今回のゲストは、【1級建築士・建築設計士】の岡部早苗さんです。
ご主人を事故で亡くされ、「なぜ自分が生きているんだろう」と思う時期が長くありました。
自暴自棄だった時代に「なんとかなっていた」のは、周りの仲間のさりげない支えのお陰でした。
コロナ禍で、周りの仲間も自分のことで精一杯になって自然と離れていってしまう中、それまでのさりげない支えが無くなり、すごく突き放された気持ちにもなりました。
そして初めて、周りに生かされている自分に気づき、「独り立ち」を心に誓いました。
でも、ロシアのウクライナ侵攻がもたらした世界経済の歪み。
資材高騰で建築件数が半減し、公共工事も激減。
崖っぷちのところで、『Zoom集客®︎の学校』に入校。
ビジネスで成功する考え方を学ぶ『ビジネスメンタルの学校』もダブル受講して、心にも変化が起きました。
やっと気づいた周りへの感謝の気持ちと、「お客様ファースト」を大切にする建築士としての哲学。
ぜひ、続きをご覧ください。
【1級建築士・建築設計士】岡部早苗さん ※個人差があります。効果を保証するものではありません。
夫の死、自暴自棄、戦争…『Zoom集客®︎の学校』で建て直した建築士人生
今どんなお仕事をされてますか?
早苗さん: 一級建築士として設計事務所をやっております。
久家:『Zoom集客®の学校』に入る前はどんなことで、早苗さんは一番悩んでらっしゃったのですか?
早苗さん: そうですね。
コロナの影響もありますけれども、ウクライナ侵攻等、戦争のせいで 建材が爆上がりをし、建築コストがすごく上がってしまったものですから、家を新築する数が減ってしまったんです。
そして、行政が公共工事の受注件数を減らしました。
コロナの補助金を支給する必要があるためです。
そのため、私たちが関わる公共工事も毎年、毎年、減ってしまい、売上もどんどん減っていき、困っていました。
久家: そうだったんですね、分かりました。
収入や売上が減る中で、どんな気持ちを抱いていたのですか?
早苗さん: そうですね。
私は割と呑気な方なんですけれども、とは言ってもやはり、あまりにも収入が減ってしまって心配でした。
ここまで仕事と収入が減ってしまったままなら、子どもたちにものすごく迷惑をかけることになってしまうんじゃないかと。
久家: わかりました。なるほど、そうなんですね。
『Zoom集客®の学校』に入って、合計で売上はいくら上がってますか?
早苗さん:合計すると49万円ぐらいになると思います。
久家:おめでとうございます。素晴らしいですね。
それは、早苗さんが本当によく頑張られた結果だと思いますよ。
『Zoom集客®の学校』に入って、一番良かったことは、どんなことでしょうか?
早苗さん: そうですね。
「自分と向き合うことができた」というところですね。
『潜在意識のトレーニング』を受けたりして、それが一番良かった、大きなことだと思います。
久家: そうなんですね。
自分自身と向き合うことで、どんな気づきがあったんでしょうか?
早苗さん: そうですね。
13年前に夫が事故で亡くなりました。
その時に、夫の母から「なんであなたが生き残っているの?」って言われました。
私と姑は、別に仲が悪い関係ではありませんし、そのことについて、私は腹が立たなかったんですね。
逆に、「そうだよね。」って、「私が生きている方がおかしいんだよね。」って思ってしまったんですね。
それからというの、ものすごく自暴自棄になってしまいました。
健康に対してもそうだし、 一生懸命前を向いて生きていこうという気を一切失ってしまったのです。
ただ、多分それを周りの人たちは見ていて、気づいていたらしくて、「こいつは、放っておいたら、やばいぞ!」って思っていたようです。
だから、お仕事を回してくださったり、旅行に誘ってくださったりして、一生懸命気遣ってくださったんです。
けれどもコロナになって、みなさんはそれどころではなくなってしまった。
それで気づいたんですね。
「そうか、実は、私はみんなに頼ってたんだな。」
「みんなに支えられて、なんとかなっていたんだな。」と。
それで、なんだか放り出された気持ちになったと言いましょうか。
すごくショックで、落ち込んでしまいましたね。
久家:そうだったんですね。
そんな中で、辛かったと思うのですが、「自分の中のもう一人の自分と向き合う」ということをされたのですね。
『潜在意識トレーニング』に出会って、どんな気づきがあったんでしょうか。
早苗さん: やはり、私がいかに周りの人たちに支えられていたか、ということに気づいたというところでしょうかね。
そこで、この年になって変な話ですけれども、「それだったら、もっと一人で、ちゃんと自分の足で立たなきゃ!」っていう風に思いました。
久家: そうだったんですね、素晴らしいですね。
私は、早苗さんが一級建築士を目指した理由についても読ませていただきました。
息子さんが「サッカー少年」で、勉強に興味を示さなかったため、勉強の大切さを見せる目的で、お母さん自らが勉強してるところを見せようと思ったそうですね。
元々、二級建築士を取っていて、そこで一級建築士を目指したということですよね。
早苗さん: はい、二級建築士は大学を出てすぐに取っていたのです。
長いこと、「一生、二級建築士でいいや。」と、ずっと思っていたんです。
実は、あまりにも勉強しない息子に、「勉強しろ!勉強しろ!」というのが嫌だったのです。
だから、私が頑張っている姿を見せるのが一番かなと思って、一生懸命勉強し始めました。
久家: 凄い、一級建築士を取っちゃったわけですよね。
しかも、自分で事務所も経営しながら。
早苗さん:はい。
久家:もともとがすごいなぁと思います。
ものすごく勉強されましたね。
なぜ『Zoom集客®の学校』に入ろうと思われたのですか?
