本日は、『Zoom集客®の学校』と『ビジネスメンタルの学校』の受講生、林玲一さんをご紹介します。

林さんは、成田から所持金わずか400円ジョージアへ移住したのです。

しかも、英語は話せない、そんな状態でよく移住を決断したと思いますがそこから、命を脅かす、想定外のサバイバル生活が始まりました。

まず初めに、ジョージアへ行った途端に、命の次に大事なパソコンが壊れてしまったのです。

パソコンを使って仕事をし、収入を得ようと考えていたことが出来なくなったのです。

ですが、生活するためには、収入を得なくてはいけません。

いきなりトラブルが発生しましたが、林さんの考え方が素晴らしくギリギリのところで窮地を脱出したのです。

林さんは、どうやって収入を得て、窮地を乗り越えて、生き延びることが出来たのか?

今日は、無事に生還した林さんご本人に、実際に何があったのか?何を考えて行動していたのか?についてお話しをお聞きいたします。

起業サポート 林玲一さん
※個人差があります。効果を保証するものではありません。

目次

なぜ、日本からジョージアへ移住を決めたのか?

林さんは、現在はどんなお仕事をされていますか?

現在は、主にBtoBや中小企業の方、個人で経営されている方々オンライン化や仕組み化などのお手伝いをさせていただいています。

『Zoom集客®の学校』に入る前は、どのようなことが悩みでしたか?

お客さんをどのように集客すれば良いのか、わかりませんでした。

また、お客さんを集客できても、仕事の単価が5000円や3000円といったお小遣い稼ぎ程度しか得られませんでした。

それを改善するためには、きちんと勉強しなければいけないと感じていました。

久家:林さんが『Zoom集客®の学校』に入る前は、日本での人間関係や、親の介護など様々な問題があり、ジョージアに移住されたのですね。

その経緯について、時系列で教えていただけますか?

今から3年前ぐらい前に、Facebookで知り合った方がジョージアに住んでいて「一緒に飲もう」と誘われたのがきっかけでした。

なぜ、所持金400円でジョージアに行こうと思いましたか?

元々、海外に移住したいという思いがありました。

当時の私は、日本での生活が厳しく、自分自身が精神的に耐えられない状況でした。

お金がなく、母親が脳出血になったり、元嫁さんとの別居問題などで、このままでは潰れてしまうと感じていました。

そのため、自分の命を守って生き延びる道は、日本を捨てて海外しかないと思いました。

ある意味、思い込みなのですが、当時の自分の頭にはそれしかありませんでした。

成田から出発するときになぜ、手元に400円しかなかったのですか?

費用を支払って、最終的に残った金額が400円でした。

久家:その状況から、『Zoom集客®の学校』に入って、ジョージアから日本のお客さんにインターネットの使い方を教える、オンラインの仕事を始めたのですね。

『Zoom集客®の学校』に入ってから売上は、合計でいくらですか?

先日計算したところ、304万円を少し超えていました

もし、オンラインで収入を得られなかったら、今頃どうなっていたでしょうか?

ジョージアでゴミ箱を漁っていたと思います。

ジョージアに住んでいた期間は、どのくらいですか?

合計で10ヶ月ぐらいです。

久家:サバイバルを生き延び、オンラインで収入を得て帰りの飛行機代も作り、日本に帰って来られたのですね。

林さんがどうやって生き延びたのか、私はその話は多くの日本人に勇気を与えると思います。

人間はそんなに弱くない

私が偉そうに言うつもりはないですが、林さんのように厳しいサバイバル環境で、実際に生き抜いているわけです。

ここからの話は、驚愕します。

どんなことが起きて、生き延びてきたかを聞くと、作り話ではなくて本当だとわかると思います。

厳重注意!Facebookで注意してほしいこと!

