今日のゲストは、『Zoom集客®の学校』の最上位コース『フェニックス』で学び、売上2048万円を達成した、発明家の濱森さんです。
濱森さんは、大きな成果を上げる人のビジネスにおける潜在意識の使い方には実は大きな共通点があると、気づいたそうです。
『Zoom集客®の学校』では、「ビジネスの成功はマインドが9割」とお伝えしています。
成功者のマインドにはどんな共通点があるのか、とても興味深いですね。
ぜひご覧ください!
ビジネスのステージが上がると、見える景色が変わる!
濱森さんは、今どんなお仕事をされていますか?
今はメインは、講師業と言いますか、起業系のセミナーをやっていきながら、あとはオンラインネットショップを経営しております。
ネットショップでは、自分の発明した商品を販売している形が多いです。
濱森さんは『Zoom集客®の学校』に入る前は一番どんなことが悩みだったんですか?
僕は長い間、商社のような仕事をやってきました。
商品の企画開発、そして中国など海外に行って、ものづくりしていたんですけども、コロナで本当に海外に行けなくなってしまったので、収入が激減してしまいました。
そこで前々から少し考えていた、オンラインで起業していきたいな、とか自分が今まで学んできたことを人に伝えていきたいな、というところをビジネスとして始めようとしたのです。
コーチングなどを学びに行ったのですが、いざビジネスを始めようとすると、何をやっていいのかさっぱりわからない。
スキルを学んだけれど、そのスキルをどう活用していったらいいのか、ということで非常に迷っていました。
迷ってる中で、『Zoom集客®の学校』に入られて、売上は合計でいくら上がっていますか?
先月末の実績で、2048万円ぐらいだと思います。
久家:おめでとうございます。すごいですね。
濱森さん:ありがとうございます。
安定して売上が上がるようになってきていると思うんですが、一番良かったことは何ですか?
自分の気持ちの中でのステージと言いますか、価値観そのものが少し上がりました。
やはりその価値観が上がると、例えば100万円という金額があったとしても、200から見る100と50から見る100っていうのは全然ハードルが違うんですね。
200を基準にして考えると、100は当たり前みたいな感じになってきます。
価値基準が変わると、見えるものがすごく変わってくるなっていうことを感じました。
なので、目標設定はすごく大事だということを、つくづく感じています。
久家:なるほど、そういうことなんですね。すごくわかりやすいです。
濱森さんは、コーチングの資格やスキルを持っていても、何をどうしていいかわからないという悩みから、『Zoom集客®の学校』に入って、さらに最上級コースの『フェニックス』に入られました。
ビジネスでのメンタルや潜在意識、考え方、お客さんから「ありがとう」と喜ばれて収入を得るマインドを学んでこられました。
『Zoom集客®の学校』に入られて一番良かったことやエピソードがあれば教えていただけますか?
『Zoom集客®の学校』で久家さんから学んだ考え方で、一番僕が「なるほど」と思って、今もすごく大切にしているのは、
「相手が求めていることを理解して、そして相手がそれを手に入れられる人になる役に立つ」ということです。
これが本当にビジネスの根底にあります。
この教えをいつも自分に言い聞かせながらやっています。
何かうまくいかないなと思った時は、そこに立ち戻ると、どんどん・どんどん、その意味の深さがわかるようになると感じます。
その考え方を教えていただけたのは本当にありがたいです。
お客さんに共感することはすごく大事だと感じています。
ただ共感するだけでなく、相手のお悩みの相談を受けて、お話を聞いて、それから
「じゃあ、どうなりたいのか?」
に切り替えるタイミングがもっと大事だとも感じています。
久家:素晴らしいですね。
発明でもビジネスでも大切なのは、相手を理解する「思いやりの気持ち」
久家:もともと濱森さんは発明家で、実際に特許を持っていて、普通の会社員の月収くらいの40万円や50万円位の権利収入を得ることができます。
しかも発明した商品を聞いて驚きました。
近所に住んでいる方がペットを飼っていて、外を散歩して帰宅して家に入ってくる時に汚してしまうから困っているという悩み、相手が求めてることを聞いて、その商品を発明したのですよね。
自分で特許を取っていて、普通だったら弁理士に頼むようなことを自分でできるのだと話してくれましたね。
ご自分のような発明家を育てる学校や、自分自身で特許を取ることを教える講座などを考えているということで、天才的です。
「相手が求めていることを理解」することと、発明で収入を得ることには共通項があるのですか?
