正な価格でも選ばれますよ。
内村先生:はい。今日は本当に、いろいろな気づきがありました。
久家:よかったです。
また改めてお時間をいただいて、今進めている講座づくりの方向性についても、詳しくお話しましょう。
内村先生:よろしくお願いします。
久家:本日はありがとうございました。
内村先生:こちらこそ、ありがとうございました。
まとめ
35年間で4万2千人を泳げるように導いた内村とんちゃん先生。
体力的にハードな現場を少しずつ離れ、これからは「教える人を育てる」という新しいチャレンジに踏み出そうとしています。
きっかけは、『Zoom集客®の学校』で出会った「対象を絞る」という視点。
これまでの経験やスキルを、誰に届けたいのか?それを見つめ直すことで、新たな道が見えてきたそうです。
今の働き方を変えたいけど、何から始めればいいのか分からない──そんな思いがある方にこそ、先生の言葉はヒントになるはずです。
次はあなたが、自分の力をもっと活かせる場所を見つけてみませんか?