40年にわたり11万社にのぼる企業の経営指導に命をかけてきた
著者牟田学氏が贈る、自分を磨き事業を大きくするための考え方、
物事の捉え方!書籍『打つ手は無限』牟田学著を読みました。
氣づき多き書籍なので一部を引用してご紹介させていただきます。
是非、書籍も読んでみてくださいね。
※書籍『打つ手は無限』牟田学著はこちら!
打つ手は無限 ~変貌する社長業/サンマーク出版

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■豊かさを創る質問■
・あなたは、感性の領域を大切にしていますか?
・あなたは、走りながら学び、実務の思想を身につけていますか?
・あなたは、通じるまで念じつづけていますか?
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<卓越のレシピ>
「念ずれば通ずる」偶然ではなく必然である!
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君に成功を贈る/日本経営合理化協会出版局

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◆20歳の時に会った中村天風さんが言っていた。
「人は誰でも、何事をも、自分自身が深く思い、
考えた通りになすことができる。
 つまり、何事も、自分が自分自身に与えた想念のとおりになる。
自分ができないと思えばできないし、できると信念すれば何事もできる」
◆人生は自分のものである。誰のものでもない。
それが自覚できるようになったら、いや、自覚したいなら、
人生を、どう生きていくか、どうしいたいかをよく考えて、
旗を立てることだ。
成功も、苦難も、全部、自分の心の中にあると私は信じている。
◆ 天風先生の本は、宇野千代さんが出して以来、長い間、
誰も手をつけなかった。
やがて、その本も絶版となり、残念ながら、天風先生は忘れ
去られた存在になってしまった。
若い頃にあった天風先生の哲学が心の内に強烈に残っていた私は、
いつの日か、この手で必ず先生の本を出版してやると、長い間
ひたすら念じ続けていた。
◆そんな年月の果てに、やっと天風先生の秘蔵の講演テープの
存在を知った。出会ったのだ。
「念ずれば通ずる」、思い続けて34年である。
偶然ではなく必然である。
天風先生の肉声をその忠実に伝えたいので、テープから原稿を
起こし、少しの編集を加えて、 4冊をシリーズで出版すること
ができた。
こうして「天風ブーム」が巻き起こった。
◆ 天風先生の本は、人間の大事な生き方を実務として説いた
書生の哲学である。
天風先生に会ったから私は、次々に遠くに旗を立て続けてきた。
今でも、雲をつかむほどはるか遠くに、旗を立てようと思っている。
思想や哲学は、生き方の方向性を決定するのに、
欠かせない大事ある。
偉人にあって話を聞き、伝記を読み、映像みるといい。
心が鼓舞される。
◆ 忙しい人生なので、学問は基礎をしっかりやり、後は走りながら
学び、実務の思想を身につける方が無駄がない。
学歴は、多くの友人を作ったり、小さく就職するのに役立つし
学者になるなら利も大きい。
しかし経営の実務には、大概して、役立たない。
それはなぜか経営は学問になった時点で、すでに遅れているから
多いからだ。
事業は、日進月歩である。生きているからである。
◆事業の成功にとっては、学問体系になりにくい勇気や、魅力や、
情や、犠牲的な精神や想像力の方が高いことを実務家は感じている。
学問と経営実務は、今では全く別であり、今の経営学の学問
としての有用性については個人差が大きい。
多くの職業には、むしろ感性の領域の方が大事である。
私は学問としての経営学を学んだ。
しかし、今それらを捨て去って、いや、それらを修正し、
実務を追加して、新しく経営の実学を体系化することに
チャレンジしている。
人間の達人 本田宗一郎/PHP研究所