ただ1つだけ注意していただきたいのが、Facebookで林さんのように外国の人から友達申請が来た場合、基本的には受けないでください。

現在、Facebookでロマンス詐欺というものが流行っています。

外国の医者だと名乗る人がお金に困っていて、日本人は優しいから50万円とか送ってしまう人がいます。

そのお金は返ってこないことがほとんどです。

女性にはそういう詐欺が、男性には見た目が美しくセクシーな海外の女性からの友達申請が来ますが、それらを受けないでください。

これは非常に重要なので、詐欺に騙されないように注意してください。

インターネットを使うのはいいですが、それは自己責任です。

これからの時代は、誰の情報を信じるのか、誰といるか、誰から話を聞くかということが自己責任の時代だからこそ大切になります。

情報を集める時代は終わりました。

現在は、情報が多いので選ぶ時代であり、それを100%自己責任で判断しなければならないので危険です。

ジョージアで実際にあったサバイバルな出来事!

林さんは、ジョージアに行かれて、着いた時には手元に400円しかなく、その後いろんなことがありました。

例えば、ドーベルマンという猟犬で獲物を取るための大きな牙を持っている、とても強い犬に噛まれたという話があります。

ドーベルマンに噛まれたのはどういう状況だったのでしょうか?

林さん:私が泊まってた ゲストハウスは、仲が良かった日本人の方が経営されていました。

ジョージアの家は、だいたい道路の通りに面した入口に鉄格子があってその内側に家が何軒かあるシステムです。

私が住んでいたゲストハウスの、お隣の方が飼っていた犬がドーベルマンでした。

その時は、柵がしてなくて僕がたまたまゲストハウスを出たところにいた、猫の頭をヨシヨシと撫でていたら犬が寄ってきたのです。

「噛まれる」と思った瞬間、もうガブッと噛まれて、血がたら〜と出ていた感じです。

それで、すぐに医者に行ったんですか?

林さん:お金もあまりなかったので、医者には行かずに自分で手当をしました。

その犬を飼っていた方が英語で翻訳してくれて、

「うちの犬はワクチンをしてあるので、あなたが狂犬病で死ぬことはないと言われましたが

「でも、次に噛んだら、あなたの犬は殺処分させていただきますね」と釘を刺しました。

やっぱりそういうやり取りをしないと、相手になめられちゃうからです。

それで、噛まれた足は大丈夫だったんですか?

林さん:なんとか大丈夫でした。

確かに痛みがありましたが、頭はすごく冷静で、Googleで狂犬病のことを一生懸命調べました。

もし狂犬病だったらどういう症状が起きるのか調べたら、

「当日中に熱が上がったら危険」

ということが書いてあったので、熱が出始めたらすぐに病院に行こうと思っていました。

ちょうどコロナの真っ只中だったので、体温計を持っていました。

それで、1時間おきに体温を測り、夜の12時ぐらいになっても熱は上がらなかったので「大丈夫かな」と思い事なきを得ました。

サバイバル生活!生き延びるためにやった仕事とは?

久家:映画みたいな話ですよね。

お金が400円しかない状況で、ゲストハウスに泊まるには、いくら必要でしたか?

林さん:その当時、一泊、800円ぐらいでした。

オンラインビジネスの収入が銀行口座に振り込まれていたのですか?

林さん:毎日、1万円や2万円ぐらいの案件を取るつもりで必死に動いていました。

どんな仕事をしていたんですか?

ライバーの仕事もしました。

ライバーとは、どのようなお仕事ですか?

ライブ配信サイトで、視聴者に向けてライブ発信をする人のことを指します。

そこで、視聴者からもらう投げ銭でお金を集めたりしました。

それで、どれくらいの収入がありましたか?

その時は、時給1000円のアルバイトでしていたので、それがだいたい3ヶ月で9万円ぐらい入ってきました。

久家:Zoom集客を使って、パソコンの使い方とかホームページ立ち上げなども教えられていましたよね

林さん:そうですね。

ジョージアの物価は、日本の何分の一くらいなんですか?

