カンブリア宮殿 村上龍×経済人1(日経ビジネス人文庫) (日経ビジネス人文庫 ブルー む 2-2)/村上 龍
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カンブリア宮殿で
『北の大地で40年・・・
大手コンビニでも勝てない地域の御用達!』
「開いてて良かった」これがホントの“最強コンビニ”
セイコーマート 会長
赤尾 昭彦(あかお・あきひこ)氏を観ました。
■豊かさを創る質問■
・あなたは、危機感をもって学び続けていますか?
・あなたは、本で学ぶのではなく、自分の体験から
学んでいますか?
・あなたは、良いものをとりいれていますか?
__________________________
<魔法のレシピ>
危機感をもって学び続けよう!
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◆創業者の赤尾さんは、実は日本で初めて“コンビニチェーン”を
作り出した男。
札幌に1号店をオープンさせたのは40年前の1971年、
あのセブンイレブンより3年も早かった。
当時、札幌の老舗酒卸で営業マンとして酒屋を回っていたが、
「規模に勝る道外の大手卸にかなうはずがない」と危機感を持ち、
たまたま目にした海外の“コンビニ”記事をもとに、独学で事業を始めた。
そして当時の大手流通、特に東京の巨大資本に対し
「真似をして同じ戦いをやっても勝ち目は無い、なんとか
自主独立経営の道を」と、業界でも異例の経営哲学でこの
40年を戦って来た。
『セイコーマートが北海道で一人勝ちの秘密!
元祖・コンビニチェーンが挑んだ反・東京流、独自経営の道とは?』
◆セイコーマートはセブンイレブンよりも3年も早くコンビニを開業している。
今から40年前の、1960年代セイコーマートの一号店は札幌
1960年代、赤尾さんは地元の酒問屋で営業をしていた。
当時はスーパーマーケットが誕生してどんどん拡大し
安売り競争をつづけていた。
それに街の小売店がどんどん飲み込まれていた。
「街の小売店が潰れたら、赤尾さんのような卸にも未来はない!
どうすればいいのか?」
◆そこで赤尾さんが、たまたま雪印乳業の『スノー』という雑誌で
見つけたのが、アメリカのコンビニの記事!
1ページの記事だったが、赤尾さんは「こういうもの」を探していたので
「これだ!」と思った。
そこで赤尾さんは、アメリカに飛び、コンビニの仕入れや、仕組み、
お店を見て回った。
アメリカのコンビニは当時から仕入れを一括し経営を組織化して、
小さな店でも利益を上げているようだった。
◆当時、赤尾さんは、お酒の卸で『北の誉れ』を売っていた。
赤尾さんはいいます。
『お酒の業界は食品のなかでは小さなマーケットなのです。
食品のうち、お酒は4%~5%しかないのです。』
大手のスーパーはいろいろな商品扱っています。
「そこで、将来、お酒の販売規制がとれて、どこでも売れるよう
になっては、お酒の卸だけでは、つづけられなくなるのではないか?」
という危機感をもっていました。
◆赤尾さんは1971年に、酒屋だったお店を改装して
セイコーマートを始めた。
始めは、コンビニを見よう見まねでやっていたのです。
「最初は、お店の経営のアドバイス」という形でやっていました。
ところが「こんなことは、いつまでも続かない!」と思いました。
そこで15店になったときに、本部を創って、ちゃんと会費をもらって
やるようにしようとなった。
お金は問屋としてやっていましたから、それで仕入れて卸していました。
当時は、フランチャイズという言葉もなかったのです。
当時は「入ってくれ!」とも言わないで、「こういうことやっている!」
というと、酒屋が『俺もやるか、俺もやるか』という時代でしたね。
「おおらかですね。」
その後、政府も小規模小売店の近代化を図りましょう!
となりました。
◆「赤尾さんがコンビニの概念もまだない時代に、雑誌を見て
『これはいけるかも!』と、コンビニをやり始めたのはなぜですか?