久家:公共工事が減り、今まで受注していた仕事の数も減少してきたタイミングですよね。
『Zoom集客®の学校』は、自分で仕事を受注する方法をお伝えしているわけですが、なぜ興味を持ったのですか?
早苗さん:私は23年前に事務所を始めたのですが、そもそもその時に「これからはオンラインだな。」って、思ったんですね。
でも、当時は設計事務所でホームページを作っている人は、あまりいなかったんです。
だから、私がまず最初に着手したのがホームページ作りでした。
面白いきっかけがありました。
商工会議所が主催している起業塾みたいなところで知り合った方が、ベトナムで子ども服を作っている方だったんですよ。
そうしたら、その方からメールが届いたんです、「ハノイは今日も雨。」って。
その時に、「ハノイの人とこうやって、同時にお話ができる。」っていうことを感じて、これからは「”こういう時代”だよ!」って思ったんです。
そうやってオンラインでつながり始めたので、この『Zoom集客®の学校』について聞いた時にも、「これからは”これ”だ!」って思ったのです。
設計の仕事がどんどん減っていく中、オンラインで他の活路が見出せるんじゃないかなって、ちょっと思いました。
久家: そうだったんですね、すごいですね。
それで『Zoom集客®の学校』に入られたけれども、すぐに結果が出たわけではなかったんですよね。
たくさんの時間をかけて、ずっと続けてこられたことを、私はすごいと思います。
プロの綿密な設計計画 vs. お客様の柔軟なニーズ
久家:ご自身が一級建築士の資格を持たれ、また、長年多くの仕事の受注があった、そんな経営者さんであれば、普通は『Zoom集客®︎の学校』の理念は腹落ちしないと思うんです。
私たちの理念は、「相手が求めていることを理解して、それを相手が正当に手に入れられる人になる役に立つ。」というものです。
お客様の悩みを聞いて、その悩みを解決して、喜んでいただくということなのです。
一級建築士であれば、原則は真逆のことをやると思うんですよね。
つまり、普通は、「自分は設計のプロだから、ここはこうした方がいいよ。」ってアドバイスをする側だと思うんです。
それなのに、『Zoom集客®︎の学校』で、「お客さんの悩みを聞いてください。」って言われた訳ですよね。
それをどう思いましたか?
案外、初めからそれができたのですか?
それとも専門家だからこそ、難しいものがありましたか?
早苗さん: どちらかというと、私はその言葉を聞いたときに、なんというか、「パン!」と手を打ったというか、「いや、そうだよね!」っていうふうに思いました。
久家: 逆に? そうなんですね。
早苗さん: なので、読んでいただいたものにちょっと書いたんです。
設計をするときのコツはそこにあるんです。
久家:そうなんですか?
早苗さん:はい。
私たちの業界用語に、マイナスのイメージの「御用聞き設計師」というものがあります。
お客さんが「こういう間取りの、こういうお家を建てたいです。」って言った時に、「はい、わかりました。」って、希望をそのまま図面にする設計士のことです。
でも、私は、
- 「どうしてそんなお家にしたいんですか?」
- 「そこでどんな暮らしがしたいんですか?」
- 「何がしたいんですか?」
- 「何人家族ですか?」
- 「5年後はどうしたいんですか?」
- 「10年後はどうしたいんですか?」
って、御用聞き設計士になって、お聞きしていくんですね。
久家先生が教えてくださっていることと同じでしょ?
私、久家先生の教えにすごく感動したんです!
久家:そうだったんですね。
凄いですね。
私の方が、なんだか震えるくらい感動しています。
そんな人に、家を設計してもらったら嬉しいですよね。
目先のことじゃなくて、環境とか家族とか、10年先、20年先、30年先の将来とか、考えて建てた家は素晴らしいですね。
プロの人って凄いですね、めちゃくちゃ感動しています。
早苗さんは、そうやって、アドバイスをして設計されるんですね。
早苗さん:はい。
久家:わかりました。
オンラインが建築家と住む人を繋ぐ!