濱森さん:まさにそうなんです。
僕が発明で尊敬する方で、お仕事でも取引をさせていただいた会社の社長さんがいます。
今は息子さんの代に代わられているんですけども、曲がるストローを考えられた方がいらっしゃるんです。
本も出されてたりしますが、その方がおっしゃってたのが「親のため発明」です。
小さな子どもでも感じるのが、お母さんが台所で「不自由だわ、不便だわ」とか言ってるのを見て、
「こんな風なものあったらいいよね、お母さん助けたいな。」という思いやりなんです。
発明においても商品を売ることにしても、その根本の思いやりがすごく大切なんですね。
相手が求めていること、相手が困っていること、不便と思ってることを、その方が喜んでもらえるために何を企画すればいいかという「思いやり」から始めることが、すごく大切だと思います。
実際にオンラインでいろいろな受講生さんがいますけども、集客をして受講生さん来られる時に、すごく共通してるなと思うのは、
自己満足で特許は取れても、売れなければ意味がないということです。
特許を取ることにお金をかけても仕方がなくて、売れるためには何が必要かというと、 客観視がすごく大切なんです。
よく居酒屋なんかで、仕事帰りのサラリーマンの方たちが、「こんなこと考えたんだよ」とか「それ特許出したら大儲けできるよ」みたいな話を冗談で話していたりするじゃないですか。
そういう話が少しくらいは自分たちの周りでもあると思うんですが、実はそれではダメなんですよね。
自分の思いつきで、熱くなっているんですよ。
例えば、お客様が来られた時に、「これ絶対いいよ」と勧めるというのは、自分が自分にとって熱くなって、自己満足で盛り上がってるだけなのですよね。
でも実際、商品を作って、売れるか・売れないかの違いは、お客さんがお金を出して「それ」がほしいと思うか、です。
一旦自己満足から離れて、相手をまず先に考えて、自分の役割はそれであってるか、というところの位置づけ、ポジショニングがすごく大切で、それが商品も同じなんです。
だから特許を出すにしても、売れないものは申請を出しても仕方がない。
ですから僕がよく言うのが、特許の場合ですけども、「出す前に寝かせて」と言うんですね。
アイデアが出たところで、「寝かせる」というのは、どういうことなんですか?
アイデアが出た時は自分ひとりで盛り上がってるんです。
自分の中でなんか興奮してるんですね。
「これはいい!」と、自分で思い込んでいるんですけど、3日経ち、1週間経ってみると、盛り上がった自分を客観視できてくるんですね。
久家:なるほど。それが冷静に見れるという感じなんですね。
濱森さん:だから一度客観的に
「自分がそれを買う側の立場になった時に、それ買う?」って自分に問いかけた時に、
「いらないかな」ってなったら、やらなくていいんじゃないかと。
でも1ヶ月経っても1年経っても、「やっぱりこれ絶対いいよね」と思えるものは、他にも欲しいっていう方が絶対にいる。
オンラインビジネスでも、同じことです。
集客して来られた方に対して、「自分からいいよ」と言うのではなくて客観視して、
「その方が本当に喜んでくれるのかな?」というきちんとした対応がとても重要な部分なんですね。
それが「相手が求めてることを本当に理解して、相手が手に入れられる人になる」ということ。
オンラインで何か商品を作るとしたら、それを本当に日頃使って喜んでもらえるかなっていうことをしっかりと客観視することがすごく重要なポイントで、そこがすごく発明と似ているなと思いました。
久家:勉強になります。
ビジネスで必要なのはスキルではなく、基礎となる仕組み
濱森さんが集客するお客さんで、かつての濱森さんのようにコーチの資格は取っているけれど、なかなか集客できないで悩んでる人はたくさんいると思うんですね。
そういう人たちも、やっぱりコーチングで人様の役に立ちたいっていう、それこそ愛や思いやりの優しい心を持っている人が多いと思います。
- コーチという資格さえあれば、
- さらに上の資格を取れば
- マスターを取れば
- トレーナーになれば
など、先輩や先生がコーチで輝いて収入を得ていると聞いてる人たちが、先生と同じようなランクが上の資格を持ってたらビジネスがうまくいくと思い込んでいたりする経験はありますか?
濱森さん:そうですね、僕はコーチの資格を上へ上へと追いかけることはしなかったですけど、僕の受講生さんの中で、そういう方がやはりいらっしゃいます。
「もっと、こういうことを学んでいけば、いずれ先生のようになれるんだ」と思い込んでいたことに気づいて、そこからスタートという方がいらっしゃいます。
久家:コーチで資格を取るとかテクニックや上のコースを学ぶのは、もちろん尊いと思うんです。
でも実際にコーチとして収入を得ようと思ったら、学びだけでは難しい。
濱森さんのように年収2000万円になるには何をやるべきですか?