当時は、日本のだいたい5分の1ぐらいでした。

現在は、4分の1ぐらいだと思います。

久家:日本で20万円で暮らしていたら、ジョージアでは5万円で暮らせるのですね。

それで、ゲストハウスは1泊800円なので、30日泊まっても2万4000円ぐらいで泊まれたのですね。

サバイバル生活!部屋の中にいる外敵との戦い

ゲストハウスは、どんなところですか?

二段ベッドが置いてある古民家のようなところで、部屋は個室にさせてもらいました。

Wi-Fiは繋がりますか?

はい、Wi-Fiは繋がっていました。

久家:夜に仕事をしていると、うるさいと言われて外に追い出されたこともあると言われてましたね。

ジョージアは日本との時差はどのくらいですか?

日本からマイナス5時間ぐらいですね。

久家:だから、仕事が夜中になってしまう時があるのですね。

ゲストハウスの外でやるように言われても、外ではWi-Fiがつながらないですよね。

林さん:外に出てギリギリつながるところでやっていました。

一晩で蚊に60箇所刺されたそうですね?

ゲストハウスの近くに用水路があり、そこから蚊がたくさん出て部屋に入ってきます。

私は2段ベッドの下に寝ていたのですが、ベッドの柵のところで4〜5匹の蚊が待機していました。

ジョージアでは殺虫剤はないのですか?

農薬系のものは、使わない国なので、殺虫剤は全然売ってないです。

なので、日本の蚊取り線香を持っていたら、それで商売ができるかなと思いました。

久家:そうしたら、みんなはどうしているのですか?

林さん:原始的な感じで、自分でパチン、パチンと叩いています。

それで、刺されたところを数えていたのですか?

数えていたのですが、60か所までいくともう痒みが面倒くさくなる感覚で痒みが麻痺します。

でも、エボラなどの危険な蚊がいたら、毒抜きをしなければならないと注意はしていました。

なので、朝起きたら朝活でだいたい20000歩ぐらい歩いて汗をかくとスッキリして痒みもなくなり、2〜3日後には完全に治っていました。

久家:人間の生命力はすごいですね。

日本にいたら感じないけれど、生き残るためには、犬に噛まれたり蚊に刺されたりすることもあるのでしょう。

そして、毒抜きと痒みをなくすのには、20000歩あるくといいのですね。

林さん:20000歩かはわからないですが、、、

サバイバル生活!命の次に大事な商売道具が壊れる!

久家:お金がなくなった時ってあるんですよね?

一時期、パソコンが壊れてしまったと言っていましたね?

林さん:プラグの変換器があったのですが、向こうの電圧は大体220Vとかで結構高いです。

それで、通常の日本のパソコンも、その電圧に対応して壊れないようになっているはずなんです。

でも、過電圧かなにかでバッテリーがおかしくなってしまったみたいで、パソコンが起動しなくなってしまったんです。

久家:パソコンが使えないとお金が入って来ないですね。

林さん:それで「どうしよう」と思いました。

久家:それで、どうしたんですか?

林さん:親戚に5000円だけでも良いからと、お金を借してもらいました。

久家:スマホは持っていたのですか?

林さん:持っていました。

久家:スマホで連絡する時の通信方法は、何を使用しているのですか?

林さん:ジョージアの海外SIMカードを買って使用していました。

海外SIMは結構安くて、月に1500円ぐらいで使い放題です。

久家:なるほど、それを使うと日本にも、連絡できるのですね。

それで、連絡して5000円を送ってもらうと、翌日には振り込まれるのですか?

林さん:自分の銀行口座から、またジョージアの口座に送金しないといけないので、なかなか大変でした。

日本から中継のデビットカードを通して、ジョージアの口座に送るような形です。

久家:ジョージアの銀行口座は、日本人でも簡単に開設できるのですか?

林さん:多少の英語は話さなければならないのですが可能です。

サバイバル生活!英語を話せないのに生活できた秘密

林さんは、英語は得意なのですか?

全然できません。ほぼ、ボディランゲージですね。

久家:すごいですね。英語についてもあまり考えずにジョージアに行ったわけですね。

そもそもジョージアは基本的に英語を話すのでしょうか?

