『聴くタス』で小説家 石田衣良さん
講談社文庫「フォーティー翼をふたたび」のインタビューを
お聞きしました。
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<魔法のレシピ>
『知は力』たくさん本を読もう
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石田衣良さんが50歳で「フォーティー翼をふたたび」を書かれた理由は?
◆今は、大人に成熟する年齢が遅いですよね。
「こういうことを、やっていけばいい」と決めるのが40代かなあ・・・
ある意味、安心するのが40代かもしれませんね。
石田衣良さんご自身は
・20代は、迷って遊んでしまい
・30代で、フリーランスで生活の基盤をつくり
・40代で、「物書き」でやっていくと決めた
漫画サザエさんの磯野波平さんやフネさんが40代の設定ですから、今とは40代のイメージが違いますね。

◆小説の主役には自分と重なる部分があるんです。
40代は、ガソリンを入れる時期なんです。
40代で「中年の危機、第2の人生の危機」を乗り越える
ここで2段目のロケットが点火する人と、落ちていく人がいる

◆景気もこのままいくかと思っていましたが・・・
リーマンショック以降NIKKEI株価も18000円から、9000円と半分なので。
40代の人が、元氣になってくれたらいいですね。
この小説を「明日から、もう一度頑張る」という人が読んでくれたらいいですね。
『元氣になってもらったら、いいけどなあ・・・。』

◆石田衣良さんの『人生を変えた1冊』は?
本は一冊では、はたらかない。1冊では無理があると思います。
いろんな本を読むことが大切です。
ですから1冊あげるとしたら・・・『○○○○』
本を読む習慣をつけてくれた本です。

◆アメリカの文部科学省みたいなところで統計があります。
一つの世帯で「本を読む量」と、その世帯の「経済的な豊かさ」についての統計ですが・・・
「アメリカでは本を多く読む家はそれに比例して『豊か』で、逆に、本をまったく読まない家は『貧しい』」という統計があるんです。
読んだページ数が、経済的な豊かさと相関関係があるんです。『知は力』ですね。
ですから、いろんな人の書いたを読んだらいいです。
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<魔法のレシピ>
■40代で「こういうことを、やっていけばいい」と決める
ある意味、安心するのが40代かもしれない。
■40代で「第2の人生の危機」を乗り越える
ここで2段目のロケットを点火しよう
■本を読む習慣を身につけて、廻りの人が元氣になることを提供しつづけよう
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