僕は、講座の受講生に対して、基礎が大切だと伝えています。
皆さんが学ばれているものは、結構スキル系が多いと思うんですね。
コーチングもそうですし、カウンセラーとかセラピストとか色々な方がいらっしゃると思うんですけども
あくまで「スキルはスキルでしかない」
車に例えると、最高のエアコン、最高のカーナビがついてるけど、走らない車。
じゃあ、何が必要なのかな。
ドライブレコーダーがないから、走らないのかも。
では、ドライブレコーダーを買いに行って、使い方を習おう!
そのような感覚の人が多いと思うのです。
でも実際に車が走るのは、見えないところにエンジンがあって、タイヤがあって、ちゃんと動力があって、アクセルを踏んで、その「見えないところにあるもの」が実際に目的地に向かうための大切な部分なのですよね。
だから実は売上をきちんと上げられて、しっかりと仕事をされてる方は、その動力の部分ができているのだけど、それがなかなか目立たない部分なのです。
さらに僕がよく例えで言う話は、野球の場合、
- イチロー選手はこういうバッティングフォームだ
- 大谷翔平選手はこうだ
とテクニックの部分に注目してしまいがちなのです。
でも、一流の選手は全員が当たり前のようにやってることだから、目立たないけれど、しっかりしているのは基礎の部分だと思うのです。
しっかりとした腰のポジションだとか、下半身を安定させるとか、それがあるからこそ、初めてその上にテクニックっていうものが積み上がっていく。
でも、多くの方はそのテクニックだけが目立つから、そこを真似れば自分もうまくいくんじゃないかって思ってしまう。
たまたま、うまくいくことはあるかもしれないですけど、継続ってなかなか基礎がないところからは難しい。
なので、何でもそうだと思うんですけれど、基礎がしっかりできていれば、どうしていいかわからないと迷ったり不振に陥った時に、基礎に一度立ち戻ることができるので、またうまく進み出すことが可能です。
ビジネスで集客して安定して売上をあげるために、基礎として一番大切なことは何でしょうか?
やはり相手をまずしっかりと理解してあげる。
例えば、その相手とお話をする時に、僕もそういう時ありましたけども、相手がずっと話してる時の合間を見つけようとするんですね。
なぜかというと、合間に自分の言いたいことを言おうとするんです。
そこの合間をずっと意識の中で探してるから、相手の話を実は聞いてないのです。
でも、相手の方にそこは微妙に伝わってしまって、薄々感じてらっしゃる。
そうではなくて、相手の方の言葉をしっかりと理解して、しっかりと聞いて、その方に本当に何が必要なのかなっていうところを、相手の方の言葉からきちんと自分が理解することが大切です。
それがちゃんと個別相談のお話の中でできてくると、相手の方は自分で本質に気づくことができるので、「どうなりたい」ということがイメージしやすくなると思います。
相手の方がイメージされた「理想の未来」のところはしっかりと、こちらが握ってあげる。
そこを握るからガイドとしてお連れすることができるし、何をやったらいいかが明確に見えてくるのです。
そのプロセスがすごく大切だと思います。
ビジネスで成果を出す人、出せない人の違いは何か?
久家:濱森さんは、もともと発明家として特許料で収入を得ていたり、特許を取る方法を教えて収入を得たり、世界的に有名なデザイナーのブランドの企画をやってたり、海外でもお仕事をして、スタッフの人に仕事やってもらうような立場でした。
そんないわゆる成功者だった人がコロナで仕事なくなった時に、コーチングを学んで資格を取って、大変だったと思います。
なのに売上が上がらなくて、『Zoom集客®の学校』で学ばれて、ゼロからオンラインで仕事をしたいと新たにビジネスを立ち上げた。
コロナの影響で、同じように仕事がなくなってしまった経営者のような立場の人はたくさんいると思います。
濱森さんの場合は、今では2000万円の売り上げを上げているじゃないですか。
何が違うんだろうと考えてみると、濱森さんは、基礎の部分を本当に丁寧に一人一人お客様と向き合っているのですよね。
「伝え方」で気を付けていることはありますか?