一応若い人は英語を話せるのですが、基本的にはジョージア語を話し、年配の方々はロシア語を話すそうです。

サバイバル生活!最終手段、背に腹は代えられない!

久家:お金がなくて、食事ができなかった時期があったと言っていましたが、ゴミ箱をあさる方法を学んだと言っていましたね。

ゴミ箱で何をあさるのですか?

ジョージアには2m×3mぐらいの大きなゴミ箱があり、そのゴミ箱がたくさん並んでいて、人々がそこにゴミを捨てていきます。

その中には、まだ使えそうな服や物があり、リユースすることができます。

リユースするとは、中古品を使うということですね?

そうです。自分で綺麗にして使うということです。

久家:タダで、ゴミ箱から取ってきて良いのですね。

サバイバル生活!何を食べて飲んで生き延びたのか?

林さん:食べ物は生物も多いので、日にちが経ったものは毒物にもなります。

久家:拾ったものを食べたことはあるのですか?

林さん:拾ったものは食べたりはしません。

食べ物は、何を食べていたのですか?

現地の塩パンが非常に安くて、だいたい日本円で30円くらいで食べられます。

しかも大きなパンで、長さが1mぐらいもあるんです。

それにマヨネーズをつけて食べていました。

飲み物はどうしていたのですか?

水が売ってありましたが、いつも買えたわけではありません。

私は、靴下をオンラインで売っていたので靴下が売れた時にだけ、贅沢に水を買っていました。

久家:でも水を買わなかったら、どうするのですか?

林さん:蛇口から出る水もそんなに、悪くはありませんでした。

ただ硬水なので、お腹に合わない人は下してしまったりもします。

でも、私は大丈夫だったので飲んでいました。

久家:その後、壊れたパソコンは復活したのですか?

林さん:バッテリーを外した状態で電源をつないだら復活しました。

久家:それは、日本に帰ってくるまで使い続けることができたのですか?

林さん:使えましたし、今も使っています。

久家:運が良かったですね。まるで自分の相棒みたいなものですね。

サバイバル生活!ある日、大事なスマホが無くなった、、

久家:ジョージアにいる時にスマホを盗まれたんですよね?

盗まれました。

最初に繋がりがあった方が、元々NPO法人で、いろいろな集まりを開いていました。

そこで私もホームステイをしたり、スタッフとして参加していた時期がありました。

そのスタッフの専用の場所にスマホを保管していたんです。

ある日、酔っ払った怪しい人が入ってきて、金目のものを持ち去ったようで、スマホが無くなりました。

でも盗まれたスマホの2台の他に、ガラケーを持っていたのです。

久家:3台持っていたのですね、命綱というのは、やはりそういう通信機器を持つことですね。

スマホ2台とガラケー1台、そしてパソコン1台を持って行ったのですね。

準備がいいですね。

ガラケーでも電話をかけるときに新たに、simカードを買わないといけないんですか?

林さん:私が持っていたのはソフトバンクのガラケーで、ローミングで一応電話をかけられるんです。

ですから新しいsimカードを購入する必要はなかったんです。

それで自分がなくした電話に何度も連絡を入れました。

そしたら盗んでいた人がこれはやばい携帯だと思って、返してくれたんです。

久家:それはどうやって返ってきたんですか?

林さん:次の日に「間違って持って行ってしまった」というような言い訳をして戻ってきました。

結局、ロックもかけていたので、中身を使うことができず、売り物にもならなかったんだと思います。

サバイバル生活!領事館(大使館)を探して30000歩!

スマホ2台を盗まれた時に、30000歩歩いた話は何ですか?

林さん:ジョージアにある日本領事館を探しに行ったのです。

しかし案内の文字もジョージア語だし、方向もわかりませんでした。

スマホがあれば地図がわかったのですが、スマホもない状態だったので、人に聞きながら探しました。

大使館に行くと、日本人だと何か手続きをしてもらえるんですか?

