こんにちは!『ビジネスメンタルの学校』の久家邦彦(くげくにひこ)です。

現代の日本では、親子関係で悩んでいる方は多いかと思います。

かつて両親との関係で胸を痛めていた女性がいました。

自分の潜在意識の中にあったある思い込みに気付いたところ、両親に対しての見方が変わり、心の中で氷山のようになっていた思いについて雪解けが起こりました。

具体的にどのようなことがあったのか、思い込みを変えたら彼女の心境がどう変わったのかを紹介させていただきます。

潜在意識にあった思い込みを変えたら、親子関係が変わりました

私の潜在意識の中にあった、子どもから見た親は完璧であるという考えが、親子関係に影を落としていました。

「両親は完璧な存在である」

私の潜在意識の中に、このような思い込みがあったのです。

そのため「両親が言うことはすべて正しい」と思っていました。

でも、それは思い込みでした。

なぜなら、両親も機械ではなくひとりの人間なので、完璧ではないのです。

それでも、小さい、狭い世界しか知らない子どもからしたら、家族が最初にある世界なので、そのように思い込んでしまうのは、仕方がないことかもしれません。

赤ちゃんは両親…特に母親がいなければ何もできないのですから。

でも、よく考えてみてください。

親は生まれながらに親ではないのです。

子どもであるあなたが誕生したことで、初めて親となるのです。

つまり、あなたが誕生したときに、両親も父親·母親1年生なのです。

新米な両親がどのようにしていいかわからなくなる、ときには判断に迷うことはあっても当然なのです。

今では、インターネットや雑誌などで、様々な情報を得ることができますが、40年ほど前にはそのようなものはありませんでした。

自分の親や周りの人、育児書などで知るくらいでしょう。

今の親が、自分の両親が常識だと思っていた育児方法が今とは違う!とケンカになるように、その時々·その子どもによってどれが正解かは変わります。

私の父親と私との親子関係は、決して良好ではなかったと思います。

私には兄弟がいますが、父親の兄弟に対しての態度と、私に対しての態度が明らかに異なりました。

いつの頃からか、私の潜在意識には父親に対して恐怖を感じていました。

父親は、私のことを厳しく育てていました。

当時「父親も父親初心者」であることに気が付いておらず、完璧な存在だと思い込んでいました。

そのため「父親に冷たくされる私はダメな存在なんだ」と思い込んでいました。

ところが、それは父親が私にある思いを抱いていたことが発端だったとは、私は知りませんでした。

そのことを母親から聞かされたのは、父親が病に倒れた時でした。

入院先で家族が余命宣告を受けた時です。

入院中に母親に対して、ぽつりぽつりと私に対しての思いを話し出した…それを母親から聞いたのです。

どこかで、自分の命は残り少ないかもしれない…そう思ったのがきっかけだったのかもしれません。

私の中で「私は父親に愛されていない存在である」そう思い込んでいたため、少し距離を置いていたのですが、本当はちゃんと愛されていたのです。

なぜなら、私が当時付き合っていた人との結婚が決まったとき、誰よりも喜んでいたのが父親だったのです。

私の潜在意識の中には、母親に対しても…私は長い間「母親は自分も認めてくれない」という思い込みを自分の潜在意識に抱えたまま育ちました。

母親も知らなかった私の潜在意識にあった思いを解放したときに、親子関係の雪解けが起きました

私が、自分の人生に行き詰まり、潜在意識の活用について学び始めた時に、こんなワークを行いました。

それは「両親に感謝できることを書き出す」というものでした。

私は…そこで自分が当たり前に思っていたこと、

  • 専門学校まで通わせてくれたこと
  • 習い事に通わせてくれたこと
  • 大好きな本については惜しまず買い与えてくれていたこと
  • 決して裕福ではなかったけれど、できる限りのものを与え続けてくれていたこと