久家:本当は、濱森さんだって経験も知識をある方ですから、「こうしたらいいんだよ」と伝えてしまいたくなることも、いっぱいあると思うんですけれど、それを自分が情熱を持って熱くなって伝えるんじゃなくて、「どうなりたいんですか」と、相手に寄り添って聞いてってるわけですよね。
濱森さん:そうですね、僕もやっていく中でよく分かったのですが、「言いすぎる」「伝えすぎる」のも良くないなと、すごく思います。
経験していろいろ分かっていると、受講していただいてる生徒さんたちに対しても、ついつい「転ばぬ先の杖」を先にいろいろ言ってあげたくなるんです。
でも僕は統計を取っていたのです。
久家さんに教えていただいたことを、素直に信じてその通りにスタートしていた時、集客して成約して、僕の講座を受講してくださった方がいました。
その方に色々と伝える時にパワーポイントを講座の台本のように見ながらすすめていた時期があるんです。
すごくシンプルなことだけを素直に伝えていた時です。
でも、だんだん講座を経験してくると、台本を見なくても話せるようになってきます。
眠くて意識がないのにずっと喋っていた気がするぐらい、繰り返しやっていたわけです。
久家:繰り返しやってるから、もうそういう風に進行が刷り込まれたわけですね。
濱森さん:ボクサーがパンチを受けて意識がなくても戦っているような、そういう一瞬があって、でも後で動画を見直しても受講生さんたちから見て特におかしな点はなかったと思うのですね。
でもやっぱり、その刷り込みで講座をすすめていた時に入ってこられる方よりも、最初のころ、つまり僕がまだ経験がなくてシンプルなことを丁寧に伝えていた頃に受講していた方のほうが成果を出す割合が多いのです。
久家:面白いですね。
濱森さん:そうなんです。
そこで、自分が慣れてしまって「言い過ぎている」ことに気がついて、シンプルに戻したんですね。
そうするとまた成果を出される方が増えてきました。
そこで分かったのが、その方本人が実際に行動されて、ここが分からないと困った時に初めて生きる言葉があって、それ以外は先回りして伝えてしまってはダメだということを、すごく感じました。
だから全てにおいて、「ああした方がいい、こうした方がいい」と言いたくなるのですけど、言い過ぎることは自分で抑えるようにはしています。
ビジネスで成果を出す最短の方法とは!
久家:濱森さんのすごいところは、ご自分が教えた受講生も結果を出されてるじゃないですか。
「人を見て法を説く」という言葉がありますが、受講生一人一人相手に合わせて話しているという事ですか?
濱森さん:そうですね、1ヶ月1回は個別でコンサルをさせていただくんですけども、教える内容としては、一つのパターンで教えます。
「◯◯さんには、それをこういう風に捉えてやってもらったら、いいと思うよ」とそれぞれの受講生さんに合わせた提案をしたり、あとは1ヶ月1回アイディア出しは一緒にします。
僕が受講生さんにいよく言っているのが、
「頑張った順番から成果が出るんじゃなくて、素直になった順番から成果が出るよ」
ということです。
多かれ少なかれ、人って今までの経験とか、今までの自分の考え方というのを持ったままで、そこに何か新しいものを乗せて、成果を出そうとされる方が多いのです。
でも、やはり成果を出された受講生さんの話を聞いてると、
「え、なんで成約できたんだろう」
「私は言われたことをやっただけだよ」
という方が結構多いんですね。
僕の中でパラレルワールド理論みたいなものがあるのです。
「例えば2本の線があって、成功者が歩いてる道と、これから成功者を目指そうという一般人が歩いてる道があるとしたら、一般人はその努力の先に成功者のポジションまで行ける階段があるとでも思っているんじゃないですか?行けないですよ」
と言っているんです。
久家:どういう意味ですか?
濱森さん:例えば、1年前から目標を持って「こうやるんだ!こんな風になるんだ!」って言っても、なってないですよね。
2年前も同じこと言ってましたよね。
3年前も同じこと言ってましたね。
毎回、毎回、目標を達成できない「狼少年」みたいになってしまう方がいます。
それはなぜかと言ったら、「うまくいかない自分の考え方」のままで努力をしても、うまくいかないからです。
あなたが今歩いてる道の延長線上には、あなたが望む成功はありませんよ、ということです。
例えば、「あなたの脳みその中に孫正義さんがポンと入ってきたら、来月の売り上げ100万円いきますか?」と聞くと「いきます」とみんな言うのですよ。
ということは何かというと、努力して理想の売上にいけるというよりは、意識を瞬時に成功者の考え方にポーンと切り替えることによって、普通のことをしていても、うまくいくことがあるんですよ。
もともと自分が歩いてきた道を歩き続けるのではなく、成功者が歩いている道にワープする感じです。
つまり、その「うまくいかない自分」を握りしめて一生懸命努力するよりも、素直に成功者の思考をマネしちゃえばいいんじゃないっていうことです。
その方が早く理想の状態に到達できます。
やはり、その潜在意識やマインドの部分で成果を出される方が多いのを感じます。
久家:すごい勉強になります。
濱森さんの思う、結果が出る人と出ない人の違いは何ですか?
