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<魔法のレシピ>
諸刃の剣である「想像力」と「創造力」を
より良いことのために活用しよう
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◆『エアフォース・ワン』は
アメリカとロシアの協力によってカザフスタンの独裁者ラデクがついに逮捕されたところから始まります。
アメリカ合衆国大統領のジェームズ・マーシャルは、NATOを介してカザフスタンの独裁者イワン・ラデクを拘束しモスクワでテロと戦う演説を行ないます。
その帰路、大統領専用機「エアフォース・ワン」にロシアのテレビクルーを同乗させますが、クルーの正体はラデクの奪回を目論むテロリストでした。
◆テロリストたちは、専用機のハイジャックを成功させテロリストのリーダー、コルシュノフは乗客乗員を人質に取り、アメリカ政府にラデク釈放を要求します。
政府が決断を迫られる中、辛くも難を逃れた大統領は単身、テロリストへ戦いをい挑みます。
◆映画「エアフォースワン」を観ていると、大統領機「エアフォースワン」がハイジャックされ直接、大統領がテロリストと戦うというストーリーで、現実離れした娯楽映画のように感じます。
◆ところが、この映画が製作された4年後、NYで2001年9月11日朝(現地時間)米国国内線の飛行機4機が同時にハイジャックされ、
そのうち3機がニューヨークの世界貿易センタービル、ワシントンのペンタゴンなどに突入するという、過去に類をみない組織テロ犯罪が発生して全世界に衝撃を与えました。
◆さらに『同時多発テロ事件9.11』の後、アメリカはアフガニスタン紛争やイラク戦争を行うことになります。
『事実は小説より奇なり』といいますが、政治的な背景があるにせよ『9.11同時多発テロ事件』では途方もない大事件が起きました。
◆人間の「想像力」から航空機を使った
「娯楽のための映画のストーリー」が生まれることもあれば・・・
人間の「想像力」から、大量の人間を殺戮するテロを引き起こすこともあるのですね。
人間としてこの世に生まれ・・・
「想像力」と「創造力」という素晴らしい力を与えられていることに感謝して、この力をより良いことに活用していきたいですね。
◆映画「エアフォースワン」の撮影の際に、主演のハリソン・フォードは大統領ビル・クリントンの誕生パーティーで「エアフォースワンを取材させてほしい」と直接交渉をしたそうです。
これにより取材が許可されアンドルーズ空軍基地内で「エアフォースワン」の機内取材を行ないました。
ところがこのとき「エアフォースワン」の機内撮影までは許可されなかったため取材スタッフは機内の様子を記憶して装備品や配色などをイラスト化し、それを元に機内のセットを製作しました。
◆ハリソン・フォードは、大工から俳優になり映画の出演料が20億円にもなる大スターになった人物ですが、俳優として売れる前から人を批判したり、ネガティブなことを全く言わないことで有名な人物です。
ハリソン・フォードは、ライバル達が火花をちらす撮影現場でも
『ポジティブなことを言わないなら、何も言わない』
ということを自分自身で決めているということです。
私達人間に与えられた『言葉』や『コミュニケーション』の素晴らしい力を、自分自身と他の人にとってより良いことに活用しているのですね。
有難うございます。
◆映画『エアフォース・ワン』のキャスト
・ハリソン・フォード – ジェイムズ・マーシャル大統領
・ゲイリー・オールドマン – イワン・コルシュノフ(テロリスト)
・グレン・クローズ – キャサリン・ベネット副大統領
・ウェンディ・クルーソン – グレイス・マーシャル(大統領の妻)
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<魔法のレシピ>
■人を批判したり、ネガティブなことを言わない
■より良い習慣を身につけよう
■映画から時代の変化を感じ取ろう
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