「逆境には、それと同等かそれ以上の利益の種がある」
というお話しをお聞きしました。
その方は、芸能事務所を経営されている経営者ですがある時、詐欺に会い5000万円以上を失ってしまいました。
その時「会社を解散しようか?どうしようか?」と悩んでいたときに自分自身に言い聞かせたのがこの言葉だったそうです。
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<魔法のレシピ>
「逆境にはそれと同等がそれ以上の利益の種がある」
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◆その社長は、そこで会社を解散せずに踏みとどまり芸能事務所では珍しいプル型のWEBマーケティングのビジネスモデルを構築しました。
そして、その分野の検索でTOPとなり、不景気といわれる現在でも仕事が増え続けております。
◆中国の故事にこんなお話しがあります。
昔、中国である男が飼っていた馬が逃げてしまいました。それを見て、彼の父親がいいました。
「このことが幸いを生むかもしれん。」
◆それから数日すると、なんと彼の飼っていた馬が、優れた馬をつれて戻ってきました。
それをみていた近所の人たちが、その男の家を祝いました。しかしその男の父はいいました。
「このことが災いを呼ばなければよいのだが。」
◆やがてその男の家は、良い馬で富むようになりました。
ところがある日、その男が馬を乗り回しているうちに、落馬して足の骨を折ってしまいました。
近所のひとは心配してその男を見舞いました。
しかし彼の父親がまたいいました。
「このことが幸いを招かないともいえないものじゃ。」
◆1年後その男が住んでいる国は、隣国の胡の国と戦争になりました。
その男の住んでいる国の男たちは皆、戦争に駆り出され、多くの死者をだしました。
しかし、この時に足を折って戦いにかり出されなかった、この男とその父親だけは共に生き残ることができました。
これは『人間万事塞翁が馬』の故事ですが、人間は何が災いし、逆に何が福となるかはわからない。
何事にも希望を失ってはならないが、順調だからといって慢心してもならない。
というお話しです。
◆西郷隆盛も、殿様に嫌われて島流しになっていた時期があります。
その時に西郷隆盛は腐ることなく韓非子などを徹底して学び準備をしていました。
それが西郷隆盛のその後の活躍につながったのでしょう。
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<魔法のレシピ>
■人間は何が災いし、逆に何が福となるかわからない
■希望を失ってはならないが、順調だからといって慢心してもならない
■もしあなたが逆境にあるなら、そこに利益の種をさがして育てていこう
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