久家:結果が出る人と出ない人の違いは何だと思いますか?と質問すると「スキルがあるか、ないか」なんて答える方が多いのですが、
実は、ビジネスにおいては「経験が8割」であって、もちろんスキルも大切ですがそれよりも実際に「成果を出すという経験」の方が必要なんですよね。
だから濱森さんは、ご自分の受講生と一緒にアイデア出しをしたり、一緒に相手の悩みを解決する時間、個別相談を月1回取ったり、『Zoom集客®の学校』の行動サポートのようなことを一緒にやられてるんですね。
濱森さん:そうですね、アイディア出しがすごく苦手な方が多いんです。
面白いのですが、自分が主役だとなかなかアイデアが出ないものなんですね。
相手が主役になって初めて出てくるんです。
だから本当に深い部分で、相手が求めていることを理解して、相手が手に入れられる、その方が何を望んでいるか、そうなれるために何があるのかな?という風に考えると、
どう言ったら、相手が自分で気づけるのかな?
という考え方ができます。
「どうやって気づかせるか」では、ないんですね。
「どうしたら相手が自分で気づけるのか」という、その違い。
「気づかせる」のではなくて、相手に自分で「気づいてもらう」ことが大事だとすごく思うんです。
久家:なるほど、そうなんですね。
相手に気づかせるのと、どうしたら気づいてもらえるだろうと考える、個の違いですね。
濱森さん:誘導になってしまうと、相手は「自分ごと」と捉えないのです。
「自分の言葉で気づいてもらうこと」が大事な気がすごくします。
相手が好きに自然に自由にしゃべっていることをちゃんと聞いて、
- そこ、なんでそう思うの?
- すごいね!
という方が、相手にちゃんと気づいてもらえる。
だから僕は、
「それ何でそうなるんだろうね」
「じゃあ、こんな事って、どうだろう?」
というふうに、一緒に考えていきます。
久家:すごいです。
なぜ濱森さんのお客さんが、どんどん成果が出るのかなと思ったら、そういうサポートの仕方なんですね。
成功者のマインドを潜在意識に刷り込む人が成果を出す
濱森さん:最近よく受講生さんに言うのが、
「ノートに一生懸命書くよりも、ながらでいいから倍速でも何でもいいから、何回も何回も無意識に刷り込め」
ということです。
別に覚えているつもりじゃないのに、何か頭の中でコマーシャルの音楽が流れてきて、口ずさんでみたり、ということがあるじゃないですか。
ああいう潜在意識に刷り込まれているという状態との方が、僕は大切かなと感じています。
自転車に乗る時に、右足はまずこの十字の角度にペダルを置いて、体重の何パーセントを入れて、反対側から戻ってくるそのペダルに反対側の足を置いて、とか理屈で考えていると、自転車に乗れないので。
久家:そうですね、自転車は無意識に乗りますもんね。
濱森さん:無意識・潜在意識というのは右脳がつかさどっているものでしょう?
だから右脳に刷り込むには、もうずっと聞いておけばいいのだよと、言いたいわけです。
久家:結果を出すには、繰り返し繰り返し聞いて実践するということですね。
潜在意識に刷り込むために、どんなことをしてきましたか?
濱森さん:僕自身は、売上が上がらなかった時に、久家さんのお話や、いただいた動画を寝る前にずっと流しながら寝てました。
そうすると、実際に自分が個別相談で相手と話していると、本当に自然とその言葉が出てくるようになるのです。
潜在意識に刷り込まれているということではないかなと。
久家:発明と営業、全然分野が違うのに、濱森さんはなぜこんなに売り上げを上げてくるんだろうと不思議に思っていました。
濱森さん:僕は『Zoom集客®の学校』に入った時に、自分が今までやってきた世界とは違うので、今までの自分の考えはもう一切ナシにして、もうただただ素直に聞くことに徹しました。
もう他のことを聞かない、久家さんの言うことだけ聞く、みたいな形です。
成約がうまくいかない時も、いつも僕の頭の中にあったのは、
「久家さんだったら、絶対に成約になっていた」
「僕と何が違うのかな?」と、
僕基準ではなくて、いつも久家さんを基準にして、答え合わせをしていたような気がします。
だからこそ、久家さんの講義や朝活の動画などを何回も何回も聴きました。
久家:今はテレビをあまり見なくなってしまいましたが、昔のCMって、本当に刷り込まれています。
私たちは、「ハエハエ蚊蚊蚊」と言われたら「キンチョール」が出てきます。
濱森さん:「あ〜らよ!」って言うと「出前一丁」とか。
久家:年代がわかってしまいますね。
「タンスに」と言ったら「ゴン」って出てきますもんね。
だから結局ビジネスの考え方も同じで、もう無意識・潜在意識に刷り込んでしまうということですね。
濱森さん:僕たちは誰も、「タンスに」と言ったら「ゴン」です、なんて暗記カードで覚えたりはしていませんよね。
久家:濱森さんは『Zoom集客の学校』での教えを、それぐらい聴いて潜在意識に刷り込んだわけですね。
潜在意識の力をビジネスで活かす
濱森さん:僕は週1回ほど右脳教育について子供に教えたりするのですが、その中の一つのカリキュラムで4倍速8倍速でとにかく聞くというのがあります。
何を言ってるかは分からないけど、何回も聞いてると覚えるんですよね。
右脳にはそういう力がある。
右脳イコール潜在意識の力とつながる部分があるんです。
久家:濱森さんは、幼児教育で実は有名な先生であったりもするんですよね。
なぜ潜在意識を教えているのですか?