久家: 早苗さんはオンラインで、ご自宅で仕事をされていながら、海外とも繋がっていて、「ハノイは今日も雨。」みたいなメールが、ベトナムから届くということなんですね。
現在、早苗さんのお客様や仕事のお仲間も、同じ地域の人ではなく、離れたところに住んでいる方なのですか?
早苗さん:そうですね。
オンラインで実際に仕事ができるようになって、良かったことはなんでしょうか?
早苗さん: すごく目先が広がったと言えると思います。
どうしても建築となると、
- その場に行かなきゃいけない
- 現場を見なきゃわからない
- だから、オンラインではできない
という懸念が、やっぱりどこかにあったんです。
けれども、 『Zoom集客®︎の学校』の理念のお陰で、「これだったらいけるかも!」っていう風に、思えることがありました。
実際に、お客様とお会いして「ここのサッシの具合が悪い。」とか言われた時に、そこを見せてくださいとお話しすると、「これがこうですよ。」っていう風に、具体的にビジュアルで伝えてもらえたんです。
久家: ということは、オンライン(Zoom等)で、スマホなどを使って映してもらって、それを見た時に「こうしたらいいんですよ。」って伝えたら、それで問題点を改善できるっていう感じなんですか?
早苗さん:はい。
久家:ものすごいことですね!
早苗さんは一級建築士として、色々なお客様の悩みを聞いてこられましたよね。
その中にはもちろん、びっくりするようなことがあると思うのですが、プロから見たら、 建築に関してどんなことで悩んでる人が多いんですか?
早苗さん: 実際のところ、あまり数をこなしてはないので、良くはわかりません。
けれども、やはりお話しするのは都会の方が多いせいか、マンションの間取りについて悩まれている方が多いというのが印象です。
久家: そうなんですね。
マンションの間取り等についても、アドバイスされるんですか?
早苗さん:マンションリフォームもしてますので、そうですね。
久家:マンションのリフォームについて興味があっても、なかなか、「どこで誰が関わっているか」、「何をどう聞いたら良いか」は、分からないことが多いと思うんです。
例えば、リフォームにしても、「2部屋を1部屋にしたい」とか、逆に「1部屋を2部屋にしたい」とか、ね。
「どれくらいのお金かかるか」とか、「どこに頼んだらいいか」とか、みんな怖くて聞けないですよね。
だから、「誰に、何を聞く」ということでの、アドバイスを聞きたい人は、いるんじゃないですかね。
早苗さん: そうですね。
そうだといいなって思っています。
久家: すごいな、わかりました。
『Zoom集客®︎の学校』に入っていなかったら、どんなことに恐れや不安があったと思いますか?
早苗さん: そうですね。
もう、ギリギリのところで『Zoom集客®︎の学校』に入校させていただいているので、もし入っていなかったら、多分もう廃業して、 子どもたちに迷惑かけて、大変なことになっていたと思います。
久家: ああ、よかったです!
もちろん、これからのこともあると思うので、全力でサポートさせていただきます。
ぜひぜひ、いろいろご相談いただければと思っています。
オンラインで伝わる家と家主への溢れる思い!
久家:早苗さんの場合、オンラインで、自宅でお仕事ができることに加え、一級建築士という鉄板の資格を持っています。
また、本当に愛に溢れていて、相手の求めているゴールとかビジョン、未来志向からのアドバイスを、逆算式に考えて設計されていると思うんです。
オンラインでの働き方は、どういう人にお勧めですか?
早苗さん: そうですね。
- なかなか外に出歩けない方
- 足腰が悪かったりで、出歩けない方
- 一人ぼっちだということで、殻にこもってしまっているような方
に、ぜひお勧めしたいですね。
久家: 実際、早苗さんもお子さんを育てながら、いろんな経験をされてきていますよね。
そして、いろんな人たちに出会っていると思います。
例えば、
- 今からオンラインでも自分にできるだろうかと思う方
- AIとかオンラインとか、本当にこれからやれるだろうかと思う方
- 将来が不安な方
- お金の心配がある方
いろいろ思いながら、「でもどうしよう?」と思っている人もいると思うんですよね。
そういう方に向けて、私たちの『Zoom集客®︎の学校』とか、オンラインで新しい働き方学ぶことなどについて、どんなアドバイスがありますか。
早苗さん: そうですね、やっぱり「人間は死ぬまで勉強」だと思うんですよね。
だから、ずっと学び続けなければいけないと思います。
でも、どうせ学ぶのなら楽しい方がいいですね。
『Zoom集客®︎の学校』は楽しい仲間がいっぱいいるところだと思うので、ぜひお勧めしたいです。
久家: 早苗さん、今日は本当にありがとうございます。
早苗さん:はい。