伊勢神宮に参拝して参りました。

伊勢神宮には、天照大神(あまてらす・おおみかみ)が祭られています。

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<魔法のレシピ>
相手が欲しい気持ちと、自分が欲しい気持ちを創ろう
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◆天照大神は日本の神様の中で最高神の地位を占める神様で
太陽の神であり、高天原(たかまがはら)の主宰神です。

天照大神はイザナギの神から生まれました。
この話はイザナギの神の所にも出ましたが、イザナギ神が亡き妻イザナミ神を慕って
黄泉の国に行くも、結局逃げ帰り、その時戻ってから川でみそぎをするのですが、
・その時に左目を洗ったときに天照大神、
・右目を洗った時に月読尊(つくよみのみこと)、
・鼻を洗った時に須左之男命(すさのおのみこと)が生まれたとされます。
この三柱の神を三貴子といいます。

◆そしてイザナギ神の指示で、
・天照大神は高天原を治め、
・月読尊は夜の世界を治め、
・須左之男命は海を治めることになります。
しかし須左之男命は泣いてばかりいて全く仕事をせず、イザナギ神に自分はイザナミ神のいる
根の国に行きたいといいます。
イザナギ神が呆れて須左之男命を海から追放すると、須左之男命は姉に別れを告げてから
根の国に行くと行って高天原におもむきます。
ところがこの時の須左之男命の勢いが凄まじかったため、天照大神は須左之男命が高天原を
乗っ取りに来たのかと武装して待ち受け、須左之男命に対峙して「何をしに来たのだ」と
問いただします。

◆これに対して須左之男命は自分は単に別れを言いに来ただけで他意は無いといいます。
そして子供をもうけてその証を立てましょうということになり、
須左之男命の十拳剣(とつかのつるぎ)から宗像の三柱の女神、
天照大神の八尺勾玉(やさかのまがたま)から天之忍穂耳命・天之菩卑能命
・天津日子根命・活津日子根命・熊野久須毘命の五柱の男神が生まれたため、
須左之男命はこの誓約(うけい)に勝ったことになり、高天原にしばらく滞在を許されます。

◆ところが須左之男命は元々荒っぽい神である為、高天原滞在中にたんぼの畦道は壊すわ、
神殿に糞はするわ、乱暴な行ないを続けます。
最初は天照大神も弟のことだからいろいろとかばっていましたが、
やがて天照大神の配下の機織娘が須左之男命の乱暴のために事故死するに至って、
とうとう機嫌を損ねて、天岩戸(あまのいわと)に引き篭ってしまいます。
太陽神である天照大神に隠れられてはたまりません。

世の中真っ暗闇になってしまいました。
◆そこで困った神々は一計を案じ、岩戸の前に八尺勾玉をさげ、
八咫鏡(やたのかがみ)をぶらさげて、天宇受売神(あめのうずめのかみ)が
その前で踊りを踊りました。
その踊りが余りおかしかった為、居ならぶ神様はどっと吹き出します。
その笑い声を聞いた天照大神は「いったい何事?」と少し岩戸を開けて様子を
見ようとしました。
すると天宇受売神が「あなた様よりもっと尊い神様がいらっしゃったのです」といいます。
そして天児屋命と布刀玉命が鏡をそばに寄せますと、そこに映った自分の姿が輝いて見えます。

◆どんな神なのかと思い、もう少しよく見ようと岩戸をもう少し開けますと、
そこで控えていた天手力男神(あめのたぢからおのかみ)が
グイと天照大神の手を引いて岩戸から引出し、

布刀玉命(ふとだまのみこと)がサッとしめ縄を渡して
中に戻れないようにしました。

かくして高天原に光が戻ったのです。

◆伊勢神宮に参拝に伺うと、心が清らかで豊かになる氣がしますね。
参拝した日は、朝から雨がふっていました。

ところが
・豊受大神宮(外宮)の豊受大御神(衣食住をはじめすべての産業の守り神)と
・皇大神宮(内宮)の天照大御神(皇室の御祖先の神で、日本人の総氏神)への
参拝が終わり五十鈴(いすず) 川の宇治橋を渡ると・・・
雨がやんで明るくなり、お日様が出てきました。

まるで天照大神が、岩戸からでてきてくださったような
清々しい晴れやかな気持ちになりました。

◆天照大神と須左之男命は、仲直りをして
そこから『和』を中心に、大和の国(日本国)が創られてきたという
お話しを、お聞きしたことがあります。
明日は『和を以て貴しとなす』という
聖徳太子の「憲法十七条」にある言葉について書かせていただきます。

■豊かさを創る質問■
「相手の欲しい気持ちは、どんな気持ちですか?」
「あなたの欲しい気持ちは、どんな気持ちですか?」
「どうしたらその気持ちを創れますか?」
伊勢神宮ひとり歩き―神の森のヴィジュアルガイドブック/中野 晴生

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<魔法のレシピ>
■ あなたが欲しい氣持ちを理解しよう
■ 相手の欲しい氣持ちを理解しよう
■ 相手とあなたが欲しい氣持ちを理解しよう
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<さくらのB級グルメ>★★★★

お伊勢参りをした後、宇治山田駅前の割烹『大喜』で
「江戸前弁当」1000円と「てごね寿司の定食」1500円をいただきました。

てごね寿司は、こちらの地方の名物で
お刺身の醤油漬けのだしが良く染みていて酢飯にあい、美味しくいただけます。
江戸前弁当も、海老フライや、盛りだくさんの煮物がついていて
豊かな和食を楽しめました。

お部屋には掘りごたつがあり、とてもゆっくりとくつろいで参りました。
有難うございます。