喜び

『パイレーツオブカリビア①・呪われた海賊達』を観ました。
この映画『パイレーツオブカリビア』を、始めて見たときは、ストーリーを知らずに映画だけを見ていたので、ヒョウキンなジャック・スパロウが、ウィルやエリザベスやバルボッサとその手下たちと登場してきて、他の海賊や英国の軍隊とただドンパチやっている、ニギヤカな海賊映画ように感じましたが・・・
以下のストーリーを読んでから、再度『パイレーツオブカリビア』を見てみると、そこにはさらに深いメッセージを感じられるようになりました。

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<魔法のレシピ>
背後にあるストーリーを理解しよう
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『パイレーツオブカリビア①・呪われた海賊達』
◆カリブ海の港町ポートロイヤル
美しい総督の娘エリザベスは、子供の頃にウィルという少年から手に入れた黄金のメダルを今でも大切に身につけていました。

ある日、町はキャプテン・バルボッサが率いる冷酷な海賊たちに襲われます。
勇敢な若者に成長したウィルは、剣を手に勇敢に敵に立ち向かいます。
ところが奇怪なことに海賊たちは心臓を剣で貫かれても甦り、ぬことがないのです。

◆意外なことに、バルボッサは町の財宝には目もくれず、そのお目当てはエリザベスの黄金のメダルにありました。
海賊たちはメダルごとエリザベスをさらい、ブラックパール号で逃走します。
エリザベスに思いを寄せていたウィルは、彼女を救うために一匹狼の海賊ジャック・スパロウと手を組み、牢屋から救い出します。

◆ジャックはバルボッサの過去を知る数少ない人間のひとりでした。
そして、バルボッサとその手下の「恐るべき真実」をウィルに話します。

バルボッサとその手下たちは、呪いをかけられていて、月の光の下で、永遠に死ぬことを許されない、生きる屍の姿になるのだということを。
そして、その呪いを解く鍵を、エリザベスがもつ、子供の頃にウィルから手に入れた黄金のメダルが握っているのです。

◆『パイレーツオブカリビア①・呪われた海賊達』では、自分たちの欲から、アステカの金貨を盗み、永遠の命(死ぬことを許されない)身体となった、バルボッサとその手下たちはどんなに美味しいものを食べても、どんなに宝物を手にしても、どんなに美しい女性を抱いても、真の喜びを感じることがなくなります。

そして海賊の彼らは、ただ生きていることよりも、死があり、喜びがある元の身体にもどろうとします。

◆人間は「死」があるからこそ、毎日の喜びや、幸せを、より鮮明に感じて生きられるのかもしれませんね。

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<魔法のレシピ>
■人が行動する動機を理解しよう
■人間が本当に欲しいものは、富や名誉ではなく
それによって得られる「喜び」や「幸せ」という「感情」である
■目先の損得よりも、人生で本当に欲しいものを理解し手にしよう
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