マスターマインド

1900年代初頭に世界一の資産家であったアメリカの鉄鋼王のAカーネギーは自分の墓に、墓碑銘として「自分が成功した秘訣」を記したそうです。

「自分より優れた人々を、身の回りに集める方法を心得しものここに眠る」

これは、すごい言葉ですね

ところで、・・・

Aカーネギーはどのようにして、自分よりすぐれた人たちを身の回りに集めていたのでしょうか?

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<魔法のレシピ>

マスターマインドの土台は協調性である

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◆Aカーネギーはマスターマインドを大切にしていました。

マスターマインドとは

「同じ目的の実現のために、2人以上の人間が調和し協力することで第3のアイデアや相乗効果が生まれる」ということです。

しかも、このマスターマインドを効果的に活用すると、1人+1人の協力関係が、100や1000の効果になる!!そうです。

◆それでは、どんな人とマスターマインドを組めばよいのでしょうか?

Aカーネギーはまず、マスターマインドを組んではいけない人を3つあげています。

・何事にも消極的な人

・自己中心的で、利己的な人

・誰とでも敵対する人

なぜなら、こういう人間がチームのなかにいると、全体の成果は、マイナスの影響を受けるからです。

逆に、協調性をもって仕事をする人で社会に役に立つ脳力がある人は、たいがいの場合は高い地位についていくものなのです。

◆Aカーネギーは、自分の仕事は

「マスターマインドのやるきを引き出すことだ」と語っていました。

そこで、彼は自分の組織の人間は、自分の給料を自分自身で決められるシステムを取り入れました。

ただし組織の人間が、最高の給料を得るためには、まず先に、その給料以上の利益を会社に与えたことを証明しなければならないルールにしていたのです。

このルールにより、Aカーネギーの組織の人間は、自分の仕事にさらなる熱意や創造性をもって望み、さらにより多くの仕事をなしとげたのです。

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<魔法のレシピ>

■Aカーネギーは、マスターマインドを活用して学歴もお金もないところから15兆円の資産(現在の貨幣価値)を築いた。

■マスターマインドを効果的に活用すると、1+1が100にも1000にもなる

■リーダーの仕事は、マスターマインドのやるきを引き出すことである

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