濱森さん:僕が起業したのが20代後半ぐらいだったのですね。
順風満帆な起業ではなくて、その時は本当に
- どうしよう、やばい、
- どうしよう、もうダメだ、
- 自分でやるしかない、
という状況の中で始めたんです。
仕事も初めからあったわけではなかったのです。
ある時東京に営業に行って、ただ帰ってくるのはもったいないと思って、右脳教育の七田眞先生や船井幸雄さんや、波動の足立育朗さんのセミナーがあったので、それに参加したのです。
その時に潜在意識というものを初めて聞いて、今の自分にできるのは潜在意識しかないと思ったんです。
それから潜在意識についてかなり勉強しました。
波動というのも、無意識に「絶対そうなる」と思い込んでいると、なんか波動共鳴と言いますか、同じ波動を持った人が引き寄せられるんですよね。
不思議と目標を持つと、「そうなることが起こる」のがきっとそういうところだと思います。
七田眞さんは、久家さんもいつもおっしゃっている
「素直・前向き。成長好き」とか、
「エゴの時代からエヴァの時代に変わる」
という話をされていました。
久家:そういうことを学んできたんですね。
濱森さんは愛があるなといつも思います。
売上を2000万円も上げて、教えられた受講生さんまで売上を上げられるのは、何が違うんだろうと思っていましたが、今日はすごく勉強になりました。
頑張るから結果が出るんじゃなくて、素直だから結果が出る。
これはすごい言葉ですね。
これは濱森さんが考えた言葉ですよね?
濱森さん:そうですね。
素直になった人の順番から結果が出るなと、ふっと思った時があって、統計を取ってみると、やはり間違いありませんでした。
過去を手放した人から答えが出る。
久家:発明までしている人は、過去の栄光はなかなか手放せないですよね。
有名な会社でデザインの企画をして、私たちから見ると、ある意味天才です。
濱森さん:僕らの年代は、高度成長を体験して、バブルの崩壊を見てきました。
やはりいろんな方がいて、「うまくいってる人」と「うまくいってない人」のパターンがあるのですよ。
「過去を握りしめてる人」は、結構会社をつぶしてる人が多いと思います。
それは時代のせいなので、仕方ないですね。
バブルが崩壊して業績が悪化して、その中で自分の財産を手放してでも、次のことにチャレンジしていくことが大切なのだと思います。
ベンツに乗っていた社長がトラックに乗り換えてでも、「自分が一番に働くのだ!」という方は元に戻っていくのですが、自分のプライドのためにベンツに乗り続ける人は結局ダメになってしまうんですよ。
だから、プライドと見栄を勘違いされているところがあるんです。
過去にしがみつくと見栄になってしまう。
自信は大切だけど、その自信をもとに自分というものを信じて、素直になって新しいことを取り入れて挑戦することがすごく大切なんじゃないかなと思います。
久家:すごく勉強になります。
ものすごく、「そうだな、そうだな」と思います。
いろんな事例を思い出します。
濱森さんから見て、『Zoom集客®の学校』や最上位コース『フェニックス』は、どんな人におすすめですか?