林さん緊急時に相談すると警察が動いてくれたりします

それで、場所がわからずにぐるっとすごく遠回りして、到着したら、30000歩くらい歩いていたのです。

そこでは日本語で説明したのですか?

林さん:はい、日本の方がいるので、盗まれたことを話しました。

久家:商売道具がなくなったわけですよね。

林さん:「どうしよう」と言っていたら、次の日返ってきて奇跡が起きました

サバイバル生活!本当に食べるものが無くなった、、

久家:食べるものが3日間なくて、サイダーだけで過ごしたそうですね?

林さん:甘いサイダーだけ飲んでいました。

大体3リットルくらいのサイダーが120円くらいで売っていて、それだけで3日間過ごしました。

その後お金が入ってきた時は、生き残った!という感じでしたか?

林さん:教会に行って「本当にありがとうございます」とお礼を言いました。

久家:やっぱり神様っているんだなと感じたのですね。

クリスマスには、みんながビールで乾杯しているのに、自分だけ50円のビールも買えなかったそうですね。

その時、どんな気持ちでしたか?

林さん:惨めで、本当に悔しかったです。

皆さんもヒッピーの方が多いので、そんなに裕福なわけではないです。

ですが、クリスマスのビールぐらいは用意できたのに、自分はビールさえも買えないという状況でした。

最終的には、奢ってもらいました。

奢ってもらった時には、涙を流しながら「情けないな」と思いました。

「これ絶対に金持ちになったるわ」と、決意したのを覚えています。

サバイバル生活を生き延びて手に入れたもの

林さんは、年齢はおいくつですか?

林さん:この前50歳になりました。

久家:40代からサバイバルして立派です。

そのような中で『Zoom集客®の学校』で学んで徐々に収入が増えて、今は売上が300万円になったのですね。

ジョージアで300万円を持っていたら、小金持ちのような感じですよね?

林さん古い物件ならマンションも買えるぐらいの金額です。

10ヶ月が経過した後、なぜ日本に帰ろうと思ったのですか?

林さん:母親がとても心配していて、私が日本を出た時は、集中治療室に入っていて、生きるか死ぬか分からない状態でした。

でも、退院してリハビリもしていたので、一度日本に帰ってこいと言われたからです。

久家:それは良かったですね。そして、再会して話したのですか?

林さん:はい、最初は心配していましたが、「本当に生きとったんや〜」という感じでした。

久家:ジョージアにいて、ウクライナとロシアの戦争が2022年2月24日に始まったというのは、ニュースで知っていたんですか?

林さん:以前からもう戦争みたいなことはやっていました。

あのあたりは結構、宗教間で戦争が起こっています。

ジョージでもあったのですか?

林さん:ジョージアは比較的安全な地域で、アルメニアやアゼルバイジャンとか、トルコとアルメニアなどは国境で紛争があります。

ですから、私たちはすぐに収束するだろうと思っていました。

しかし、世界的に大きくなってしまったので、どうなるのかと思っていました。

久家:そんな状況で、ドーベルマンに噛まれたり、蚊に60箇所も噛まれたり、ビールも買えなかったり。

夜になると「出て行け」と言われて、寒い夜を過ごしながら、Zoomを使って日本人相手にビジネスをしていたのですね。

普通から見たら変わっているというか、すごい話だと思います。

ですが、多くの人が勇気づけられると思います。

帰って来てお母さんに会った時、日本っていいなと思いましたか?

林さん:そうですね。

久家:日本はジョージアから見たら良いところもありますし、反対に、もっと改善できるところもあると思います。

日本人が外から見る景色は違うと思いますし、林さんの10ヶ月は非常に濃密だったと思います。

今、日本人は不安に感じている人が多いと思います。

例えば、

  • 円安になっている
  • インフレで物価が上がってきた
  • 60歳でも仕事が見つからない
  • 中国が台湾に侵攻してきて、日本が巻き込まれるんじゃないか
  • 北朝鮮がミサイルを打ち込んでくる
  • ロシアが北海道に侵入してくるんじゃないか

など、そういう不安を感じている人が多いと思います。

その中で一生懸命生きている日本人は、口には出さないけれども、内心では恐怖を感じていると思います。

そのような中でジョージアから帰ってきて、日本の良いところは何だと思いますか?

