シカゴ大学ロースクールでの留学、ニューヨークやロンドンでの実務経験を経て、グローバルに活躍する国際弁護士の原口薫さん。
その豊富な経験と知見を多くの人々と共有したいという思いから、AIを活用した電子書籍出版に挑戦することを決意しました。
今回は、海外での貴重な経験や文化の違いについての気づき、そしてAIを活用した新しい情報発信など、原口さんの新たな挑戦の軌跡をご紹介します。
世代を超えた協力体制のもと、どのようにして電子書籍出版を実現し、さらなる可能性を見出したのか、詳しくお話を伺いました。
国際弁護士・原口薫さん ※個人差があります。効果を保証するものではありません。
国際舞台で活躍する弁護士がAIで電子書籍出版に挑戦
現在どんなお仕事をされていますか?
原口さん:国際弁護士をしています。
久家:AI活用の電子書籍執筆に取り組まれる前は、どのような課題がありましたか?
原口さん:『Zoom集客®の学校』で新しいマーケティング手法を学びましたが、広告展開がうまくいかずに悩んでいました。
そんな中、久家先生の電子書籍の広告を見て、私の経験や知見を伝えるには電子書籍が最適かもしれないとひらめいたのです。
久家:アマゾンで本を出版されたと伺いましたが、先生は日本だけでなく、ニューヨーク州やモンゴルでも弁護士資格をお持ちなんですよね。
これはすごいことだと思います。
海外での経験についてお聞かせいただけますか?
原口さん:シカゴ大学ロースクールで学び、その後ニューヨーク州の弁護士資格を取得しました。
そして、ワシントン、ニューヨーク、ロンドンの法律事務所で計5年ほど働き、英語圏での経験を積みました。
久家:そういったグローバルに活躍されてきた経験が、今回の電子書籍にも活かされているのですね。
グローバルに活躍する法律家が世界各国で経験したこと
グローバルにビジネスをしていてどんなことを感じますか?
原口さん:色々な国でビジネスをしてみたいと思っていましたが、実際に経験してみると思った以上に面白かったですね。
日本は安全で暮らしやすい国です。
ただ、外国では全く異なる経験ができました。
例えば、日本では「出る杭は打たれる」といわれるように同調圧力が強いのですが、アメリカは真逆でした。
何も言わなければ完全に無視される。
むしろ、立ち上がって自己主張することが求められるのです。
久家:そうなんですね、真逆なのですね。
原口さん:さらに面白いことに、同じ英語圏でもイギリスは全く違いました。
アメリカで身につけた積極的な自己主張をイギリスでしたら、かえって嫌がられてしまう。
朝のあいさつ一つとっても、アメリカのように「Fantastic!」と大げさに言うと、イギリス人は顔をしかめるんです。
久家:そんなに文化が違うのですね。
原口さん:実は法律の世界でも、アメリカとイギリスは異なる影響力を持っています。
アメリカは経済的・軍事的な力で法律の標準化を進めていますが、その前の100年はイギリスの法律が世界をリードしていました。
インド、シンガポール、オーストラリア、カナダなど、多くの国がイギリスの法律制度をベースにしているのです。
久家:そういう背景があったのですね。
先生のお話を聞いていて、法律の英語を学ぶのは日常会話とは違い、さぞ大変だったろうと思います。
AIを活用した電子書籍の出版という新たな挑戦
本の執筆にChatGPTを活用してよかったことは何ですか?
原口さん:ChatGPTは以前から知っていましたが、電子書籍執筆にこれほど活用できるとは思っていませんでした。
例えば、「あなたはKindleの電子書籍出版のプロです」と設定して、私の35年の弁護士経験を踏まえたテーマについて相談すると、様々な提案をしてくれます。
久家:ChatGPTとの対話を通じて本を作っていくプロセスは楽しかったですか?
原口さん:はい、本当に楽しかったです。
テーマを100点満点で評価してもらい、より良くするためのアドバイスをもらうなど、短時間で質の高い内容が作れることに驚きました。
今では人生の楽しみの一つになっています。
表紙のデザインも自分で作られたのですか?
