コロナ禍で多くの企業が事業の見直しを迫られ、対面での活動が制限される中、社員教育事業も大きな転換点を迎えていました。
28年のキャリアを持つベテラン経営コンサルタントの朝日田さんも、コロナ禍で大きな危機に直面し、60代という年齢でオンラインビジネスへ挑戦します。
その結果、売上は2倍に跳ね上がり、さらには一社の幹部研修から全社員研修へと規模を拡大。
今では札幌を拠点に、首都圏の大手企業から地方の中小企業まで、幅広い企業の経営改善と人材育成に携わっています。
そんな社員一人ひとりの成長に寄り添い続けてきた朝日田さんから、今回はオンラインで広がる新たな可能性についてお話を伺いました。
【経営コンサルタント】朝日田雄人さん ※個人差があります。効果を保証するものではありません。
ベテラン経営コンサルタントとしての実績
現在どのような事業を展開されていますか?
朝日田さん:今、経営コンサルタントと人材育成コンサルタントとして、社員教育の企画運営をしています。
会社を設立してから29期目で、約28年になりますね。
現在は、上場企業の社外取締役や中規模企業の経営顧問として経営コンサルティングを行い、首都圏では人材育成の分野に力を入れています。
久家:素晴らしい実績をお持ちですね。
どういったことを専門とされているのですか?
朝日田さん:私の仕事は「社長の壁打ち相手」だと思っています。
私から何かを申し上げるというよりも、社長が私に話をすることで自分の考えをまとめるといったイメージです。
どのような研修を提供されていますか?
朝日田さん:コミュニケーションやコーチングといった基本的なものもありますが、現在最もニーズが高いのは、社員の方に会社の目的や目標を「自分ごと化」してもらうための研修です。
単に数字を上げることだけでなく、会社の理念を深く理解してもらうようなアウトプット型の研修を実施しています。
たとえば、最近担当している企業では、よい会社なのにも関わらず3年で半数近くの社員が退職してしまう課題を抱えています。
数字や目標が見えやすいために、そこに走りがちで社員が疲弊しているように感じています。
久家:質の高い社員研修を実施すると、定着率は上がりますよね。
朝日田さん:そうですね。
実際、私がお手伝いした企業の中には、新入社員の定着率が日本一になった会社もあります。
もちろん、退職にはプライベートな理由など様々な要因があるので、単純に「辞めないことがよい」とは言えません。
でも、社員が会社を好きになり、自分の仕事に社会的な意義を見出せるようになってくれると嬉しいですね。
コロナ禍による転機でオンライン研修へ挑戦
オンラインに切り替えてからの売上はどのように変化しましたか?
朝日田さん:それまでほとんどがリアルでの研修だったんですけど、コロナで人との接触が難しくなり、研修がゼロになってしまいました。
この先どうなるんだろうという不安が一番の悩みでしたね。
その後、元会社の後輩から『Zoom集客®の学校』を紹介され、リモートについて勉強してオンライン研修を始めたのですが、結果的に売上は倍ぐらいになりました。
私が運がよかったのは、ある企業様が「コロナ禍だからこそ社員教育をしよう」と前向きに考えてくださったことです。
私の提案がよかったというより、先方の思いが高かったんだと思います。
どのように全社的な研修展開を実現されたのですか?
朝日田さん:最初は「教育は上の階層からやるべき」という提案で、執行役員や全国の支店長、所長クラスのライン職を中心に始めました。
2月に提案して4月からリモートを開始したのですが、通常なら前年の夏から秋にかけて年間予算を組む必要がある研修が、オンラインならすぐに実施できました。
その実績を見て「ライン職以外の社員にもできるんじゃないか」と考え、工場や研究機関など他部署にも展開し、結果的に全社員が研修を受けられる環境を作りました。
久家:素晴らしいですね。
ちなみに、私は60歳なんですが、朝日田さんはオンラインビジネスに挑戦されたのは60代のときだったのですか?
朝日田さん:はい。60代に入ってからオンラインビジネスに挑戦しています。
オンライン化をしてよかったことはどんなことですか?
朝日田さん:一番よかったことは、移動しないで済むので経費がかからないことですね。
リアルで遠方の方とお会いするにはどうしても時間と交通費がかかりますが、それを効率化できたことが私にとって一番のメリットでした。
久家:そうですね。
朝日田さんは札幌にお住まいですが、東京や他の地方での仕事も多いかと思います。
それがオンラインでできるようになると、かなり楽になりますよね。
経営者にとって大切な「実行力」が身に付く
Zoom集客®の学校から学んだことはなんですか?
朝日田さん:実行することの大切さです。
私がよく関係者の方とお会いして思うのは、同じ話を繰り返す経営者の方がたくさんいらっしゃるということです。
つまり、考えてはいるけど実践していない。
しかし、『Zoom集客®の学校』で成果を上げている方は、すぐ実行に移す方です。
そこがうまくいく人の共通点だと深く感じました。
久家:もし『Zoom集客®の学校』に出会うことがなく、オンラインビジネスを展開していなかったら、どんな恐れや不安があったと思いますか?
朝日田さん:おそらくリモートでの研修というのはイメージもできなかったので、もちろんそういう提案もできなかったでしょうし、今何をしていたのか想像もつきません。
世界と繋がれるビジネスチャンスへの期待感
Zoom集客®の学校はどんな人におすすめですか?
朝日田さん:ほとんどすべての方におすすめできると思いますが、一番はコンサルやコーチなど、自分の持ってるマインド・スキルをお届けする仕事をされている方だと思います。
昔は地域の方や身近な方に対してしかそういったサービスを提供できませんでしたが、オンラインであれば世界中の人と繋がれるため、一気にお客様の幅が広がります。
久家:なるほど、すごく勉強になります。
朝日田さん、今日は本当にありがとうございます。
朝日田さん:こちらこそ、ありがとうございました。
まとめ
朝日田さんのお話で印象的だったのは、オンライン化による「時間と場所の制約からの解放」と「実行力の大切さ」でした。
特に注目したいのは、60代でのオンラインビジネス参入にも関わらず、短期間で売上2倍を達成された点です。
朝日田さんがおっしゃるように、今は自分の持つスキルやマインドを世界に届けられる時代。
コンサルタントやコーチはもちろん、経験やノウハウを持つ多くの方にとって、オンラインは新たな可能性を広げるツールです。
ただし、朝日田さんも強調されていたように、成功の鍵は「すぐに実行に移せるかどうか」。
まずは小さな一歩を踏み出すことから始まります。
そんな一歩として、『Zoom集客®の学校』では1DAY体験セミナーを開催しています。
朝日田さんのように、あなたの経験やスキルを活かした新しいビジネスの形を見つけてみませんか?