「甘やかされて育つと使い物にならない」
という言葉を聞くがありますが・・・
これは、本当のことなのでしょうか?
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<魔法のレシピ>
少しの違いが大きな違いを生む
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ジグ・ジグラーという著者から学んだお話しです・・・
◆ある暑い日にアメリカの中西部でこんな出来事がありました。
デビット・アンダースンと同僚が、ギラギラとした夏の太陽が照りつけるなかで砂利やコールタールに囲まれ、線路の補修という重労働をして働いていました。
少しすると列車がやってきて、近くの駅に停車しました。
その列車の最後の車両は、豪華でとてもきれいなつくりになっていました。
◆まもなく、その豪華な車両の窓があき声がしました。
「デイブ!デビット・アンダースンだろう!!」
デビット・アンダースンは車両のほうを見て答えました。
「やあ、ジムじゃないか?」
ジムはデイブをその豪華な車両に招き入れ、1時間ほど話をしました。
◆やがてデイブが話し終わり仕事に戻ると、仲間たちがデイブを取り囲み、目を輝かせて、デイブに質問を浴びせました。
「デイブ、あの人はジム・マーフィーじゃないか!!この鉄道会社の社長だろう!?」
「そうだよ。」
「デイブはどうやって、社長のジム・マーフィーと知り合いになったんだい?」
「実は、ジムと俺は20年以上前になるけど同期でこの会社に入社したんだよ。それ以来、我われは友人なんだ。」
◆仲間たちはデイブに問い返しました。
「同じ日にこの会社で働き始めた同期なのに、なぜデイブはこうして炎天下のなか線路の補修という重労働をしていて、かたやジム・マーフィーはこの会社の社長になっているんだい?」
デイブは少しうなだれて言いました。
「この20年間から、俺は毎月もらう自分のお給料のために働き、ジムはこの鉄道会社のために働いてきたというわけさ。」
◆同じ会社で同じ日に入社して働いていても
「ほんの少しの差」が
長い間には、結果的には大きな差になってしまうことがよくあります。
「神は細部に宿る」という言葉がありますが
この「ほんの少しの差を大切にするのか」
それとも「大切にしないのか」
この習慣が大きな違いを生むのですね。
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<魔法のレシピ>
■自分のためだけでなく、より大きな視点で働こう
■「ほんの少しの違い」を大切にしよう
■「神は細部に宿る」
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