松藤さんは、2007年からアメリカの不動産バブルの崩壊、
そしてサブプライム問題がアメリカ発の世界大恐慌を引き起こしかねない、危険を孕んでいると警告をしてきました。
そしてそれが現実のものになってしまいました。
また「FRBが金利を下げる時にニューヨークダウが暴落する」とも述べていました。
残念ながらこの予測も現実のものになりました。
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<魔法のレシピ>
歴史は繰り返す
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■ 松藤さんは、書籍「無法バブル経済終わりの始まり」のなかで、つるべ落としに落ちていく、サブプライム債権の道筋がNYダウ、上海株、そして原油が辿る道であると予測し
やがて世界恐慌に拡大していくのは時間の問題である
と大きな流れを予測しています。
■ 歴史を紐解いてみると、1929年10月に始まった
大恐慌はアメリカの歴史上最も深刻な景気後退で、
NYダウの指数は50年代になってようやく大恐慌以前
の水準を回復するというほど傷が深かいものでした。
ただし、株式市場のバブル崩壊後に、必ずといっていい程、革命的な代替エネルギーが生まれているそうです。
水力、火力、電力、原子力、水素
■松藤さんは、これから10年は、金と金鉱株の時代だといいます。
「金はこれから10年間運用商品の中心になる。」
その他の投資運用を考えるのなら、金利が上昇するまで「待つ」事である。
預金金利が5%に上昇するまではじっと我慢。
松藤さんは12年間もの時間をかけて、金の上昇をじっと待ち続けていました。
目先の小さな儲けよりも、歴史の大きなトレンドに乗ることを優先することと著しています。
※このブログは投資をの勧誘をするものではありません。
投資の判断は自己の責任でなさるようにお願いします。
「無法バブルマネー終わりの始まり」 松藤 民輔 講談社 2008年1月15日初版より
著者紹介
1955年福岡県生まれ、1982年日興証券、1982年メリルリンチ証券
86年ソロモンブラザーズ証券で活躍、年収2億円の証券マン
1990年バブルの崩壊を読みきり、投資商品は、ペーパーマネーからゴールドの時代に移行すると予見して、93年株式会社牛の宮を設立
95年株式会社ジパングを設立、
2005年アメリカネバダの金鉱山を買収した。
ジムロジャーズやエリックスプロット等の世界的な投資家、公私ともに親しい。
「ザ・エコノミスト」誌にこの10年間で最も注目しているエコノミストして紹介された唯一の日本人。
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<魔法のレシピ>
■歴史のパターンを「学ぼう」
■歴史の大きなトレンドを「待ち」
■歴史の大きなトレンドに乗ることを優先しよう
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