林さん:一番大きな点は「便利さ」だと思います。

久家:何が便利だと思いますか?

林さん:近くにコンビニがあることですね。お金さえあれば、何でも手に入ります。

ジョージアはコンビニがあっても、お釣りをちょろまかされたりすることが普通にあります。

ジョージアではクレジットカードは使わないのですか?

林さん:カードもあります。

雨風をしのげる場所がなかったり、稼げない人は野宿している人もいます。

久家:ジプシーというと聞こえはいいですが、日本で言う浮浪者ですね。

そのような方が普通に街にゴロゴロいるのですね。

林さん:私がお世話になっていたところの子供たちは、夜の11時・12時でもお花や首飾りを売っています。

カフェで優雅にご飯を食べている人をターゲットにして売るのが普通です。

「自分のことは自分で守る」という強い意志を持って生きていて、そういうところが、日本は守られていて全く違うと感じました。

久家:聞いていると実感がないかもしれませんが、実際に行ってみると肌感覚で感じますよね。

生きていく上で、どれだけお金を稼ぐことが大切かということを実感することができますね。

サバイバル生活を生き延びて来て感じること

逆に日本に、どんなアドバイスがありますか?

林さん:商売人としては、言ってはいけないことかもしれませんが、お金への依存を捨てて、お金がなくても出来ることに慣れた方がいいです。

なので、不便に慣れることも大切だと思います。

便利なものがなくなった時、すべてが崩れてしまうと思うからです。

不便慣れとお金がなくても出来ることをやろうよ!と思います。

そうしたら、人生ってそんなに難しくないのかなと感じます。

久家:すごく勉強になります。

日本人は「お金、お金」とは言わないけれど、お金はやはり資本主義の中では重要です。

資本主義と言うと綺麗に聞こえるかもしれないです。

お金はいいものだけれど「お金がないと生きていけない」とか、お金で人と比べるような感覚があると思います。

豊かさはお金だけではなく「お金がなくても生きていける」という両方を実現できたらいいということですね。

なぜ、お金がなくても生きていけるという精神が必要ですか?

林さん:僕の中では世界的な視点で見ると、お金でできることは大体4割ぐらいだと思っています。

残りの6割は、

  • 自分が努力したり
  • 嫌な思いをしたり
  • 面倒なことをしたり

しないと、お金だけでは人の心は買えないということです。

でも、日本人は多くのことをお金で解決できると考えている人が多いと感じます。

この考え方は、個人的には少しズレていると思います。

久家:例えば、お金では人の心は買えないということをジョージアに行ったら感じるのですか?

