『自分で奇跡を起こす方法』の著者である井上裕之先生のお話しをお聞きしてきました。
井上先生は、多くの人の「悩み」には「人間関係」つまりコミュニケーションが介在しているといいます。
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<魔法のレシピ>
人間関係の質が、人生の質である
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◆井上裕之先生はコミュニケーションで重要なのは、「エゴを捨てることだ」と考えているそうです。
「自分の思い」を捨てるということです。
それは、「なぜ?」でしょうか。
例えば「自分が完ぺきか?」というと、もちろん、そんなことはありません。
◆面白い実習があります・・・
①今いる部屋で「黄色」のものは何個ありますか?
「黄色い」ものを探してください。
②では目をとじて、「黄色いものは何個ありましたか?」
③それでは、「その部屋に赤いのものは?何個ありましたか?」
④「黄色い」のに集中して探していると、意外に「赤いもの」は思いつかないと思います。
⑤では目を開けて、赤いものを探してください!!
「何個ありますか?」
思ったより、たくさんありませんか?
◆その人がいる部屋には「赤い色」という情報があっても「黄色いものは?」と質問されると「黄色」ばかりに目がいきます。
同じ部屋に「赤いもの」もあるのに人はフォーカスしていないものには、氣づかないのです。
つまり人間は、そのときに集中しているものしか目に入っていないということです。
◆このように人は、自分がフォーカスしたことしか意識がいっていないのです。
例えば「人の良いところ」ばかり見ている人がいます。
この人には「人の悪いところ」は、あまり見えないのです。
逆に「人の悪いところ」ばかり見ている人には、「人の良いところ」が見えなくなってくるのです。
◆そして殆どの場合、人は過去に自分が感じたことに執着しているのです。
人は過去にそれぞれ、違った経験をしています。
たとえ兄弟でも、悲しかったこと、嬉しかったこと、楽しかったこと、辛かったこと、得意なことは違います。
ですから人は、同じものを見ていても・・・
過去の経験や、その人が感じてきたことによってフォーカスが違うのです。
フォーカスが違えば、同じ場所にいても違う物を見て、違う現実を生きているのです。
◆違う現実を生きているわけですから・・・
コミュニケーションで大切なことは
「自分が全て正しいと思わないで、相手を受け入れること」
だというわけです。
例えば、意見が違う人は「イライラします」けど・・
その人を、まず受け入れることです。
◆井上先生にも経験があるそうですが・・・
意見が違う、そういう相手にガンガン言っていると相手は、ガードしてしまいます。
それに、殆どの場合、作用反作用のとおりになります。
つまり・・・
・こちらがガンガン言うと・・・相手も言い返す。
・相手が、たとえ言い返さなくても・・・相手は心の中で嫌な感情をもっている。
ですから、まずエゴをなくして、相手を受け入れることが重要になるわけですね。
有難うございます。
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<魔法のレシピ>
■人は同じ場所にいても、違う物(違う現実)を見ている
■エゴをすて、相手を受け入れよう
■自分の過去だけに拘らないで学びつづけよう
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