に気が付きました。

感謝できていなかったな、と。

親子関係について自己開示できるまでは、このような潜在意識トレーニングを行っていました。

自分と両親の親子関係について、私は長らく自分の心に蓋をして、誰かに話すことはありませんでした。

ところが、潜在意識トレーニングを続け、誤っていた思い込みを解放できるようになったことで、両親だけではなく、周りの人にも話せるようになりました。

そして、同じように悩んでいる人の参考になるかもしれないと思い、このように文章に起こせるようになった時に、自分の潜在意識の中にあった、親子関係でついた傷が癒されたことを感じました。

子どもの頃は「大人は完璧な存在である」と思い込んでいたけれど、実際にこの年齢になっても「自分は完璧ではないな」そう感じます。

あなたの潜在意識の中にも、過去の私のような思い込みがあるのではないでしょうか?

もしかしたら、親子関係に対してのあなたの思い込みが、過去·そして現在の自分の人生に影響を与えているかもしれません。

過去を変えることはできませんが、未来は変えることができます。

そして、他人は変えることはできませんが、自分は変えることができます。

また、過去の出来事を変えることはできませんが、過去の出来事に対しての見方や在り方は変えることができます。

親も私たちもいつまで生きているかわかりません。

いつかはこの人生には終わりの時が来ます。

その時にあなたは「こうすればよかった」と後悔しますか?

もし、答えがいいえなら、、

こちらからお読み進みください。

私の潜在意識の中にあった、子どもから見た親は完璧であるという考えが、親子関係に影を落としていました。

あなたにも、このような思い込みがありませんか?

「両親は完璧な存在である」

私の潜在意識の中にも、このような思い込みがありました。

そのため「両親が言うことはすべて正しい」と思っていました。

でも、それは思い込みでした。

なぜなら、両親も機械ではなくひとりの人間なので、完璧ではないのです。

それでも、小さい、狭い世界しか知らない子どもからしたら、家族が最初にある世界なので、そのように思い込んでしまうのは、仕方がないことかもしれません。

なぜなら、赤ちゃんは両親…特に母親がいなければ何もできないのですから。

でも、よく考えてみてください。

親は生まれながらに親ではないのです。

子どもであるあなたが誕生したことで、初めて親となるのです。

つまり、あなたが誕生したときに、両親も父親・母親1年生なのです。

新米な両親がどのようにしていいかわからなくなる、ときには判断に迷うことはあっても当然なのです。

今では、インターネットや雑誌などで、様々な情報を得ることができますが、40年ほど前にはそのようなものはありません。

自分の親や周りの人、育児書などで知るくらいでしょう。

今の親が、自分の両親が常識だと思っていた育児方法が今とは違う!とケンカになるように、その時々・その子どもによってどれが正解かは変わります。

私も、両親にとって初めての子どもでした。

だから、試行錯誤しながら初めての子育てをしていたのです。

でも、両親も父親・母親1年生だったということを認識していなかった私は、長らく自分の中で親子関係を拗らせていました。

私の潜在意識の中にあった、父親に対する思い込みと親子関係はこのような状態でした

私の父親と私との親子関係は、決して良好ではなかったと思います。

私には弟が二人いますが、父親の弟二人に対しての態度と、私に対しての態度が明らかに異なりました。

弟たちも、母親に「お父さんはお姉ちゃんにどうして冷たいの?」と話していたと、大人になってから言われました。

いつの頃からか、私の潜在意識には父親に対して恐怖を感じていました。

父親は、私のことを厳しく育てていました。

当時「父親も父親初心者」であることに気が付いておらず、完璧な存在だと思い込んでいました。

そのため「父親に冷たくされる私はダメな存在なんだ」と思い込んでいました。

ところが、それは父親が私にある思いを抱いていたことが発端だったとは、私は知りませんでした。

を母親から聞かされたのは、12年ほど前に父親が病に倒れた時でした。

父親も父親1年生、潜在意識にあった父娘の思い込みが解けた時に親子関係が改善されました

父親は、初めての子、そして女の子であった私に対してどう接していいかわからなかったのです。

7人兄弟の4男坊だった父親には、弟はいましたが妹はいませんでした。

そのため、自分より年下の女の子と接したことがありませんでした。

しかも、自分にとって初めての子どもです。

まだ、当時24歳の新米な父親は、自分とは違い内向的で大人しい私に対して、どう接していいかわからなかったのです。

そしてもうひとつ「娘は、いずれお嫁に出す身だから、外に出しても恥ずかしくない娘に育てなければならない」という思い込みが、私に対しての態度を厳しくしていたというのです。