「夢を持っている人」というのが、一番だと思います。
あと僕が『フェニックス』に入って、すごく楽しいなと思うのが、1級の方ばかりが揃っているからなのです。
何の「1級」かと言いますと、今話していたこととつながるのですが、僕は自分の中で、
「あの社長ダメだよね」とか、
「代々そうやって経営してきてるから、うちはこうなんだよ」
などと言って、勘違いしている社長さんがいると「社長検定」をしていたのです。
「社長検定」って世の中にないじゃないですか。
社長検定1級・2級・3級があったとしたら、
「あいつは5級だ」とか、
「せめて2級以上は行かないと経営者としてダメだ」とか、
僕はそれを、自分基準ではない客観的な基準でちゃんと級をつけて、1級を目指そうとビジネスをやってきたような気がするのです。
でも、本当に『Zoom集客の学校』の最上位コースである『フェニックス』にいらっしゃる方って、1級の方ばかりが揃っているので、心地よくて、心地よくて。
久家:楽しいですものね。
濱森さん:楽しいですよ。
本当に1級の方々は、人に感謝の気持ちを忘れないし、控えめな部分、謙虚な部分を持ちながら、でもご自身でしっかりと自信を持ってらっしゃるし、そのような場に一緒に居られることがすごく楽しいです。
本当に、社長として1級の方々が集う『フェニックス』に入れていただいたことに感謝しています。
久家:濱森さんは、コロナで仕事がほとんどなくなってしまい、すごくきつい時期があったと思うのです。
その中で、自分の成長にさらに投資し続けていたことが、すごいなあと思います。
「過去の栄光」じゃないですが、「プライドと見栄をはきちがえてしまうと危ないですよ」という言葉を今日濱森さんから頂いたと思うんですが、
多くの人は、
- 過去は良かったけど、挑戦するにはもう年を取りすぎてるんじゃないか
- ここから自分の成長に投資するのは難しい
と思っているのではないでしょうか。
オンラインで仕事をしたいと思っていても迷っている人に、どのようなアドバイスがありますか?
まず、自分を肯定してあげて、褒めてあげて欲しいとすごく思います。
子供のころを振り返ると、みんな頑張って答えを出した事ってあると思うんですね。
例えば、小学校の時に水泳で僕は1級だったよとか、そろばんを習っていて2級までいったよとか。
過去を振り返ると、頑張った経験が絶対にあるので、そこを思い出していただいて、その自分をまず褒めてあげることがスタートなんじゃないかなと思います。
おそらく一歩踏み出せない方というのは、今の自分にちょっと自信をなくしてしまっているのかなと思います。
だからまず自分を褒める。
自分が自分を褒めてあげないと、誰が自分を褒めてくれるんですか?と。
自分を褒められない人は、人を褒められないと思うのです。
自分を褒められない人が人を褒めるって、嘘っぽくなってしまうのですよ。
なので、まず「自分でもできるんだ」という「自信を取り戻した自分」があると、そこがスタート位置になります。
そうすると「絶対できるな」と感じることができます。
だから、「今あること」と「自分が描いてる目標」を、もっと明確にしてもらいたいなと思います。
例えば、僕は京都在住ですが、明日の朝10時に東京の六本木ヒルズの森ビルの前に集合と決まったら、何時に家を出て、とか逆算するじゃないですか。
でも、新幹線に乗ることばかりに一生懸命になってしまうので、間違えて博多に行ってたりする方が結構多い。
だからゴールへの向かい方もしっかりと自分の中で明確化していくと、見えてくると思うんです。
久家:ゴールからちゃんと逆算するということですね。
六本木に到着することから逆算すると、反対方向に乗ることは多分なくなってくる。
作業ばかりに集中すると、方向を間違えてしまうこともあるし、無駄な時間が多いってことですね。
濱森さん:どの線に乗っていけばいいのかとか、あらかじめ計画を立てられるじゃないですか。
お金の奴隷にならないビジネスをするために必要なマインド
久家:今のお話、普段気づいてないことばかりです。
私は全ての成功は、やはりアイデアから始まると思っています。
子供の頃の夢を小学校の卒業文集で書きますよね。
私が書いた夢は「発明家」だったので、本物の発明家である濱森さんを尊敬します。
しかも、それで収入を得てるのはすごいなと思っているんです。
ワンちゃんが汚れた足で散歩から返ってきて家に入る時、汚れを取ってあげるグッズは濱森さんの発明品です。
濱森さんが発明して特許を取って、それで多くのワンちゃんを飼っている飼い主さんは喜んでいます。
発明や発想も、はじまりは自分を褒めて肯定する、自分の過去を思い出して、良かったところから入っていくことなんですね。
自己投資できない人や、「お金のメンタルブロックがあるから、、、」と言う人に、「ではあなたは、どんなことにお金を使えるんですか?」と聞くと、「誰かのためだったら使えます」なんて答えるのですよね。
家族のためとか。
何であなたは自分のためにお金を使えないんですか?と私は思います。
親からお金は大切なものだからと言われて育ったとか。
もちろんお金は大切だけど、それを使うあなたの方が大切ですよね。
お金を優先順位の先にしてしまったら、お金の奴隷になってしまいますよね。
お金を使える側になるには、やはり自分のことを愛して大切にすることが必要です。
毎日を楽しむとか、自分のためにちょっとお洋服を買おうかとか、自分のために旅行に行こうかとか。
「自分を大切にしている自分」を受け止めることができたら、自分の成長や自分の将来の夢のために投資しようとか、オンラインで新しい仕事をしようとか、希望に対して投資できるようになる。
「大切に思える自分」に対してなら、自己投資ができるという事ですか?
