今回は、22年間で2万5000人以上の母子に寄り添ってきたベテラン助産師の吉川元子さんをご紹介します。
「自分の専門分野は得意だけれど、それ以外の症状にはどう対応すれば…」
多くの施術家が一度は抱えるこの悩み。吉川さんも、かつてはその一人でした。
おっぱいケアやそれに伴う腰痛・肩こりには自信がありましたが、元々の膝の痛みや繰り返す捻挫といった専門外の悩みには、苦手意識を感じていたそうです。
そんな吉川さんに大きな転機をもたらしたのが、『Zoom集客の学校』の受講生でもあった整体師の藤田先生が提唱するセルフケアとの出会いでした。
藤田先生のセルフケアはオンラインで学ぶことができます。
この学びを自身の経験と融合させ、実践することで、これまで対応が難しかったケースにも次々と成果を上げ始めます。
この記事では、吉川さんが藤田先生のセルフケアをどのように習得し、自身の施術に取り入れ、そしてかつての「苦手」を「得意」へと変え、施術対象の年齢制限という大きな壁を乗り越えていったのか!?
施術の幅を広げたい専門家の方々、そしてお子さんの発達やご自身の不調に悩む方々にとって、希望の光となるインタビューです。
気になる方は是非続きをどうぞ!
【助産師/妊産婦・産後ママ・赤ちゃんのケア】吉川元子さん
※個人差があります。効果を保証するものではありません。
藤田先生のセルフケアとは
長崎県で整骨院を経営する藤田裕紹先生の提唱する「セルフケア」の手法は、長年悩まされてきた体の痛みや不調を自分自身で改善させる方法です。
日本現実化戦略研究所(まる現®)で、オンライン講座を開講していて、多くの治療家たちがセルフケアのスキルを身に付け、患者さんに施術し喜ばれています。
専門外の悩みも解消!オンラインでの藤田式セルフケアの学びが助産師の施術範囲を劇的に広げた秘訣

今どんなお仕事とか活動をしていますか?
吉川さん:今は妊婦さん、妊産婦さんや産後のママ、それから赤ちゃんのケアをしております。
久家 :そうなんですね。藤田先生のこのセルフケア学ぶ前はどんなことが一番悩んでたんですか?
吉川さん:私は助産師なので、おっぱいケアやおっぱいに伴う腰痛、肩こりというのはとても得意としてやってたんですけども、それ以外の元々膝が痛いとか足首が痛いと言う悩みには苦戦して、苦手意識がとてもありました。
久家 :なるほど。膝などの仕組みは自分の専門外ということですね。
吉川さん:そうなんです。スポーツで捻挫を繰り返した痛みなどは専門外なのでとても苦手だったんです。
久家 :なるほど。それは藤田先生のこのセルフケアを学ぶことでどういう風に改善していったんですか?
吉川さん:はい。 オンラインで藤田先生のセルフケアを学び、それを自分の中に咀嚼することをすぐに実践しました。
長年の膝や足首の痛みに悩むお母さんは1、2回施術をしただけで、今までの痛みが嘘のように改善しました。
すると、そのお母さんは他の困っていた症状も一気に改善できました。
セルフケアをやったおかげで苦手意識が取れただけじゃなくって施術の幅が広がって、誰が来ても大丈夫と言う気持ちになれたってことが、すごい私の心の支柱になりました。
さらに、自宅でのセルフケアのおかげで、効果を持続しやすくなったという結果が出ました。
久家 :なるほど。自宅でのセルフケアはZoomを使って教えてるのですか?
吉川さん:スタジオの現場に来てくれたときに、やり方を3、4つ伝えて、それを自宅でやってもらって次までに続けてくださいとお伝えしています。
どんな方が、どのように改善して喜んでもらえましたか?
吉川さん: 最近、中学の頃から捻挫を10回以上繰り返して足首がすごく固まってたお母さんがいました。
足首が固まっていると、体の動きが悪くなってしまうので、切迫早産や逆子とかになりやすい状況になります。
その方が1人目2人目の妊娠のときは、うまく治すことができませんでした。
3人目の妊娠になると年齢も上がってて、困ったなと思いました。
セルフケアを実践すると今までよりも全身状態が良くなって、むしろ1人の2人よりも3人目の方が体が綺麗になって一番安産だったと言う結果になりました。
久家 :すごいですね。そんなことがあるんですね。
吉川さん:はい。それには私もびっくりしました。
「3人目の妊娠出産が一番楽でした」と言われて、そうなんだと、やっぱり足首が悪かったんだなということが理解できました。
やっぱり長年の悪いところが直せないと全身状態、赤ちゃんの安全になる体作りがうまくいかないことを学ばせていただきました。
久家 :素晴らしいですね。
吉川さん:ありがとうございます。
諦めていた赤ちゃんの頭の歪みもセルフケアで対処できる!ヘルメット外来と差別化できた理由

先ほどの事例のように、藤田先生のセルフケアを取り入れることでお仕事で役立つことはどんなことですか?