父親・私双方の潜在意識にある思い込みが、親子関係をぎくしゃくさせていたのです。

その親子関係の雪解けが起き

たのは、皮肉なことに父親が病に倒れ、入院先で家族が余命宣告を受けた時でした。

どこかで、自分の命は残り少ないかもしれない…そう思ったのがきっかけだったのかもしれません。

入院中に母親に対して、ぽつりぽつりと私に対しての思いを話し出した…それを母親から聞いたのです。

私の中で「私は父親に愛されていない存在である」そう思い込んでいたため、少し距離を置いていたのですが。

本当はちゃんと愛されていたのです。

なぜなら、私が当時付き合っていた人との結婚が決まったとき、誰よりも喜んでいたのが父親だったのです。

でも、私の前ではそのようなそぶりを見せませんでしたが、入院先の看護師さんたちに満面の笑顔で「娘の結婚が決まったんだよ!」と触れ回っていたのです。

親から愛されていないという思い込みが、私の潜在意識に深く刻まれていたため、私は、ずっと自分自身を愛することができず、否定し続けていました。

その証拠に「自分は愛されている存在である」と無邪気に信じていた頃の写真の私は、とても子どもらしいいい笑顔でした。

ところが「自分は愛されていない存在である」と思い込み始めてからの私は、どこか影があるような表情をしています。

不器用な父親と不器用な娘。

どちらも潜在意識にあった強い思い込みがあったため、長い間歩み寄れずにいたのです。

おかげさまで、結婚式で父親は私と一緒にヴァージンロードを歩き、花嫁の父となることができました。

泣きそうだったのを、必死でこらえていたそうですが。

潜在意識に刷り込まれている言葉を変えたら、人生が思い通りに変化していきました!

私の潜在意識の中にあった、母親に対する思い込みと親子関係はこのような状態でした

私と母親との親子関係は、表面的にはうまくいっていたように見えていたかもしれません。

ところが、母親に対しても…私は長い間「母親は自分も認めてくれない」という思い込みを自分の潜在意識に抱えたまま育ちました。

私はおとなしく、いつもいい子でいました。

だから、母親は「この子はしっかりしているから大丈夫」と思い込んでいたようです。

2人目の弟に持病があったため、弟につきっきりになることが多く、私はあまり気にかけてもらうということがありませんでした。

「お姉ちゃんだから、ちゃんとしなくちゃ」

「お姉ちゃんだから、甘えたくても我慢しなくちゃ」

子どもながら、自分でたくさんの「〇〇しなければならない」ことを強いていました。

また、学校のテストで100点を取って帰ってきても、褒めてもらうことはあまりありませんでした。

「私ならそのくらい取って当たり前」と思われていたようです。

でも「私は、いくら顔晴っても褒めてもらえない」という思いが、自分の潜在意識にどんどん刷り込まれ、最終的に私自身の心を歪めていきました。

自分を追い詰めて追い詰めて…学生のうちにうつ状態になったり、十二指腸潰瘍を発症しました。

自分に自信が持てなくて、本来の実力を発揮できません。潜在意識を使えば改善できますか?

