社員
書籍『日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方』のなかで
ECスタジオ代表の山本敏行社長は会社を「一隻の船」に例えて
わかりやすく説明されています。

・経営理念は・・・羅針盤
・経営ビジョンは・・・目的地
・経営方針は・・・通るルート
・経営計画は・・・航路日程
・財務状況は・・・進行状況
・生産性は・・・航行速度
そして「生産性」つまり航行速度が他の船よりも早ければ、
他の船よりも早く、目指すべき目的地に早くつくことができます。
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<魔法のレシピ>
日本でいちばん社員満足度が高い会社とは?
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◆山本敏行社長は社員が定着しなかったある時期に
社員、一人一人と徹底して面談して、社員の本音を聞き、
さらに「どうしたら一緒に仕事を楽しめるか?」を考えたそうです。
その時から、ECスタジオの経営理念やクレド(信条)になる
「やるべきこと」だけではなく・・・
「社員をクビにしない」など、同じ強さで「しないこと14カ条」をつくりました。

◆すると社員が辞めなくなり、目に見えて会社が良い方向に変わりました。
IT業界で、非常識になるほど社員が定着するようになったのです。
もちろん経営的には目の前のキャッシュが欲しいことは正直にありましたが、
それでも自分達のやり方を信じて
「利益ではなく社員第一」を貫きました。
「いくら美味しい仕事があっても、無理な仕事なら請けない。」
など会社の芯がブレなくなったお陰で社員が安心して仕事をできるようになったのです。

◆山本敏行社長はいいます。
「利益第一から、社員第一へ」
落ちこぼれ経営者だった自分を
「これなら人を増やしてもやっていける!!」と
信じさせてくれた社員たち・・・
「もう絶対に彼らを裏切ってはいけない。」
そう考えて採用方針も変えました。
経歴やスキル重視から、ECスタジオで一緒に成長したいと思える人、その人の個性をECスタジオで伸ばせる人を採用するようになったそうです。

◆「決まった時間の中で利益を上げようとすると、一人当たりの生産性を高めるしかないのです。」
単純計算にはいきませんが、一人あたりの粗利額から給料等を引いたものが利益と考えると
例えば、年間の粗利額が1000万円でお給料が500万円だったとします。
その後、一人あたりの生産性が1.5倍になり年間の粗利額が1500万円になれば、お給料が500万円なら会社に1000万円の営業利益が残るようになります。

◆つまり「会社の利益は時間当たりの生産性を上げることで決まる。」
といっても過言ではありません。
利益が上がれば利益を社員に還元したり、競合他社への価格競争力で
優位になることができます。
こうして良い循環が生まれるのです。
ECスタジオの山本敏行社長の書籍
『日本でいちばん社員満足度が高い会社の非常識な働き方』
を読んでいると・・・
山本敏行社長の考え方、フォーカスの微妙な違い(微差)が、
リンク&モチベーションの組織診断で日本一社員満足度が高い会社
を築き、さらに業績を向上していることを感じますね。

「心の時代」ですね。

有難うございます。

■あなたは「思いやりの心」と「生産性」を
どのように両立してゆきますか?
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<魔法のレシピ>
■利益第一から、社員第一へ
■会社の利益は時間当たりの生産性を上げることで決まる
■「思いやりの心」と「生産性」を両立しよう
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