原口さん:最初は自分で挑戦しましたが上手くいかず、今はインスタグラムに詳しい学生さんと協力して作っています。
二人でアイデアを出し合いながら、新しい形の電子書籍作りを楽しんでいます。
久家:AIの使い方を学ぶだけでなく、さらに発展させて活用されているのですね。
素晴らしいです。
原口さん:『Zoom集客®の学校』の講座で学んだフォーマットを基本に、必要に応じて周りの方の助けも借りながら進めています。
また、英語の方が自然な文章を生成できるため、英語版の執筆も視野に入れています。
英語で出版するのは難しくないですか?
原口さん:実はChatGPTは英語の方が強いのです。
おそらく英語の情報量が圧倒的に多いためだと思います。
久家:ということは、英語圏の読者向けの本を書くのも、かなりやりやすくなりそうですね。
原口さん:そうですね。
日本語の読者は1億数千万人ですが、英語圏は8億人ほどいます。
私の場合、日本在住の外国人に向けて、日本の文化や法律について英語でアドバイスできるという強みがあるので、ChatGPTを使って質の高い英語で発信できるのは大きな可能性を感じます。
久家:世界中の人々にお役立ちできる仕組みを作っていくのですね。
素晴らしいです。
原口さん:ただし、コミュニケーションツールは国によって異なります。
日本ではLINEが9割ですが、韓国ではKakaoTalk、欧州ではWhatsAppが主流です。
今後はそれぞれの地域に合わせたアプローチも考えていく必要があります。
シニア世代の新しい可能性を拓くAI活用と電子書籍出版
もしAIについて学んでいなかったらどんな問題があったと思いますか?
原口さん:一番大変なのは調査に莫大な時間がかかることですね。
本を書いていく作業自体も、1年や2年はかかっていたと思います。
久家:確かに、表紙のデザインやタイトルの決定なども、一人では判断が難しいですよね。
でもAIなら数秒で案を出してくれる。
原口さん:『Zoom集客®の学校』で教えていただいた方法なら、かなりの時間短縮になりますね。
久家:84歳で四国在住のアッキーさんという方がいるのですが、その方は1年で117冊出版し、その印税収入で世界一周旅行を計画されています。これもAIがなければ考えられなかったことですよね。
充実のサポート体制と高い学習意欲が交わる『Zoom集客®の学校』
『Zoom集客®の学校』はどんな方におすすめですか?
原口さん:基本的には万人向けだと思いますが、特に経験豊富な方で、その経験を若い世代と共有したいと思っている人に適していると思います。
比較的短時間で簡単に本を書けるようになりますからね。
ただし、パソコンが苦手な方への配慮も必要です。
私たちの世代は仕事を始めた時にはパソコンもなかったので、電子書籍作成でつまずくこともあります。
私の場合、事務所のミレニアル世代のスタッフや学生アルバイトに助けてもらっています。
完全に一人でやっている方は別の方法が必要かもしれませんが、通常は周りに息子さんや娘さん、お孫さんがいらっしゃると思います。
そういった方々に少し手伝ってもらいながら進めていくのがいいかもしれません。
若い世代は生まれた時からデジタル機器に触れているので、AIを直感的に使いこなせます。
『Zoom集客®の学校』の素晴らしい点は、講師陣やバックオフィスの方々が熱心にサポートしてくださることに加え、受講生の皆さんの意識も高く互いに刺激し合える環境があることです。
そういった意味でも、『Zoom集客®の学校』で学ぶ価値は大きいと感じています。
まとめ
原口さんの事例は、豊富な経験を持つシニア世代がAIという新しいツールを活用することで、さらなる可能性を広げられることを示しています。
世代を超えた協力関係を築き、それぞれの強みを活かすことで、パソコンスキルなどの課題も乗り越えられます。
また、英語圏への展開も視野に入れた積極的な姿勢は、グローバル時代における情報発信の新しいモデルとなるでしょう。
『Zoom集客®の学校』は、こうした挑戦を支える充実したサポート体制と、受講生同士の学び合いの環境を提供することで、シニア世代の新たな可能性を拓いています。