溝口耕児先生のお話しをうかがいました。
溝口耕児先生が企業経営の顧問をされるようになってから、経営状況が厳しい企業も、数多く見てこられたそうです。
溝口先生は、厳しい状況にある企業経営者に対してどのようなアドバイスをされてきたのでしょうか?
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<魔法のレシピ>
思考を「道具」として活用しよう
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◆人間には分析学の観点から、人それぞれのバイオリズムがあります。
つまりその人の流れが「良い」ときも「悪い」ときもあるわけです。
状況が「悪い」ときに、無理にあせっても良い結果を創るどころか、逆効果になってしまうことがあります。
また状況が「悪い」ときに、ただ考えていても悪い考えばかりが浮かんだりします。
◆溝口先生は
「そんなときは、タメをつくることだよ。」
と教えて下さいます。
例えば
・弓矢の「矢」が、前に飛ぶのは、弓をグッと引いて後ろに「タメ」をつくるから、前に飛ぶエネルギーが高まるわけです。
・ボールを投げるときも、後ろに振りかぶってから投げるからボールが前へとぶのです。
・ボクシングでも、ただ打ちっぱなしだと、パンチに力がなくなります。
逆に、ためて、ためて、カウンターを打つと、KOパンチになったりします。
ですから、流れが悪いときは、がむしゃらに前へ出るのではなく、「タメ」をつくることが大切だということです。
◆はづき光映先生は、書籍『2週間で一生が変わる魔法の言葉』の中で、状況が悪いときには、まずその状況を素直に認めて心をフラットに戻すことが最初なのです。と書かれています。
『魔法の言葉』
・「人間だもんいろいろあっていいじゃない。」
・「大丈夫、大丈夫、絶対、大丈夫」
・「全ては上手くいっている」
◆状況が良いときも、悪いときも、望んだ成果をえるために、力を与えてくれる思考(解釈)をしていきたいですね。
「思考は現実化する」というナポレオン・ヒル博士の書籍は、今までに世界で1億冊以上読まれているそうですが、幸せに夢を叶えるために、自分の思考を「道具」として効果的に活用していきましょう。
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<魔法のレシピ>
■心をニュートラルにしよう
■状況が「悪い」ときは、逆に思い切りタメをつくろう
■望んだ成果をえるために、力を与えてくれる解釈をしよう
「思考は現実化する」
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