雪印の広報誌だけで、コンビニを始めるのは難しかったのではないですか?」
『その雪印の雑誌を見た後、近代化されている全国のスーパーを見て、
アメリカに行く機会があって
「ああなるほど、フランチャイズというのはこういうふうになるのか!」
と思いました。本で学ぶのではなく、自分の体験からですね。』
◆「フランチャイズのお勉強の期間は、どれくらいありましたか?」
『勉強というよりも、ビジネスとはそういうものではないですか!
今も学んでる段階ですから。結局、競争には終わりはないですから。
今のことに満足しては先がない!という危機感は常にもっていますね。』
「やりながら情報を得ていくのはわかるのですが
新しいコンビニをやりながら、フランチャイズと学ぶ事を
同時にやったということですか?」
『もともとが百貨店やスーパーや小売店へ営業していましたから。
同じ小売業だから、そんなに変わらない。良い物は、大きいお店、
小さいお店というのを関係なしに取り入れるべきじゃないか?
と感じました。』
『そこで、商売について百貨店から教えていただき、
さらに良い先生に、いろいろ教えていただき、現地に飛んで
良いお店を見て学び、それを取り入れていくというのは今でも同じです。
今のものに満足していては、先がない!
という危機感はいつももっています。』
◆「コンセプトは、田舎の万屋(よろずや)ということですが
これは、どういう意味ですか?」
『近代的な万屋ですね。それを分けたのは先生方から学んで
スーパーマーケットと分けたので、コンビニらしくない。といわれ
ましたが、そこにいるお客様に会わせて商品を置いたのです。』
『地域は老齢化で、若い人がいないですよね。地域の人が欲しいものを
提供するわけです。』
『品揃えは、そこで必要なものは置かなければならないし、
必要ないものは外さなければならない。老齢化する田舎では、そこで
必要な物をどう提供するのか?ということです。』
マネジメント[エッセンシャル版] – 基本と原則/ピーター・F・ドラッカー
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◆マネジメントの父といわれるPドラッカーはいいます。
『マーケティングは販売を不要にする』
販売とマーケティングは別である。同じ意味ではないことは
もちろん、補い合う部分さえない。
何らかの販売は必要である。だがマーケティングの理想は
販売を不要にすることである。マーケティングが目指すものは
顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、おのずから
売れるようにすることである。
【ゲストプロフィール】
セイコーマート 会長
赤尾 昭彦(あかお・あきひこ)氏を観ました。
1940年 北海道・留萌生まれ。
高校卒業後の59年、札幌北の誉酒造に入社、
翌年 関連の酒卸・丸ヨ西尾へ。
働きながら70年に札幌短大を卒業、71年にコンビニを立ち上げ、
74年セイコーマートを設立。
社長を経て 06年より会長。
カンブリア宮殿 村上龍×経済人1(日経ビジネス人文庫) (日経ビジネス人文庫 ブルー む 2-2)/村上 龍
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<魔法のレシピ>
■ 競争に終わりはない、危機感をもって常に学び続けよう!
■ 本で学ぶのではなく、自分の体験から学ぼう!
商売は現場で学び、さらに良い先生に教えていただき、
現地に飛んで良いお店を見て学び、それを取り入れていく
■ 良いものは、大きいお店、小さいお店というのは関係なしに
取り入れる!
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<さくらのB級グルメ> ★★★★★ ★★
カフェベローチェで『アメリカンコーヒー』(180円)と
『卵サンド』(200円)をいただきました。
カフェベローチェの、広いお店は雰囲気が良くて、ゆっくり
寛げていいですね。
リラックスして読書をしたり、パソコンを打ったり、
会話を楽しんだり、家と職場につぐサードプレイスに
もってこいですね。
しかもドリンクもサンドイッチも、美味しくて安い!
というのが本当にうれしいです。
♬♩♫♪☻(●´∀`●)☺♪♫♩♬
ゆったりとした寛ぎのひとときを満喫させていただきました。
■『カフェベローチェ』はこちら!
http://www.chatnoir-jp.com/veloce/index.html
ありがとうございます。