こんにちは!久家邦彦です。
『成功するビジネス』と『失敗するビジネス』の本質的な違いは
どこにあるのでしょうか?
あなたは『企業生存率』というお話を聴いたことはありますか?
その会社が倒産せずに、経営されていくことを『企業生存率』と呼んでいます。
2つの統計があります。
◆統計① 設立5年で約85%の会社が、倒産・撤退している。
設立5年目 企業生存率 15%
設立10年以上 企業生存率 6.3%。
設立20年以上 企業生存率 0.3%
設立30年以上 企業生存率 0.025%
◆統計② 中小企業庁がまとめた、1980年~2009年に創設された企業の創設後経過年数ごとの
『企業生存率』の平均値を示したグラフを見ると、
・10年後には約3割の企業が倒産・撤退している。
・20年後には約5割の企業が倒産・撤退している。
■豊かさを創る質問■
■あなたが貢献したい、お客様は誰ですか?
■あなたは、その方たちに、どのような貢献をしていきますか?
■あなたは、どれくらいの規模で貢献していきますか?
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<強運のレシピ>
ビジネスは貢献の対価である!
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◆「あなたのビジネスの本質は何ですか?」
この質問は「あなたのビジネスで、貢献できる人は誰ですか?」
と言い換えることができます。
貢献できる人間の数が増えるたびに収益が増えます。
「年商1億円の会社は、1億円、貢献している」
「年商10億円の会社は、10億円、貢献している」
「年商1000億円の会社は、1000億円、貢献している」
◆ パナソニックの創業者で、経営の神様といわれた松下幸之助は、日本がまだ貧しかった1932年、自分のお店の店員を大阪に集めて会社の使命を明らかにしました。
「産業人の使命は貧乏の克服である。そのためには、物資の生産に次ぐ生産をもって、富を増大しなければならない。
水道の水は、通行人がこれを飲んでも咎められない。それは量が多く、価格があまりにも安いからである。産業人の使命も、水道の水のごとく、物資を安価無尽たらしめ、楽土を建設することである。」
◆このとき松下幸之助氏は、この「水道哲学」を完成させるための「250年計画」を発表しました。
1932年から80年が過ぎた、2013年、松下幸之助が80年前に心に重い描いたパナソニックの使命は実現しているでしょうか?
もちろんです。
◆アメリカの鉄鋼王アンドリュー・カーネギーは、今から100年以上も前に、当時、高価だった鉄鋼を大量に生産して、より安く供給することで億万長者となり、その後、人生の後半は築いた富を社会の役立つ形で還元しました。
アンドリュー・カーネギーは、まだ若いころから人生の目標、目的を紙に書いて持ち歩いていたそうです。
「お金持ちになりたければ、天がお金を与えている人たちを見ればいい」
という言葉があります。
◆松下幸之助や、アンドリュー・カーネギーに共通するのは、ただ単に部屋のかたすみで「10億円、10億円とイメージしている」こととは対照的で、
具体的な目的とそれに伴う行動、プラスアルファの前進(代償)に集中していました。
「ビジネスは、貢献の対価である」
より質の高いサービスや商品を、より大量に、積極的に提供して参りましょう。
※敬称略
◆【10年以上生き残る会社の条件】 というテーマで株式会社帝国データバンク
産業調査部・情報企画課・課長の昌木裕司氏の意見です。
↓↓
■2000年以降に創設された企業のうち、中小企業から大企業に成長した企業の業種構成を見ると
「情報通信業」と「医療・福祉分野」に多い!!
① 2000年代に設立・創業し、10年以上事業継続している企業を見ると
「情報通信業」と「医療・福祉分野」の業界でニッチな事業を見出した企業が目立っています。
②また、成長分野以外でも、「ほかの企業はまだほとんど手をつけていないニッチ事業」を
見つけられた企業は、成長を続けています。
③2000年代に設立・創業し、10年以上継続している企業の「経営者の人物像」を見ると、
「ビジョンがある」「積極的」「先見性に富む」「実行力がある」「責任感が強い」
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<強運のレシピ>
■ 貢献したいお客様を明確にする!
■ お客様にどんな貢献をするかを明確にする!
■ 時代の流れに対応し『プラスαの魔法』を拡大していこう!
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<<編集後記>>
やった! 東京オリンピックだ!!
これからの7年間がさらに楽しくなりましたね。
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『脳力革命で人を幸せに!』
久家 邦彦
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