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◆ホンダの創業者で高等小学校卒業後、自動車修理工場のアート商会に
丁稚奉公として入り、6年の勤務ののちのれん分けを受け、
故郷の浜松で独立。
 その後、本田技研工業株式会社を設立し二輪車の研究をスタートさせ
ホンダを世界的企業へと育て上げた本田宗一郎は数々の名言を残しています。
・企業で一番怖いのは社長の無知です。
問題は持っている知恵が古くなることです。
そうすると、過去がどんなに偉かった経営者でも、
会社をつぶすことになります。
・息子や親せきでないと社長にしないとか、
東大出でないといかんとか、企業に関係のない条件で
社長を選んでいるところがある。
みんなが見ているというのに、それでいいと思っているんですかね。
会社は大勢が飯を食うところ、大勢の生命の源泉です。
そこを忘れたら会社は潰れますよ。
◆当時、一生懸命がやたらと尊ばれた。
たんなる一生懸命には何ら価値がないことを為政者は教えなかった。
だから国民は一生懸命が価値を持つためには、正しい
理論に基づくことが前提条件だということを悟らなかった。
・社長なんて偉くも何ともない。
課長、部長、包丁、盲腸と同じだ。要するに命令系統を
はっきりさせる記号に過ぎない。
・会社を簡単に傾かせる方法!
人真似をするな。楽をしたければ人真似をするのも自由だが、
そうなると企業は転落と崩壊の道をたどり始める。
◆嫌いなことをムリしてやったって仕方がないだろう。
私は不得手なことは一切やらず、得意なことだけをやる
ようにしている。
金をかせぐよりも時間をかせげ。
・良策も遅れては意味がない!
死んでから来ては、名医もヤブ医者以下だ。』
・人間が進歩するためには、まず第一歩を踏み出すことである。
長い目で見れば人生にはムダがない。
◆技術屋ってのは、手でモノを作る商売なんで、しゃべったり、
文章を書いたりするのは俺は苦手なんだよ。
その俺にかしこまった人生訓だの家庭訓だなんて苦手だね。
だいたい、おれにとって家庭訓が一番難しいってことは、
世間様のほうがよく知っているよ。
それでもまあ、自分の生き方を強いて言うなら
「当たり前のことを当たり前にやる」ってことかな。
こんなことは人生訓にゃならないかもしれないけど、
俺はこれまで当たり前のことを当たり前にやってきたつもりだよ。
◆ 創立期に藤沢武夫って経営の名人に巡り合えて、
二十数年も一緒に仕事をしてきた。世間の人たちは、
俺と藤沢のことを水と油だとか、太陽と月だとかに例えて
言っているようだけど、若いころに腹をぶち割って話し合い、
互いの長所を心底認め合ったんだ。
ちょっとやそっとじゃ壊れる仲じゃない。
男同士の友情なんて派手な言葉は好きじゃないが、他人に友情を
求めるなら相手の秘密を絶対に守ること。
人間親しくなれば当然相手の不可侵領域まで立ち入るようになる。
それを軽々しく他人に喋るようじゃ、友情だの信頼だのが
成り立つわけがないよね。
◆ 本田技研って会社が今日あるのは、パートナーがよかった
からってだけじゃない。
最大の理由は会社に若さがあったってことだろう。
俺も藤沢も若かったけど、周りがみんなもっと若くて、
エネルギーのある奴らばかりだったんだ。
若い社員たちは、俺がどんなに叱ろうが、怒鳴ろうがびくともしない。
かえってやる気を起こすんだ。
これが年寄りばかりだったら、そうはいかないよね。
・ 年寄りが経営者であり続けるなら、せめて若い人の
悪口を言わないという保障をしてほしい。
もうひとつの注文は、時代の変化を勉強すること。
やってみると、それが年寄りにとっていかに難しいかが良くわかる。
徳川時代のように変化がほとんどない時代には、
知恵なり経験則を持っている老人が長老として威張っていられた。
現代は、あんまり世の中が進みすぎるものだから、
わからないことだらけ。
◆芸術でも技術でも、いい仕事をするには、女のことが分かって
ないとダメなんじゃないかな。
ジョークを言えない人とは付き合えない。
仕事だってなめらかにできない。
そういうことを案外忘れているのじゃないか。
借り着で表現している人は偉い人、自分の個性で表現すると
下品だということになる。
だから私なんかは、いつでも下品の烙印を押されてしまう。
漫才みたいなことを言って、締めるところはきちっと締めるから、
みんな安心して平等感を味わってくれる。
◆ 資本がないことより、アイデアがないのが問題!
資本がないから事業が思わしくないとの声をよく聞くが、それは資本がないからではなく、アイデアがないからである。
・ 人生は『見たり』『聞いたり』『試したり』の3つの知恵で
まとまっているが、多くの人は『見たり』『聞いたり』ばかりで
一番重要な『試したり』をほとんどしない。
ありふれたことだが失敗と成功は裏腹になっている。
みんな失敗を恐れるから成功のチャンスも少ない。
・ 私がやった仕事で本当に成功したものは、
全体のわずか1%にすぎないということも言っておきたい。
 99%は失敗の連続であった。
そして、その実を結んだ1%の成功が現在の私である。
私の現在が成功というのなら、私の過去はみんな失敗が
土台作りをしていることになる。私の仕事は失敗の連続であった。
◆私の最大の光栄は、一度も失敗しないことではなく、
倒れるごとに起きるところにある。
・ 成功者は、例え不運な事態に見舞われても、この試練を
乗り越えたら必ず成功すると考えている。
そして、最後まで諦めなかった人間が成功しているのである
・ 私は、他人の真似をするのが大嫌いである。
私は真似が嫌いだから、うちはうちの作り方でやろう
ということで苦労をしたわけである。
しかし、かれらに追いつくまでに時間をかけて努力したことが、
追いついてからのちの技術力の差になった。
・やろうと思えば人間はたいていのことができると私は思っている。
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<魔法のレシピ>
■学問と経営実務は、今では全く別であり、今の経営学の学問
としての有用性については個人差が大きい
多くの職業には、むしろ感性の領域の方が大事である!
■忙しい人生なので、学問は基礎をしっかりやり、後は走りながら
学び、実務の思想を身につける方が無駄がない。
■学歴は、多くの友人を作ったり、小さく就職するのに役立つし
学者になるなら利も大きい。
しかし経営の実務には、大概して、役立たない。
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