ECスタジオ代表の山本敏行さんが著された
書籍『日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方』
を読みました。
日本一のマーケッターといわれる神田昌典さんが
「まさに魔法のマネジメントがここにある!」と
推薦されているだけあって多くの氣づきをいただきました。
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<魔法のレシピ>
社員のことを第一に考える
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◆ECスタジオは㈱リンク&モチベーションの提供する
組織診断で「2年連続日本一、社員満足度が高い会社」
に認定されています。
もともと山本敏行社長は、格闘技をやっていたこともあり「強いものが勝つ」というシンプルな考えで経営をしていたそうですが、5人の社員が1000社のクライアントの対応をしているときに「強いだけの経営」がうまくいかないことに氣づきます。
◆ビジネスが成長していても、社員が定着せず
残った社員も満足度はゼロ。顧客満足度も低い。
悩み抜いた山本社長は
「経営者としてゼロからやり直そう」と崖っぷちの決意をして、1000人の経営者に体当りで教えを請うことにしたそうです。
そして社員に頭を下げ、「すまない、絶対にいい会社にするから、時間が欲しい。」と伝えました。
◆山本社長は、うまくいっている経営者には
3つの共通点があることに氣づきました。
①社員のために自分の時間をつかっている
②社員についての愚痴や不満を言わない
③自分の社員のことを楽しそうに話す
うまくいっている会社の経営者は、
「まず、自分の社員のことを第一に考えている。」
このことは、
「会社が儲かっていれば、社長の自分がこれだけ頑張っているのだから社員もわかってくれる。残業が続いても社員と話す時間がなくても当たり前」
と考えていた山本社長には、目から鱗だったそうです
◆山本社長は、モチベーションについても
それまでは「会社が儲かって皆の欲しいものが手に入れば、それがモチベーションになる。」
と漠然と考えていたそうです。
ところが、ある経営者から
「モチベーションは。HAVE(○○を所有する)ではダメで、BE(○○のようになりたい)にしたほうがいい」
と教えられたそうです。
◆こうして山本社長ご自身も先輩経営者たちと話して
栄養をもらったように、社員が仕事を楽しめる栄養
=モチベーションが必要だと氣づきました。
それから、社員も「こんなふうになりたい」
「こんな会社にしたい」というBEを具体的に共有し始めました。
◆山本敏行社長は会社を「一隻の船」に例えたら
・経営理念は・・・羅針盤
・経営ビジョンは・・・目的地
・経営方針は・・・通るルート
・経営計画は・・・航路日程
・財務状況は・・・進行状況
・生産性は・・・航行速度
になり
「生産性、つまり航行速度が他の船よりも早ければ、目指すべき目的地に早くつくことができます。」
◆書籍『日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方』には、社員満足を上げながら同時に生産性も上げる手法が具体的に紹介されているので経営者の方にお薦めですね。
■「あなたは、社員満足度を高めて、さらに生産性も上げるために何をしますか?」
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<魔法のレシピ>
■1000人の先輩経営者から学ぶ
■モチベーションは「こんなふうになりたい」
「こんな会社にしたい」というBEにする
■うまくいってる経営者の3つの共通点は
①社員のために自分の時間をつかっている
②社員についての愚痴や不満を言わない
③自分の社員のことを楽しそうに話す
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