濱森さん:そうですね。
もともと僕は開発の仕事では大手企業さんの商品開発をしてきたので特許には馴染みがありましたが、決してそのワンちゃんグッズが特許を出してすぐに売れたわけではないんですよ。
出してから人気が出るまでに6年ぐらいかかっています。
実際に中国で金型を70万円かけて、試作品をいくつか作って歩いて回りましたが、誰も相手してくれませんでした。
そんなものは今までなかったから売れるかどうかわからない、興味ないと。
悩みましたが、その間に特許が取れましたという通知が来たので、そこでもう1回挑戦してみようとまた試作品を作るわけです
その時に大手企業さんが、うちが売る手伝いをしますよって言ってくれたんです。
でもそこの会社でも1年間売れなかったのです。
結局クラウドファンディングでみんなに広く認知してもらおうとはじめたところ、スカパーの番組がそれを見て、紹介してくれました。
それでもいまいちパッとしなかったのですが、その後僕がテレビ東京のワールドビジネスサテライトにこんな商品ありますとハガキを出したらすぐ連絡が来ました。
そこでテレビで出していただいたところ、ヒットしたのです。
次にNHKが人気商品ですねということで取材に来ていただきました。
なんでサッパリうまくいかなかったところから、うまくいったのかなという理由を考えると、僕がその時に思ったのが、まず人に感謝と、自分に感謝したのです。
成功を見せてくれた周りの人たちにすごく感謝したし、成果をだすまでやり続けた自分を褒めてあげようってすごく思えたのです。
うまくいかないことでも信念を持って、本当に目標を持ってやり続ければ成功するという事例を作っていただいた諸先輩方と、それをちゃんと真似して「自分を信じられた自分」を褒めてあげたいと強く思ったんですね。
なので、「自分を信じる」
そこがやはり大切だと僕は思います。
自分が自分を信じてあげないと、誰があなたを信じてくれるんですか、というところです。
自分を信じれば、失敗を人の責任にしたりという言い訳も減ります。
まず自分を信じて自分を褒めて、笑顔で、もう成功した時の自分の気持ちで「次は何をやったらいいんだろう?」と考えてみれば、やるべきことが見えてくる。
あとはもう、それをやるだけです。
ビジネスがうまくいかない時こそ、潜在意識の力を使う
久家:すごく勉強になりました。
今日ずっと繰り返しおっしゃっていたのは、テクニックとかノウハウだけで成功してるわけではなくて、それよりも
- 自分のことを信じて、
- 自分を大切にしてやり続けて、
- 結果が出るまでやり遂げるまで改善を重ねる
それが大切ということですね。
ゴールから逆算して、本当に売れるまでやり続けたからこそ、
発明がヒットして人気商品になりましたし、仕事がなくなった後に自己投資して『Zoom集客®の学校』で学んで2000万円の売り上げが上がっている。
もちろん、うまくいく時ばかりでなくて、うまくいかないこともあるじゃないですか。
ビジネスがうまくいかない時、どう対処していますか?
濱森さん:うまくいかないことの方が多いと思います。
でも、最近はうまくいかない時も楽しんでいます。
「ほら、またまたこんな問題が来たぞ」という、絶対に乗り越えられるのは分かっているんだけど、そのプロセスが楽しいなという感じで。
「また成長してしまうよ」という感じですね。
僕は自分自身でテーマを持って、ビジネスをやってきたんです。
『Zoom集客®の学校』に入る少し前は、すごく自分が嫌でした。
1年前の自分と比べた時に、「1年前の自分はダサいな」と思えるような自分でいたいなといつも思っていたのです。
そのマインドでやっていくと、うまくいってて調子に乗ってしまいそうな時に、「1年後の自分」の目で見たら、「あのレベルであんな偉そうなことを言っちゃって、まあ情けない、ダサい」と感じる自分があるので、あまり調子にならないようにしようと思えるようになります。
だから人に偉そうな態度を取ったり絶対やめようと思っています。
その謙虚な気持ちを持つというのは、すごく大事で、誰でもできることだと思います。
だから、自分にできるか不安という人には、本当にやれば絶対にできるし、『Zoom集客®の学校』で教わることはたくさんあるし、手厚いサポートもあるし、独りぼっちではないので、安心して、自分を信じてビジネスを進めたらいいんじゃないかなと思います。
久家:濱森さん、本当にありがとうございました。
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