吉川さん :はい、赤ちゃんの頭のゆがみケアで効果が出た事例がありました。
20年程前から頭の歪みが多い子が増えてきています。
頭の形を矯正するために「ヘルメット外来」という、赤ちゃんにヘルメットを装着して治療を行う外来があります。
5ヶ月までは頭柔らかいので丸くできたんですけども、5ヶ月過ぎると頭が硬くなってしまうので、どうしても綺麗な頭になりませんでした。
丸くできないと歯の歪みが起きて、かみ合わせが悪くなってしまったり、目の歪みにも関係します。
これまでは10ヶ月以降の子どもさんをお断りしていましたが、ヘルメット外来が6ヶ月までなので、私が年齢制限をしてしまうと困ってる方が行き場を失ってしまいます。
なので、オンラインで藤田先生に教わった施術を赤ちゃんバージョンに応用して私がやり始めたら、10ヶ月のお子さんも出なかった効果が出始めて、慣れたら寝てくれるようになって、効果がよりでるようになりました。
赤ちゃんのセルフケアをお母さんにやってもらって、そうすると効果が持続する事例がありました。
久家 :すごいですね。
吉川さん:そうなんです。ヘルメット外来との差別化ができました。
久家 :ヘルメット外来との差別化ができて良かった事例はありますか?
吉川さん:はい。一昨年来た双子の10ヶ月の赤ちゃんの話です。
1人は綺麗でしたが、もう1人はいびつな頭の形になっていました。
お母さんは悩んだ末にヘルメット外来を始めたそうなんですが、子供がものすごい嫌がって困っていました。
それで私のところに来てくださって施術をしたところ、効果が出たのです。
せっかく赤ちゃんの頭に合わせたヘルメットを何十万円もかけて作ったのにも関わらず、ヘルメット外来に通うのをやめて私のところに半年間通ってくださりました。
久家 :わかりました。吉川さんは今まで助産師として、22年間2万5000人ものに携わってこられたのですか?
吉川さん:そうなんです。
久家 :すごいですね、吉川さん。
もし藤田先生のセルフケアをオンラインで学んでなかったら、どんな不安がありましたか?
吉川さん:そうですね。もし藤田先生のセルフケアを学んでいなかったら、自分の苦手分野に悩まれている方が来たらどうしようといつも悩んでいたと思います。
赤ちゃんのケアも今までは5ヶ月以内であればケアできたけれど、5ヶ月以降のお子さんには全く太刀打ちができない状況でした。
一番神経が発達する子ども時代に、頭の形が綺麗な方が神経系の発達も良くなると私は思っています。
五感も神経系だし筋肉の発達も神経系なので、そちらの発達が良くなるってことが後々影響していくんではないかと考えてます。
久家 :そうなんですね。今までいろんな病院にも勤められてきたんですよね。
その中で赤ちゃんのためのビジョントレーニングをやられてるんですか?
吉川さん:はい、そうなんです。
小学生の集中力・学習能力が向上!ビジョントレーニングと体幹アプローチで開花する子どもたちの未来

ビジョントレーニングとはなんですか?
吉川さん:最近小学校に入ってから、大変困ってるお子さんがいっぱいいます。
藤田先生のセルフケアをオンラインで学んで1年くらい経つと、どの年齢の子にも対応出来る自信がついたので、対象年齢を小学生までに広げました。
- 先生の話に集中できない
- 行動をさっと切り替えられない
- じっと座ってられない
- 大きな声で朗読できない
- ダンスが覚えられない、踊れない
など様々な悩みがある小学生の方が何人も来ました。
去年来た小学校2年生の男の子は、先生に字が汚くてテストの時に困りますと言われたそうです。
そのお子さんは目の検査をしたら、 文字を綺麗に捉える力が弱いことがわかりました。
なので、板書したものを字をぱっと写すという動作が目が追いついていかなかったのです。
久家 :様々な悩みのある子たちが、乳幼児期にセルフケアやビジョントレーニングやると変わってくんですか?
吉川さん:変わります。
久家 :どういうふうに変わるのですか?