母親も知らなかった私の潜在意識にあった思いを解放したときに、親子関係の雪解けが起きました

私が、自分の人生に行き詰まり、潜在意識の活用について学び始めた時に、こんなワークを行いました。

それは「両親に感謝できることを書き出す」というものでした。

私は…そこで自分が当たり前に思っていたこと、

  • 専門学校まで通わせてくれたこと
  • 習い事に通わせてくれたこと
  • 大好きな本については惜しまず買い与えてくれていたこと
  • 決して裕福ではなかったけれど、できる限りのものを与え続けてくれていたこと

に気が付きました。

感謝できていなかったな、と。

そして、自分の中にあった思いを母親にちゃんと伝えようと思いました。

なぜなら、母親だっていつまで元気でいるか、わからないからです。

父親の時のように後悔したくない、そう思いました。

母親もまた、思い込みの中で生きていました。

「娘は、いい子でしっかりしているから大丈夫だろう」

「娘は、勉強ができるから、もっと顔晴れるはず」

「いい学校を出て、普通の会社に就職して、普通に結婚し、子どもを持つことが女の幸せである」

そして、私が「私は両親に愛されていない存在である」という思い込みを抱えたまま育ったことを知りませんでした。

「そんなふうに思っていたなんて、知らなかったよ」

私も、自分の潜在意識にあった思いを話すことで、やっと誤った親子関係についての思い込みから解放されました。

母親の潜在意識に常にあった、娘への思いは「娘にも幸せな人生を送ってほしい」でした。

その後、私は現在の夫と出会い、最初の夫と離婚をしたのですが「あなたが幸せなら、それでいいよ」と言いました。

現在の夫を紹介した時「今度こそ幸せになるんだよ」「お父さんもきっと喜んでいるよ」そう言ってくれました。

今では、夫婦ともども仲良く交流をしています。

また「自分はちゃんと両親に愛されている存在であった」と理解できた私は、親子関係だけではなく、他の面でもいい方向へ改善していきました。

【潜在意識】潜在意識を制するものは恋愛・結婚を制する!【繋がっている】

親子関係について自己開示できるまでは、このような潜在意識トレーニングを行っていました

自分と両親の親子関係について、私は長らく自分の心に蓋をして、誰かに話すことはありませんでした。

ところが、潜在意識トレーニングを続け、誤っていた思い込みを解放できるようになったことで、両親だけではなく、周りの人にも話せるようになりました。

そして、同じように悩んでいる人の参考になるかもしれないと思い、このように文章に起こせるようになった時に、自分の潜在意識の中にあった、親子関係でついた傷が癒されたことを感じました。

 

私が当時行った潜在意識トレーニングは、以下のようなものです。

  • ホ・オポノポノで潜在意識のクリーニング
  • 両親に対して「ありがとう」のアファメーション
  • 両親に対して感謝していることを書き出すワーク
  • 両親に対して「親は完璧な存在である」という思い込みを破壊する

現在、私は40歳を過ぎています。

子どもの頃は「大人は完璧な存在である」と思い込んでいたけれど、実際にこの年齢になっても「自分は完璧ではないな」そう感じます。

私の親となった両親は、24歳でした。

現在の私の約半分の年齢だった両親が、完璧ではないのは当然だった、そこに気が付いた時に、誤った思い込みが破壊されました。

『豊かに成功するホ・オポノポノ』感想。イハレアカラ・ヒューレン著・インタビュー河合政実

情をコントロールする方法【「言葉のパターン」で潜在意識に働きかける】

【アファメーション】潜在意識を制するものは恋愛も制する!【方法】

まとめ

いかがでしたでしょうか?

もしかしたら、今この記事をご覧になっているあなたの潜在意識の中にも、過去の私のような思い込みがあるのではないでしょうか?

もしかしたら、親子関係に対してのあなたの思い込みが、過去・そして現在の自分の人生に影響を与えているかもしれません。

もし、私と同じように感じていたと気が付いたのであれば、是非紹介させていただいた潜在意識トレーニングに取り組んでいただければと思います。

なぜなら、親も私たちもいつまで生きているかわかりません。

いつかはこの人生には終わりの時が来ます。

その時にあなたには「こうすればよかった」と後悔して欲しくないのです。

過去を変えることはできませんが、未来は変えることができます。

そして、他人は変えることはできませんが、自分は変えることができます。

また、過去の出来事を変えることはできませんが、過去の出来事に対しての見方や在り方は変えることができます。

それが可能なのが、潜在意識トレーニングなのです。

あなたが、本当に望む人生を生きられるように、心から願っております。

ここまで、お読みいただき、ありがとうございました!

 

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