林さん:そうですね、僕自身がいろんな店を訪れて、美味しいジャンクフードを食べ、店の人と仲良くなるには何回訪れたらいいかを考えたことがあります。

そこで、お金ではなく何度も来店することや、自分自身がどれだけ相手に対して努力できるか、どれだけ一生懸命に接するかということが大切だと感じました。

久家:素晴らしいですね。

さっき商売人としての話をしていましたが、両方あるといいですよね。

お金がなくても生きていけるし、お金があっても生きていける。

ないときも感謝して生きていけるのは大切ですね。

豊かさというのは、選択肢を持てることだと思います。

お金がある方が選択肢が増えますよね。

ないと選べないこともあります。

ですから、お金は良いものだと思います。

私は資本主義の権化として育ったかもしれませんが、私もお金がなかった時期があります。

その時は焼き芋屋をしていました。

焼き芋屋が悪いわけではないですが、やはりお金がある方が選択肢が増えます

お金で困っている人や、ちゃんと仕事をしている人にお金を払うことができます。

「お金でできることが4割、お金でできないことが6割」という考え方は本当に素晴らしいですね。

ジョージアに行くとそういう風に考えるのですね。

ジョージアは日本よりも貧しい国ですが、でもそこに行って感じたことはお金でできることが4割だということなのですね。

起業する人へアドバイス

林さん:起業でも、最初はお金がそんなにないと思います。

そのお金がないときに、どれだけ努力できるかが本当に大切なんだなと思います。

お金ができてきたら、その範囲内で自分の枠を超えない中で投資していくべきだと思います。

多くの人がこの順番を逆にしているように思います。

久家:すごくわかります。

お金があるから起業できるという考え方は絶対にありえません。

お金があって起業する人は、私は危ないと思います。

お金がなくても、起業はできますからね

仕事はお金でやるものではなく、人との関係やアイデアで進めていくものです。

「不便慣れした方がいい」ということですが、コンビニは日本語に訳すと「都合がいい」ということです。

24時間空いてるとか、何でも必要なものが都合よく揃うということですね。

なぜ、不便に慣れた方がいいと思うのですか?

林さん:極論を言えば、その不便に慣れることが商売につながるのです。

日本人は、「面倒だな」とか「楽だな」と思うからお金を払います。

それを逆手に取り、その面倒なことを私が代わりにやると提案すれば、お金をもらうことができます。

久家:林さんは、ジョージアに行っていたとき、ホームページが作れない人の代わりにホームページを作ってあげたり、面倒なことをずっとやってあげてましたよね。その仕事は5万円でしたか?

林さん:半年で8万円くらいでやっていました。

久家:それは安すぎます。私なら喜んで8万円払います。それほど安い価格のところはあまりありません。

不便に慣れると商売になる」というのは、他人が面倒だと思っていることを代わりにやってあげることで、ビジネスになるということですね。

久家:『Zoom集客®の学校』で学び、もしオンラインでビジネスができていなかったら、今頃どんな恐れや不安があったと思いますか?

林さん:もう生きていないと思います。

久家:オンラインでビジネスを学ぶことって命に関わる人ってあまりいないと思います。

なぜ『Zoom集客®の学校』で学ぼうと思ったんですか?

林さん:一番の理由は、僕自身がやっぱりビジネスをなめていました。

なので全然稼げませんでした。

それで、自分への戒めではないですが、トータルで学べるところで攻略したいと思ったのです。

そういう何かを極めるのが好きで、ちゃんとビジネスも極めたいと思いました。

久家:今は技術革新を活用して、オンラインで個人が自宅にいながら、海外でもパソコン1台で好きな時に好きな場所で学べる時代です。

『Zoom集客®の学校』は、どんな人が一番おすすめだと思いますか?

林さん:皆さんだいたい足元に何か持ってるはずなんです。

僕がジョージアに行った時の片道切符を今も持っています。

久家:なぜ捨てなかったのですか?

林さん:『Zoom集客®の学校』で、10億円の宝くじの話があったと思います。

僕は、このジョージアに行った時の片道切符が3億円に思えます。

なぜ3億円の価値があるのですか?

林さん:行くまではわからなかったんですけれど、何かこれがキラキラ光ってるような感じに見えました。

「多分これが自分の生き残る道だ!」みたいな「鍵」なんじゃないかなと思って、そこに掛けてみたという感じです。

皆さんも絶対に持っているはずです。

まずは自分自身をもう1回見て、その中でこれはもしかしてお金になるんじゃない?みたいなのが出てくると思います。

そういう方に出会っていただければ、すごく嬉しいなと思います。

ジョージアに行く前は、普通のサラリーマン

会社員を何年ぐらいやってましたか?

林さん:26〜27年ぐらいです。

なぜ辞めたのですか?

