勉強
サイゼリヤの正垣会長は、
「勉強は大人になってからでも間に合う」といいます。
「では、どうして?学校では、国語や数学を勉強するんだろう?もっと仕事に直結するような勉強、たとえば経済や経営のことを教えてくれたらいいじゃないか?」
という意見はもっともだ。といいます。
「ただ、これは『仕事とは何か?』という問題が理解できれば納得できる話しなんだ。」
と教えてくださいます。

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<魔法のレシピ>
仕事は、自分を磨くためのツールである
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◆正垣会長の答えは、仕事とは「ただのツール」なんだ。
「自分を磨いていくための、ツールなんだ」と。
自分を磨いていけば、廻りの人も幸せにすることができる。
そして、廻りにいる人を幸せにできれば、さらにその廻りにいる人も幸せが届いていく。

◆こうやって幸せの輪が、どんどん拡がっていくことで初めて「社会貢献」という言葉が生まれてくる。
いきなり「世界のみんなを幸せにしたい!」とか「社会貢献したい」とか、高い理想を掲げても必ずどこかで、息切れする。

◆だから、喜ばせる相手は、自分の身近な人。
家族だったり、友達だったり、学校の先生だったり、仕事の仲間だったり、そういう目に見える範囲の人を喜ばせることができたらもうそれでいいんです。

◆マザーテレサが、ノーベル平和賞を受賞したときに記者から
「世界平和のために、私達は何をしたらいいんでしょう?」
と聞かれて・・・
「家に帰って、家族を大切にしてあげてください。」
と答えました。
まさにそのとおりだと思う。

◆だから、サイゼリヤの経営者として正垣会長の優先順位は
何より先に、従業員の幸せ、その次がお客さんの幸せ、株主の幸せは、その次くらいなんだね。
この順番は絶対に間違いてはいけない。
なぜなら、従業員が不幸なら、お客さんまで不幸せになる。
これは当たり前の話しだよ。

◆そして、仕事が「自分を磨くためのツール」だとしたら、学校で学ぶものは「自分の磨き方」なんだ。
社会に出たら、たくさんの困難が待っている。
親も先生も助けてくれない。
そんな『困難を乗り越える力』を、学校で学んでるんだ。

◆この『自分の磨き方』を正垣会長は『教養』と考えているそうです。
正垣会長のいう『教養』がない人・・・
『困難を乗り越える力』が弱い人や、『自分を磨いていない人』は社会でちょっと辛いことがあると、すぐに諦めて、逃げちゃうしギブアップしちゃう。
だから優等生になる必要はないけど、学生時代という貴重な時間を『全力』で生ききって欲しい。
勉強も、運動も、遊ぶのも、全て全力でね。

◆サイゼリヤの正垣会長のお話しから、サイゼリヤというレストランが人の幸せを大切にしていることが良く伝わってきます。
湖に石を投げ込むと、波紋が輪になり、広がっていくように、幸せが広がるイメージを感じますね。
「仕事は、身近な人を幸せにすることができる人になるために、自分を磨くためのツールである。」
と考えると、日々の課題も、自分を磨いて輝かせてくれるためのツールなのかもしれませんね。
有難うございます。
■サイゼイリヤはこちら
http://www.saizeriya.co.jp/

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<魔法のレシピ>
■自分の身近な人を喜ばせよう
■廻りにいる人を幸せにできれば、さらにその廻りにいる人も幸せが届いていく
■仕事で自分を磨きつづけ、真の教養を身につけよう
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