吉川さん:はい。微細運動と粗大運動という言葉があります。
赤ちゃんの発達の中で、
首がすわる → 寝返り → ハイハイ → 立って歩く
これが粗大運動というものですね。
粗大運動が進むにつれて体幹力がついて指先の力がついて、微細運動ができるようになります。
ハイハイができない子は、おもちゃを持った時にちゃんと摘めむことが出来ません。
目の動きも首が一緒に動く追視の粗大運動がまずできることが重要です。
目玉が動く、上に向いたり下向いたり横向いたり、ぐるっと回したりという、ことがとっさにささっとできることが目の微細運動なのです。
目の微細運動が文字を縦に読んだり、横に読んだり、ささっと読める力になったり、そういった力が集合して、ボールを追ってく力や形を真似してみる、パズルを合わせる空間認知力などに繋がっていきます。
久家 :なるほど。やっぱりトレーニングすると全然変わるのですね。
吉川さん:そうですね。
久家 :元子さんは『Zoom集客®の学校』も入られてますが、大体リアルで教えてる場合が多いんですよね。
吉川さん:はい。そうなんです。
でも、仕事が忙しくてもセルフケアを学ぶことができたのは、オンラインで講座を受けれたからです。
なので、オンラインで学べるというのは、本当に素晴らしいです。
久家 :しっかりと結果を出されていて、すごいです。
今子どもの話をしていますが、大人でも還暦でもセルフケアは効果がありますか?
吉川さん: はい、大丈夫です。
以前、5歳のお子さんとそのお母さんにこのトレーニングを毎日5分続けてもらったことがあります。
お母さんは元々、右目0.3、左目0.6と視力に差がありましたが、3ヶ月後には両目とも0.6に改善したんです。
久家 :大人にも効果があるのですね。
吉川さん: 目の周りの筋肉は、顔や頭の筋肉と繋がっています。
特に側頭筋(こめかみ周辺の筋肉)は頭で一番大きな筋肉で、顎を動かすたびに活発に動きます。
ここをケアすることで血流が良くなり、目にも良い影響が期待できるのです。この側頭筋ケアは、頭の形を整える施術の効果を持続させたり、歯並びの改善にも繋がります。
久家 :全部つながっているのですね。
吉川さん: はい、そうなんです。
さらに、赤ちゃんの歯並びや顎の発達に重要なのが「おっぱいの深飲み」です。
哺乳瓶だと浅く吸ってしまいがちですが、母乳を飲むときは乳頭の根元まで深く咥え、舌を使ってしごくように飲みます。
この舌の動きが上顎を広げ、綺麗な歯並びの土台を作るのです。
この上顎の骨が閉じるのは永久歯に生え変わる5歳前後なので、それまでの期間が非常に大切です。
久家 :わかりました。妊婦さんや、教える専門家の助産師さんもセルフケアを学んだらとても良いですよね。
吉川さん:そうなんです。
久家 :『Zoom集客®の学校』も活用して、オンラインで教えたら喜ばれる方がたくさんいると思います。
私自身も今日すごく勉強になりました。
吉川さん:はい。ありがとうございます。
久家 :とてもわかりやすかったです。元子さんは現場の経験から、赤ちゃんもお母さんまで良くなってくると実感したのですね。
吉川さん:そうなんです。
以前、年長さんのお子さんを持つお母さんから相談を受けたことがあります。
保育園の先生から「すごく集中力はあるけれど、次の行動の切り替えが上手くできません。小学生に上がったら困りませんか?」と言われたそうです。
私はお母さんにビジョントレーニングを薦めて、検査をするとやはり視野がすごく狭いことがわかりました。
視野が狭いので1から10まで書くのに10分かかって、ボールも上手く避けられない、自分が投げても当てられないのですごく自己肯定感が低くなってしまっていました。
でも3ヶ月間ビジョントレーニングをすることで、
- ドッジボールが当てられるようになって
- ボールを避けれるようになって
- 綺麗な字でお手紙を書けるようになって
どんどん視野が広がっていきました。
その子は私に「僕はやれば何でもできるんだ」と言ってくれたんです。
その言葉を聞いたときに、私もう感激しちゃって、貰ったお手紙を読んで涙が出てきました。
うまく目玉が動いてないだけで、自己肯定感が下がっていたのです。
久家 :わかりました。とても愛があって、魂が喜ぶいい仕事ですね。
施術家も長年の不調も解決の光!オンラインで学ぶセルフケア習得で手に入る確かな自信と成果

オンラインで学べる藤田先生のセルフケアはどんな人が一番おすすめですか?
吉川さん:以前の私と同じように、施術で悩んでいる施術家の方にもいいですし、あとご自分自身が今まで長年、全然もう治らないと思ってたような体の動きがあったとしても、1回試して欲しいです。
そしたらすぐに結果が出せるし、自分の今まで培ってきた技術と応用して、自分の施術が広がります。
施術家の方だったら広がることが間違いない未来が見えます。
久家 :元子さん、今日は本当にありがとうございました。
吉川さん:ありがとうございます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
吉川さんの経験談は、新たな知識や技術を学ぶことが、いかに専門家としての可能性を広げ、そして何よりも目の前の人を救う力になるかを教えてくれましたね。
かつては専門外の症状や月齢の壁に悩んでいた吉川さんが、藤田先生のセルフケアをオンラインで習得し、それを自身の豊富な経験と融合させることで、施術の幅は劇的に拡大!
「誰が来ても大丈夫」という確固たる自信を手にし、多くのお母さんと赤ちゃんの笑顔を増やしてきました。
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