パワハラにあって、辞めさせられました。

仕事ができすぎて、周りから嫉妬されて、仕事を邪魔されてました。

それで家族も別れて、病気になって本当に悲惨な状況で、ジョージアに行ったんです。

久家:そこから生き残ってきたということですよね。

例えば、自分で人間力があると思っている場合、オンラインなどで仕事を見つけたり、収入を得る方法がわからない人が多いです。

自分が会社員だと、会社から毎月給料をもらうことができます。

ですが、そのままの状況で起業すると

  • 自分で仕事を取ってきて、
  • 自分の商品をお客様に提供し、
  • 代償のお金をもらう

自分で自分の商品を販売する事が未経験の人が、実践することは、難しいかもしれません。

それを出来るようになるための学校が『Zoom集客®の学校』です。

オンラインビジネスを学ぼうと思ったとき、

  • 自己投資が出来るか
  • 自分が成長することができるか
  • 自己投資したいけどどうすればいいのか
  • 本当に自分にできるのか

など、不安になる人が多いと思います。

林さんは、その状況から生き抜いてきたからこそ、今があると思います。

26年間、エリート社員として働いてきたのに、いじめにあって退職し、家族との関係もボロボロになりました。

そこから立ち上がり、海外のジョージアで生活をしながら、自己投資をして『Zoom集客®の学校』に通いました。

迷っている人に、どんなアドバイスがありますか?

「一人で頑張るのをやめましょう」と言いたいですね。

なぜなら、日本には多くの『Zoom集客®の学校』の受講生がいるからです。

僕は基本的に英語を話さなければならない環境で、日本語が話せるのが『Zoom集客®の学校』だったのである意味、絆でした。

久家: 今、林さんはビジネスマッチング交流会で活躍されていて、そのリーダーを務めていますよね。

『Zoom集客®の学校』は楽しいですか? 

林さん:楽しいです。

『Zoom集客®の学校』の何が一番良いと感じますか?

林さん:やはり、目標を持って上を目指している人と一緒にいること、同じ方向を向いていることが一番大切だと思います。

久家:今日はお越しいただき、とても勉強になりました。

多くの人たちの勇気になると思います。

これからも、どんどん豊かになって、またジョージアに行きたいと思っているのですよね?

林さん:そうですね、9月ぐらいに行く予定です。

久家:その時には、もう豊かになって、小金持ちになってマンションを買っているかもしれませんね。

でも、それだけジョージアに戻りたいと思う魅力があるんですね。

ジョージアの良いところは何ですか?

ジョージアの人々はとても明るいです。

初めは少し警戒しますが、打ち解けると本当に親切で、大阪のおじちゃんやおばちゃんみたいな感じです。

「大丈夫か?風呂入ったか?ご飯食べてるか?」みたいに、すごくお節介が多いです。

久家:日本はお金で豊かになりました。

逆に、物価は1/4だけど、もしかしたら私たち日本人が大切にしなきゃならないものがジョージアにはあるのですね。

本当に、今日は素敵な話を聞かせていただき、人間の強さを見せていただきました。

そして、自己投資を行い、自己成長を続けている林さん、本当に今日はありがとうございました。

まとめ

林さんは、26年間エリート社員として働いてきたのに、いじめにあって退職し、家族との関係もボロボロになり、病気になりました。

当時の林さんは、病気で入院しているお母さんの世話をする余裕もないくらい精神的に追い詰められていたそうです。

とにかく、日本を離れて海外に行くことが自分を助ける方法だと思い渡航費用を払い、残金400円を握りしめ旅立ちました。

林さんがジョージアへ移住し、命がけの生活をして来た10ヶ月の経験は、3億円の価値があると感じているそうです。

ほんとに生涯の宝物ですね。

林さんの当時の気持ちは、私たちには、計り知れない「想い」があり、移住を決断したのだと感じました。

私は、林さんのように海外での生活をしたことがないので毎日、安全に生活できている事への感謝が足りないと思います。

林さんは「生きると決めて」自分が出来ることを何でもやってきて、ジョージアから生還されました。

そのおかげで貴重な体験談を聞かせていただき、私は勇気を頂きました。

そして、いま自分がいる環境の素晴らしさに「感謝」することに気付かされました。

ありがとうございます。

これからの林さんのオンラインでの活躍が楽しみです。

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