『アブストラクト化する世界』菅下 清廣さん
フォレスト出版を読みました。
菅下さんはこれからの時代は、価格の裏づけのないサブプライムローンのような商品が売れてしまうアブストラクト化(抽象化)の時代だといいます。
このように先が見えない、抽象化の時代は金価格(GOLD)が上昇する、そして・・・
・ドルの信認は失われていく
・ドルはいずれ暴落する
・NY株は暴落する
・金価格は1オンス/2000ドルを越える
と予測しています。
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<魔法のレシピ>
2度あることは、3度ある
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◆国際基軸通貨であるドルの歴史を見てみると
1945年、ブレトン・ウッズ体制でドルは基軸通貨となり、金1オンス/35ドルという金(GOLD)の裏づけがありました。
◆その後、アメリカは貿易赤字、財政赤字という双子の赤字を抱えるようになり、1971年8月15日のニクソン・ショックで、金(GOLD)とドルの交換を停止いたしました。
アメリカの意図は、ドルの切り下げて対外債務を低くすることでした。
◆さらに、1985年のプラザ合意で、アメリカはドル売りの協調介入というウルトラCを使い、さらにドルを切り下げます。
これにより1945年に1ドル360円だった為替が、1ドル90円になり、ドルの価値が4分の1の価値に切り下がってきたのです。
不思議に感じますが・・・
これによりアメリカの日本への負債は4分の1の価値に下がったわけです。
◆ところが、サブプライム問題や2008年のリーマンショック以降、
アメリカのオバマ大統領は7000億ドル(70兆円)もの経済対策を行い、また大きな債務ができてしまいました。
菅下さんは「2度あることは、3度ある」といいます。
◆アメリカ政府の方針は、積みあがった債務の対策として反発の大きい「大増税」や「金融の引き締め」よりアメリカ政府の主導による
『国際通貨体制の変更がまた行われるのではないか?』
つまりドルの信認の低下がこれからも続き、資産を金(GOLD)などの実物に変える人が増えるのではないか?と予測されています。
※このブログは投資を勧誘するものではありません。
投資は自己責任でお願いしますね。
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<魔法のレシピ>
■ドルの国際基軸通貨の歴史を学ぼう
■国際通貨体制の変更に備えよう
■抽象化の時代は金価格(GOLD)が上昇する
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